PCのHDDからSSDにクローンを作成して換装を考えている場合、外付けSSDから起動できるかどうか、または換装作業が必要かという点が気になるところです。この記事では、クローン後のSSD換装と外付けSSD起動に関する疑問を解決し、正しい手順を解説します。
クローン作成後に外付けSSDから起動することは可能か?
クローンを作成し、外付けSSDからPCを起動しようとする場合、USBケーブルで接続するだけでは起動できません。外付けSSDは基本的にストレージデバイスとして使用されるものであり、システムドライブとして認識されないことが多いです。
PCが起動するためには、OSがインストールされているドライブが内部ストレージとして認識される必要があります。つまり、外付けSSDから直接PCを起動するためには、USBブートに対応した設定を行う必要がありますが、通常の外付けSSDでは難しいです。
HDDからSSDに換装する必要がある理由
クローン作成後、SSDに換装する必要がある理由は、内部ストレージとして使用するためです。PCのシステム起動ドライブとしては、HDDをSSDに置き換えることで、データの読み書き速度が大幅に向上します。これにより、PC全体のパフォーマンスが向上し、特にOSの起動速度やアプリケーションの読み込みが早くなります。
換装作業は手間がかかりますが、PCを快適に使用するためには重要な作業です。換装後は、外付けHDDをデータのバックアップやストレージの追加として利用することができます。
換装作業の手順
1. まず、HDDからSSDへのクローン作成を行います。専用のソフトウェア(例えば、EaseUS Todo BackupやAcronis True Image)を使用して、HDDの内容をSSDにコピーします。
2. クローンが完了したら、PCをシャットダウンし、ケースを開けます。元のHDDを取り外し、新しいSSDを取り付けます。
3. SSDを取り付けた後、PCを起動し、BIOSまたはUEFI設定に進んで、ブートドライブをSSDに変更します。
4. 設定が完了したら、PCを再起動して、SSDから正常に起動するか確認します。
まとめ:外付けSSDからの起動は難しく、HDDからSSDへの換装が必須
クローン作成後、外付けSSDからPCを起動することは難しく、システムドライブとして使用するためにはHDDからSSDへの換装が必要です。換装作業は手間がかかりますが、PCのパフォーマンスを大きく向上させるため、確実に行っておきましょう。


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