会社の電話設備を入れ替える際、「親機だけ据え置き型で、他はコードレスになると言われた」「今はハンディタイプが主流と言われたが本当なのか」と疑問に感じることがあります。実際には、現在のビジネスフォンはコードレス機が増えているものの、据え置き型電話機がなくなったわけではありません。この記事では、現代のビジネスフォンの構成やコードレス化の理由、聞き取りやすさとの関係について解説します。
現在のビジネスフォンはコードレス化が進んでいる
近年のオフィスでは、配線工事の簡略化やレイアウト変更への対応を目的として、コードレス電話機を導入するケースが増えています。
特に小規模オフィスや店舗では、主装置と呼ばれる電話システム本体に対して、複数のコードレス端末を接続する構成が一般的になっています。
そのため、販売業者から「今はコードレスの時代です」と説明されることも珍しくありません。
据え置き型電話機も現在も利用されている
コードレス機が増えたとはいえ、机の上に設置する据え置き型ビジネスフォンは現在でも広く利用されています。
受付や事務所、本社機能などでは、操作ボタンが多く通話品質も安定している据え置き型が選ばれることがあります。
| 種類 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 据え置き型 | 操作しやすく音質が安定 | 受付・事務所 |
| コードレス型 | 持ち運び可能 | 店舗・工場・倉庫 |
| ハンディ型 | 移動しながら通話可能 | 介護施設・病院 |
そのため、必ずしも全ての電話機をコードレスにする必要はありません。
親機1台と子機4台という構成は可能なのか
親機に相当する据え置き型電話機を1台設置し、他の部屋にコードレス端末を4台配置する構成は一般的です。
ただし、実際には電話機そのものが親機・子機というよりも、主装置やクラウドPBXに複数の端末が接続される形になります。
導入するメーカーやシステムによって構成は異なりますが、そのような運用は十分可能です。
コードレス電話は聞き取りにくいのか
コードレス電話の音質は以前より大幅に向上していますが、設置環境によっては音声品質に差が出ることがあります。
例えば無線基地局から離れていたり、鉄筋コンクリートの壁が多かったりすると音声が途切れることがあります。
通話品質を重視する場合は、据え置き型電話機を残す選択肢も十分に検討する価値があります。
特に聞き取りやすさを重視する部署では据え置き型を希望する企業も少なくありません。
導入前に確認したいポイント
電話設備の更新時は、価格だけでなく実際の利用方法を業者へ伝えることが重要です。
- 各部屋で移動しながら使うか
- 通話品質を重視するか
- 電話機の操作頻度は高いか
- 配線工事を減らしたいか
- 将来的に増設予定があるか
これらを整理することで、自社に適した構成を選びやすくなります。
まとめ
現在の会社用電話設備ではコードレス端末の利用が増えていますが、据え置き型電話機も引き続き広く利用されています。
親機に相当する据え置き型を1台設置し、各部屋にコードレス端末を配置する構成は十分可能です。
また、音声の聞き取りやすさを重視する場合は、無理に全台をコードレス化せず、据え置き型とコードレス型を組み合わせる方法も検討するとよいでしょう。


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