LED照明に切り替えると、これまで使用していた照明機器や部品が不要になることが多くあります。その中で特に気になるのが、グローランプ(蛍光灯の安定器)です。引っ越しを機にグローランプの予備が出てきたという方も多いのではないでしょうか? この記事では、LED照明を使用する際にグローランプが必要ない理由と、不要なグローランプの取り扱い方法について解説します。
LED照明とグローランプの関係
LED照明は、従来の蛍光灯に比べてエネルギー効率が良く、寿命も長いという特長があります。しかし、蛍光灯とLEDでは、点灯の仕組みが異なります。蛍光灯は点灯するためにグローランプ(安定器)が必要ですが、LED照明にはその役割を担う部品は不要です。
グローランプが不要な理由
LED照明は、点灯の際に電圧や電流を調整するための回路が内蔵されています。このため、従来の蛍光灯のように外部の安定器(グローランプ)を使う必要がありません。LEDは直流電源を使用するため、安定器がないと点灯しませんが、LED照明はこの仕組みがすでに内部に組み込まれているため、グローランプが不要です。
不要なグローランプの処理方法
不要になったグローランプをそのまま捨ててしまうのはNGです。グローランプには水銀が含まれており、適切に処理しないと環境に悪影響を与える可能性があります。多くの自治体では、グローランプの回収を行っている場所がありますので、そういった施設を利用して処分しましょう。
LED照明の導入後の注意点
LED照明を導入する際には、既存の蛍光灯の器具と交換することになりますが、器具によってはそのままLEDランプを取り付けられるものもあれば、ランプの交換だけでなく器具ごと交換する必要がある場合もあります。また、LEDランプにはさまざまな種類がありますので、どのタイプが自分の生活環境に合うのか、しっかりと確認することが大切です。
まとめ
LED照明に切り替えることで、省エネや長寿命といったメリットを享受できますが、グローランプが不要となる点も大きなポイントです。不要なグローランプは正しく処分し、LED照明を使う環境を整えることが大切です。照明の変更に伴っての器具やランプの選び方にも注意し、快適な生活空間を作りましょう。
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