iPhone 15 ProからiPhone 17 Proなどへ機種変更する際、クイックスタートを利用するとデータ移行は簡単に完了できます。しかし、eSIMの移行ではデータ移行とは別に回線の開通手続きが必要な場合があり、インターネットは使えるのに通話やSMSだけ利用できないというトラブルが起こることがあります。
この記事では、iPhoneの機種変更後にドコモのeSIMで電話やSMSが使えなくなった場合の原因と確認ポイント、正しい復旧方法について詳しく解説します。
iPhoneのクイックスタート後に通話とSMSだけ使えない原因
iPhoneのクイックスタートは、写真やアプリ、設定などのデータを新しい端末へ移行する便利な機能です。しかし、eSIMの回線情報については、端末移行だけで完全に利用できるとは限りません。
特にeSIMでは、通信事業者側で発行された回線情報を新しい端末へ正しく登録する必要があります。手続き途中でQRコードを読み込んだり、以前発行されたコードを入力したりすると、回線情報が重複した状態になることがあります。
この場合、モバイル通信によるインターネット接続はできても、音声通話やSMSの認証だけが正常に完了していない状態になることがあります。
まず確認したいiPhone側のeSIM設定
最初に、新しいiPhoneの設定を確認します。
- 「設定」から「モバイル通信」を開く
- ドコモの回線が表示されているか確認する
- 「この回線をオンにする」が有効になっているか確認する
- デフォルトの音声回線がドコモになっているか確認する
回線名や電話番号が表示されていても、実際には音声通話用の開通処理が完了していない場合があります。
例えば、モバイル通信欄にはドコモと表示されているものの、電話アプリで発信すると失敗する、SMS認証コードが届かないという場合は、eSIMの再発行や再設定が必要になる可能性があります。
ドコモのeSIMを再設定する方法
クイックスタート後にeSIMが正常に移行できていない場合は、ドコモ側でeSIMの再発行手続きを行う方法が一般的です。
eSIMは物理SIMカードのように差し替えることができないため、新しい端末用のeSIM情報を発行して登録し直す必要があります。
具体的には、ドコモのオンライン手続きやドコモショップでeSIM再発行の手続きを行い、新しく発行されたQRコードまたは案内に従って設定します。
一度使用済みになったQRコードは再利用できない場合があるため、「転送済み」と表示されている場合は新しいコードを発行してもらう必要があります。
eSIM再設定前に試したい基本的な対処方法
すぐに再発行を依頼する前に、以下の基本的な操作も確認しておきましょう。
- iPhoneを再起動する
- 機内モードをオンにして数秒後にオフにする
- iOSを最新バージョンへアップデートする
- 「設定」からキャリア設定アップデートが表示されないか確認する
一時的な認証エラーの場合、再起動や通信設定の更新だけで改善するケースもあります。
ただし、ネット通信は可能で通話とSMSのみ利用できない場合は、端末故障よりもeSIMの音声回線認証に問題がある可能性が高いです。
Appleストア購入のiPhoneでもキャリア側の手続きが必要
Appleストアで購入したiPhoneはSIMフリー端末ですが、ドコモなどのキャリア回線を利用する場合は、キャリア側でのeSIM開通処理が必要です。
端末購入場所と回線契約は別になるため、「新しいiPhoneへデータ移行できた=電話も使える」とは限りません。
例えばAppleストアでiPhoneを購入し、ドコモのeSIMを利用する場合でも、ドコモ側で新端末用の回線情報が正常に有効化されている必要があります。
まとめ|eSIM移行後に通話とSMSだけ使えない場合は再開通を確認しよう
iPhoneの機種変更でクイックスタートを利用した後、インターネットは使えるのに通話やSMSだけ利用できない場合、eSIMの音声回線移行が正常に完了していない可能性があります。
まずはモバイル通信設定を確認し、改善しない場合はドコモでeSIM再発行や再開通手続きを行うことで解決できるケースが多いです。
eSIMは便利な反面、QRコードや開通処理のタイミングによってトラブルが起こることがあります。機種変更時はデータ移行と回線移行を別の手続きとして確認することが大切です。


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