A4用紙2枚で八つ切りサイズに印刷する方法とポイント

プリンター

学校の課題や展示用資料などで「八つ切りサイズ」に印刷したい場面は意外と多くあります。しかし八つ切り用紙をそのままプリンターに通すのは難しいため、A4用紙2枚に分割して印刷し、貼り合わせて八つ切りサイズにする方法がよく使われます。この記事では、その具体的なやり方をわかりやすく解説します。

八つ切りサイズとは?

八つ切り(やつぎり)は、図工や掲示物などでよく利用される紙の規格です。サイズは 271mm × 392mm で、A4(210mm × 297mm)よりも大きいため、1枚のA4には収まりません。

そこで、A4を2枚使って分割印刷し、貼り合わせることで八つ切りに近い大きさを再現できます。

分割印刷の基本手順

多くのプリンタードライバーやソフトには「ポスター印刷」や「分割印刷」の機能があります。これを利用するのが最も簡単です。

  • 印刷設定画面で「ページ設定」や「レイアウト」を開く
  • 「ポスター印刷」または「拡大印刷」を選択
  • A4×2枚(2×1分割)に設定
  • 余白やトリミングを指定して印刷

印刷後に2枚を貼り合わせると、八つ切りに近いサイズになります。

Adobe Acrobat Readerを使う方法

PDFファイルを印刷する場合、無料のAdobe Acrobat Readerを使えば簡単に分割印刷が可能です。

【手順】
① 印刷画面を開く
② 「ページサイズ処理」から「ポスター」を選択
③ 「倍率」を調整してA4×2枚に分割
④ 印刷して貼り合わせる

この方法なら画像や文書の拡大印刷もきれいに仕上がります。

Microsoft WordやPowerPointを使う方法

Officeソフトでも同様の方法が可能です。Wordなら「ページレイアウト」で用紙サイズを大きく設定し、印刷時に「分割」を指定することで対応できます。

PowerPointならスライドサイズを八つ切りに近い比率に設定してから「ポスター印刷」で分割すると見栄え良く仕上がります。

印刷後の貼り合わせのコツ

分割印刷した用紙を貼り合わせるときは、少し重なる部分を残して印刷すると仕上がりがきれいになります。ハサミやカッターで片側をカットし、のりやテープで合わせるのが一般的です。

さらに、両面テープを使うと紙がよれにくく美しく仕上がります。

まとめ

A4用紙2枚で八つ切りサイズを実現するには、「ポスター印刷」や「分割印刷」の機能を使うのが最も簡単です。Adobe Acrobatやプリンタードライバーの設定を活用すれば誰でも手軽に実現できます。印刷後は丁寧に貼り合わせ、掲示や提出に使えるように仕上げましょう。

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