M2 SSDへの換装方法|クローンソフト不要でシステム修復ディスクを使う方法

周辺機器

M2 SSDの容量アップを検討している方で、クローンソフトを使わずにシステム修復ディスクを使って新しいSSDにデータを回復させる方法を紹介します。クローンソフトなしでも、システム修復ディスクを作成すれば、問題なくSSDを換装することができます。

システム修復ディスクとクローンソフトの違い

システム修復ディスクとクローンソフトは、それぞれ異なる役割を持っています。クローンソフトは、既存のHDDやSSDの内容を丸ごと新しいドライブにコピーするツールで、元のデータをそのまま移行します。一方、システム修復ディスクは、Windowsの修復ツールを利用して、システムの修復や復元を行うためのメディアです。

クローンソフトを使わずにシステム修復ディスクを使うことで、クリーンインストールをせずに新しいSSDにデータを復元することが可能ですが、手順をきちんと守ることが重要です。

システム修復ディスクの作成方法

まず、システム修復ディスクを作成するためには、以下の手順を実行します。

  • 「スタート」メニューから「コントロールパネル」を開き、「バックアップと復元」を選択します。

  • 「システム修復ディスクの作成」をクリックし、指示に従って作成します。

  • 外部HDDやUSBメモリにシステム修復ディスクを保存します。

これで、システム修復ディスクが作成されました。このディスクを使って、新しいSSDにシステムを復元します。

新しいSSDへの換装と復元手順

新しいM2 SSDをパソコンに取り付けた後、システム修復ディスクを使ってOSを新しいSSDに復元します。手順は以下の通りです。

  • パソコンをシャットダウンし、新しいSSDを取り付けます。

  • パソコンを起動し、システム修復ディスクを挿入します。

  • PCを再起動し、「修復」オプションを選択します。

  • 「PCを修復する」オプションを選び、「イメージで回復」や「バックアップから復元」を選択して、新しいSSDにOSを復元します。

これで、SSD換装後に新しいSSDに元のシステムが復元され、OSを再インストールせずに済みます。

クローンソフトを使わなくても問題ない場合

システム修復ディスクを使う方法は、特に以下の条件に該当する場合に有効です。

  • システムが正常に動作しており、クリーンインストールを避けたい場合。

  • 新しいSSDの容量が古いHDDよりも大きい場合。

  • Windowsのバックアップ機能を使用していた場合。

この方法で問題なくOSが新しいSSDに復元できれば、クローンソフトを使用する必要はありません。しかし、システムの状態やバックアップの内容によっては、クローンソフトを使用した方がより確実にデータを移行できる場合もあります。

まとめ

M2 SSDの換装時に、クローンソフトを使わずにシステム修復ディスクを使う方法は十分に実行可能です。システム修復ディスクを作成し、新しいSSDに復元することで、クリーンインストールなしでシステムを移行できます。しかし、システムの状態やバックアップ方法によっては、クローンソフトを使った方が簡単で確実な場合もあるため、状況に応じた方法を選択しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました