SONY製Blu-rayレコーダーとAVアンプを組み合わせて5.1ch環境を構築していると、「特定ソフトだけリアスピーカーが鳴らない」という現象に遭遇することがあります。
特に、録画ディスクでは正常に5.1ch再生できるのに、市販Blu-rayソフトだけリアchが出ない場合、機器故障ではなく設定や音声フォーマットの違いが原因になっているケースがあります。
この記事では、BDZ-EX3000とTA-DA9100ESの組み合わせで、国内正規Blu-rayソフト再生時にリアch音声が出ない場合に確認したいポイントをわかりやすく解説します。
録画ディスクで5.1ch再生できるなら基本接続は正常
まず重要なのは、BDZ-AX2000録画ディスクでは5.1ch再生できている点です。
これは、スピーカー接続や基本的なアンプ構成には大きな問題がない可能性を示しています。
| 再生ソース | リアch状況 |
|---|---|
| 録画ディスク | 正常 |
| 市販Blu-ray | リアch出ない |
つまり、「市販ソフト再生時の音声出力設定」が原因候補としてかなり強くなります。
まず確認したい「音声出力設定」
BDZ-EX3000では、HDMI音声出力設定によって出力形式が変わります。
特に「PCM出力」と「ビットストリーム出力」の違いが重要です。
PCM変換でch情報が変わる場合
設定によっては、Blu-ray側で内部変換され、リアch情報が正しく渡らないケースがあります。
特に古いAVアンプとの組み合わせでは、HDMI音声設定相性が発生することがあります。
| 設定 | 特徴 |
|---|---|
| PCM | レコーダー内部デコード |
| ビットストリーム | アンプ側デコード |
TA-DA9100ES側へ本来のDolby DigitalやDTS信号を送るため、ビットストリーム設定で改善するケースがあります。
Blu-rayソフト側の音声仕様も確認したい
市販ソフトでは、メニュー側で音声フォーマット選択が必要な作品もあります。
特に次のようなケースでは注意が必要です。
- 2ch音声がデフォルト
- 日本語音声のみ2ch
- 英語音声だけ5.1ch
- DTS-HD MA収録
古いAVアンプや設定条件によっては、高音質フォーマットとの互換性問題が出ることもあります。
実は「ディスク側メニューで5.1chを選んでいなかった」というケースも珍しくありません。
HDMI接続と光デジタル接続の違い
接続方式によっても挙動が変わることがあります。
| 接続方式 | 特徴 |
|---|---|
| HDMI | 高音質フォーマット対応 |
| 光デジタル | Dolby/DTS中心 |
TA-DA9100ESは高級AVアンプですが、世代的には最新HDMI規格より古い部分もあります。
そのため、BDZ-EX3000側の出力設定との組み合わせで互換性問題が発生する場合があります。
HDMI制御設定も影響する場合
BRAVIA SyncなどHDMI連動機能が影響するケースもあります。
一度HDMI制御をOFFにして挙動確認する人もいます。
TA-DA9100ES側のデコードモード確認
AVアンプ側がどのフォーマットとして認識しているかも重要です。
TA-DA9100ES本体表示で、Dolby Digital、DTS、PCMなどを確認すると原因切り分けしやすくなります。
サラウンドモード固定に注意
2chモードやDIRECT設定になっていると、リアch展開されない場合があります。
Auto Decode系モードへ戻すと改善するケースがあります。
世代差によるHDMI音声相性もある
BDZ-EX3000とTA-DA9100ESは発売世代が異なるため、HDMI音声フォーマットの扱いで相性が出る場合があります。
特にBlu-ray初期世代AVアンプでは、新しいHD音声処理で問題が起きるケースがあります。
そのため、以下の設定変更が有効な場合があります。
- BD音声設定変更
- HD音声OFF
- Dolby Digital優先
- DTS変換設定変更
録画ディスクでは正常な点から見ても、ディスク音声フォーマットとの相性は十分考えられます。
まとめ
BDZ-EX3000で録画ディスクは正常に5.1ch再生できるのに、市販Blu-rayだけリアchが出ない場合、機器故障より「音声出力設定」や「音声フォーマット相性」の可能性が高くなります。
特にPCM出力・ビットストリーム設定、Blu-ray側音声選択、AVアンプのデコードモード確認が重要です。
また、TA-DA9100ESは高性能機ですが世代差もあるため、HDMI音声仕様との相性が影響する場合もあります。
まずはBDZ-EX3000側のHDMI音声設定や、ディスク側音声メニューを確認すると、改善につながるケースがあります。


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