新しい冷蔵庫を購入すると、給水タンクで作った最初の氷は数回分捨てるよう案内されることがあります。しかし「3回分」と言われても、氷を何個捨てればよいのか、給水タンク何杯分なのか分かりにくいものです。
この記事では、新品冷蔵庫の製氷機で最初の氷を捨てる理由や、3回分の具体的な考え方、いつから通常使用してよいのかについて詳しく解説します。
新しい冷蔵庫の氷を最初に捨てる理由
新品の冷蔵庫では、製造や輸送の過程で製氷機内部に微量のホコリや樹脂のにおい、部品由来の成分が残っている場合があります。
そのため、最初に作られる氷を数回分捨てることで、給水経路や製氷皿、内部の部品を通った水を入れ替え、より安心して氷を使用できる状態にします。
これは故障を防ぐための作業ではなく、主に新品特有のにおいや衛生面への配慮として行う初期作業です。
「氷を3回分捨てる」の基準は何を指しているのか
冷蔵庫メーカーが案内する「3回分」という表現は、多くの場合「製氷動作を3回行った分の氷」という意味です。給水タンクを3回満杯にするという意味ではありません。
例えば、1回の製氷で10個の氷ができる冷蔵庫の場合、最初の約30個程度を捨てれば目安を満たします。
一方で、製氷ケースに入る氷の量や1回あたりの製氷量は機種によって異なります。そのため、給水タンク1杯分の水からできた氷をすべて捨てた場合、一般的には数回分の製氷に相当している可能性があります。
給水タンク1杯分の氷を捨てた場合は追加で必要?
給水タンクを満杯にして、その水がなくなるまで作られた氷をすべて捨てたのであれば、多くの場合は十分な初期洗浄になっています。
例えば、家庭用冷蔵庫では給水タンク容量が1リットル前後でも、1回の製氷で使われる水量は少量です。そのため、タンク1杯分から作られる氷は複数回分の製氷量になります。
ただし、初回の氷にプラスチックのようなにおいが残っている場合や、説明書に「3回製氷分」と明記されている場合は、追加でもう1~2回分捨てるとより安心です。
初回の氷を捨てるときに確認したいポイント
氷を捨てる作業と同時に、給水タンクやフィルター部分の状態も確認しておくと安心です。タンクは一度取り外して水洗いし、正しく取り付けられているか確認しましょう。
また、製氷フィルターが付属している機種では、フィルターが正しくセットされていないと水のにおいや味に影響する場合があります。
初回の氷を捨て終わった後、透明でにおいのない氷ができるようになれば、通常通り使用して問題ありません。
メーカーや機種によって対応が異なる場合がある
冷蔵庫メーカーによって初期対応の案内は少し異なります。「3回分」という表現を使うメーカーもあれば、「最初の氷は数回捨てる」とだけ案内している場合もあります。
特に自動製氷機能付きの大型冷蔵庫では、製氷皿や給水経路の構造によって必要な入れ替え回数が変わることがあります。
正確な判断をしたい場合は、冷蔵庫の取扱説明書に記載されている初回使用時の手順を確認するのが最も確実です。
まとめ|新品冷蔵庫の氷は数回分入れ替えれば安心して使える
新しい冷蔵庫で「氷を3回分捨てる」と言われた場合、基本的には製氷機が作った氷を3回程度分処分するという意味です。
給水タンク1杯分の水を使い切るまで作った氷をすべて捨てた場合は、通常は十分な量を入れ替えています。さらに気になる場合は、においや味を確認しながら追加で数回分捨てると安心です。
新品冷蔵庫の初期設定では、製氷機の準備を正しく行うことで、これから長期間安心しておいしい氷を使えるようになります。


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