自作ゲーミングPCを1年ほど問題なく使えていたのに、突然ゲーム中だけシャットダウンするようになるケースは珍しくありません。特にSteamゲームなど高負荷時に電源が落ちる場合、ソフトウェアではなくハードウェア側に原因があることも多いです。
Windowsを初期化しても改善しない場合は、電源・温度・GPU・メモリなどを順番に確認していく必要があります。この記事では、自作PCでよくある原因と対処法をわかりやすく解説します。
ゲーム中だけシャットダウンする主な原因
通常使用では問題ないのに、ゲーム中だけ突然電源が落ちる場合は、PCに高い負荷がかかった時だけ不具合が発生している可能性があります。
特に多い原因は以下の通りです。
- CPUやGPUの熱暴走
- 電源ユニットの劣化や容量不足
- グラフィックボードの異常
- メモリ不良
- 電源ケーブル接触不良
- ドライバやBIOS不具合
「突然電源が切れる」のは、Windowsエラーではなく、PCが安全装置で強制停止しているパターンが多いです。
まず確認したいのは温度問題
CPU・GPU温度を確認する
自作PCで最も多いのが熱問題です。
特に1年ほど使っている場合、CPUクーラーやケースファンにホコリが溜まり、冷却性能が落ちていることがあります。
| パーツ | 危険温度の目安 |
|---|---|
| CPU | 90℃以上 |
| GPU | 85〜90℃以上 |
確認には「HWMonitor」や「HWiNFO」などの温度監視ソフトが便利です。
ゲーム中に温度が急上昇している場合は、以下を試してみましょう。
- PC内部の掃除
- CPUグリス塗り直し
- ケースファン増設
- エアフロー改善
電源ユニット故障も非常に多い
ゲーム中だけ電源が落ちる場合、実は電源ユニットが原因のケースもかなり多いです。
特に以下に当てはまる場合は注意が必要です。
- 安価な電源を使用している
- RTX系GPUを使用している
- 長時間ゲームをしている
- 突然ブラックアウトして再起動する
ゲーム時はGPUが瞬間的に大電力を要求するため、劣化した電源だと耐えられずシャットダウンします。
例えば「普段使いは問題ないがSteamゲームだけ落ちる」という症状は、典型的な電源トラブルでもあります。
グラフィックボードの不具合も疑う
GPUドライバの更新・入れ直し
NVIDIAやAMDのドライバ不具合でクラッシュすることがあります。
一度「DDU」というツールでドライバを完全削除してから、最新版を再インストールすると改善する場合があります。
GPU温度・ファン異常
GPUファンが正常に回転していない場合も危険です。
ゲーム起動中にファン回転数が極端に低い場合は、ファン故障や設定異常の可能性があります。
メモリやSSD不良の可能性
Windows初期化後も改善しない場合、ストレージやメモリ故障も疑われます。
特にメモリ不良は、負荷時だけ不安定になることがあります。
| 確認方法 | 内容 |
|---|---|
| MemTest86 | メモリ検査 |
| CrystalDiskInfo | SSD健康状態確認 |
メモリを1枚ずつ挿して確認すると、原因特定しやすい場合もあります。
自作PCで見落としやすいポイント
電源ケーブルの緩み
意外と多いのがケーブル接触不良です。
特に以下は再確認しておきたい部分です。
- GPU補助電源
- 24ピンATX電源
- CPU補助電源
輸送や掃除後に少し浮いているだけでも高負荷時に落ちることがあります。
BIOS設定やXMP設定
メモリOC(XMP/EXPO)が不安定になっている場合もあります。
BIOSを初期化して安定するなら、メモリ設定が原因の可能性があります。
症状別の原因早見表
| 症状 | 疑うべき原因 |
|---|---|
| 突然電源OFF | 電源ユニット・熱暴走 |
| ブルースクリーン後再起動 | メモリ・ドライバ |
| 高負荷ゲームのみ落ちる | GPU・電源不足 |
| 起動後すぐ落ちる | CPU温度・マザーボード |
まとめ
自作ゲーミングPCがゲーム中に突然シャットダウンする場合、Windowsよりもハードウェア側に原因があるケースが多いです。
特に「初期化しても改善しない」「Steamゲームでも落ちる」場合は、CPU/GPU温度、電源ユニット、グラフィックボードを優先的に確認するのがおすすめです。
まずは温度確認と内部掃除、電源ケーブル再接続から試し、それでも改善しない場合は電源ユニット交換やメモリ検査を進めると原因特定しやすくなります。


コメント