iTunesからSDカードへ音楽ファイルをコピーして車載オーディオや音楽プレーヤーなどで再生した際、「1曲目が終わると停止してしまい、次の曲が自動再生されない」というトラブルが起こることがあります。この症状は、SDカードへの保存方法や音楽ファイルの形式、再生機器側の設定などが原因になっている場合があります。この記事では、SDカードに入れた曲を順番に再生するための確認ポイントや対処方法を詳しく解説します。
SDカード内の曲が1曲で止まる主な原因
SDカードへ音楽をコピーした場合、パソコン上では複数の曲が保存されていても、再生機器側が連続再生を正しく認識できないことがあります。
特に多い原因は、使用している再生機器が「フォルダ単位」や「プレイリスト単位」で再生する仕様になっているケースです。機器によっては、1曲再生後に同じフォルダ内の次の曲へ移動する設定が必要な場合があります。
また、iTunesで管理している音楽と、SDカードへ単純コピーした音楽ファイルでは、曲順情報やプレイリスト情報が引き継がれないことがあります。
iTunesからSDカードへコピーする時の注意点
iTunesの音楽データは、基本的にはiTunesライブラリ内で管理することを前提に作られています。そのため、SDカードへドラッグ&ドロップでコピーしただけでは、iTunes上の再生順やアルバム情報がそのまま反映されない場合があります。
例えば、アルバム単位で整理されていた曲でも、SDカード側では別々のフォルダに分かれて保存されることで、再生機器が次の曲を探せなくなることがあります。
SDカードで連続再生したい場合は、曲ファイルを分かりやすいフォルダ構成に整理することが重要です。
SDカードのフォルダ構成を確認する
多くの音楽再生機器では、SDカード内のフォルダ構成によって再生順が決まります。
おすすめの整理方法は、例えば以下のような形です。
- Musicフォルダ
- アーティスト名フォルダ
- アルバム名フォルダ
- 音楽ファイル
フォルダ内に複数の曲を入れ、再生機器側で「フォルダ再生」「全曲再生」「リピート再生」などの設定を選択すると、次の曲へ進むようになる場合があります。
また、ファイル名の先頭に01、02、03などの番号を付けることで、意図した順番で再生しやすくなります。
再生機器側の設定を確認する
SDカードの問題ではなく、再生する機器の設定が原因の場合もあります。
確認したい項目には以下があります。
- 1曲再生モードになっていないか
- リピートや連続再生設定が有効になっているか
- フォルダ再生モードになっているか
- シャッフル再生設定になっていないか
例えば車載オーディオの場合、「シングルリピート」や「1曲再生」が選択されていると、曲終了後に停止することがあります。
取扱説明書で「フォルダ再生」「全曲再生」「連続再生」といった項目を確認すると解決できる場合があります。
音楽ファイル形式が対応しているか確認する
再生機器によって対応している音楽形式は異なります。iTunesで購入した曲や取り込んだ曲でも、機器側が対応していない形式の場合、正常に再生できないことがあります。
一般的な音楽プレーヤーや車載機器ではMP3形式が幅広く対応しています。対応形式が限られている機器では、必要に応じて音楽ファイルを変換することで改善する場合があります。
また、ファイル名に特殊な記号や長すぎる名前が含まれていると、機器によっては正しく認識できないこともあります。
SDカード自体の相性やフォーマットも確認する
SDカードの容量やフォーマット形式が再生機器に合っていない場合も、曲の読み込みに問題が起こることがあります。
例えば、大容量のSDカードを古い音楽プレーヤーで使用すると、一部の曲しか認識されなかったり、正常にリスト表示されなかったりする場合があります。
機器の対応容量を確認し、必要であれば対応している容量のSDカードを使用すると安定します。
まとめ
iTunesからSDカードへコピーした曲が1曲で止まり、次の曲が再生されない場合、原因はSDカードそのものよりも、再生機器の設定やフォルダ構成、音楽ファイル形式にあることが多いです。
まずは再生機器を連続再生モードへ変更し、SDカード内のフォルダ整理やファイル名の確認を行うことがおすすめです。
また、使用する機器が対応している音楽形式やSDカード容量も確認することで、複数の曲を順番に楽しめる環境を作ることができます。


コメント