QIDI TECH X-Smartは、家庭でも手軽に高精度3Dプリントを楽しめるモデルとして人気があります。しかし、付属のUSBメモリを紛失した場合や、別途購入したUSBメモリを使用する場合の手順について不安に感じる方も多いでしょう。ここでは、USBメモリ経由で.gcodeファイルを印刷する方法と注意点を解説します。
1. QIDI Printで作成した.gcodeファイルとは
.gcodeファイルは、3Dプリンタが動作するための指示書です。X-Smart専用スライサーソフトのQIDI Printを使用して3Dモデルをスライスすると、この.gcodeファイルが生成されます。
ファイルには印刷速度、温度、移動経路などの情報が含まれており、プリンタはこれを読み込むことで正確に造形します。
2. USBメモリの準備方法
USBメモリは特別なフォーマットである必要はありません。FAT32形式であればX-Smartが認識します。
市販のUSBメモリに.gcodeファイルをコピーする際は、フォルダ構造を単純にしておくと読み込みトラブルを避けられます。具体的には、USB直下に.gcodeファイルを置くことが推奨されます。
3. X-Smart本体での読み込み手順
USBメモリをX-Smart本体のUSBポートに差し込みます。メニューから「印刷開始」を選択し、USB内の.gcodeファイルを選ぶと印刷がスタートします。
複数のファイルがある場合は、プリンタの画面で選択できます。ファイル名に日本語や特殊文字が含まれる場合は、半角英数字にしておくとより安全です。
4. 注意点とトラブル対策
USBメモリを使用する場合でも、X-Smartのファームウェアが最新であることを確認してください。古いバージョンでは読み込みエラーが起こることがあります。
また、.gcodeファイルのみで印刷可能ですが、複雑なモデルの場合はサポート材や積層方向などを再確認することが重要です。QIDI Printで生成したファイルは、すでにプリンタの動作情報を含むため、追加設定は基本的に不要です。
5. 実際に印刷したユーザーの体験
実例として、USBメモリに.gcodeファイルを入れて印刷したユーザーは、特に問題なく出力できたと報告しています。Magic Mirrorケースや小物フィギュアなど、家庭用で一般的なサイズの造形では安定して印刷可能です。
また、コンビニなどで購入したUSBメモリでも、FAT32形式であれば特別な設定なしで認識されます。
まとめ
X-Smartでは、USBメモリに.gcodeファイルをコピーするだけで印刷可能です。ポイントは、USBのフォーマットとファイル構造、そして.gcodeの正しい生成です。これらを押さえておけば、付属USBがなくても安心して3Dプリントを楽しめます。


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