PC内部を掃除した後にゲームが突然クラッシュするようになると、ホコリが原因なのか、掃除によってパーツに問題が起きたのか不安になることがあります。特にゲーム起動時のシェーダーコンパイル中に落ちる場合は、GPUやメモリ、ドライバーなど複数の原因が考えられます。この記事では、PC掃除後にゲームが不安定になった場合に確認すべきポイントや、不具合箇所を特定するためのチェック方法を詳しく解説します。
PC掃除後にゲームがクラッシュする主な原因
PC内部をブロワーで清掃しただけであれば、通常はホコリが原因で突然故障するケースは多くありません。ただし、掃除の際にパーツへ影響が出た可能性は確認する必要があります。
特に確認したいのは、グラフィックボード、メモリ、電源ケーブルなどです。ブロワーの風圧によってパーツ自体が壊れることは少ないですが、強い風でケーブルやメモリの接触がわずかに変化することがあります。
例えば、掃除前は問題なく動作していたゲームが、掃除後からシェーダーコンパイル時だけクラッシュする場合、GPU周辺やドライバー関連のトラブルを疑うことができます。
シェーダーコンパイル中のクラッシュで疑うべき場所
ゲームのシェーダーコンパイルは、グラフィック処理に必要なデータをGPU向けに準備する作業です。そのため、この処理中に落ちる場合はGPUやグラフィックドライバー、VRAMなどが関係している可能性があります。
代表的な原因として以下のようなものがあります。
- グラフィックドライバーの破損や不具合
- GPUの接触不良
- VRAMのエラー
- メモリの不安定動作
- ゲームファイルの破損
ホコリがCPUやマザーボードに入ったことよりも、掃除をきっかけに接触状態やソフトウェア環境が変化した可能性を先に確認する方が効率的です。
PCで不具合箇所を確認する方法
原因を特定するには、まずWindows標準機能や診断ツールを使ってエラー内容を確認します。
イベントビューアーでエラー内容を見る
Windowsには「イベントビューアー」というシステムログ確認機能があります。
確認方法は以下の通りです。
- Windows検索で「イベントビューアー」と入力する
- 「Windowsログ」から「システム」または「アプリケーション」を開く
- ゲームがクラッシュした時間帯のエラーを確認する
「Display」「nvlddmkm」「amdwddmg」などグラフィック関連のエラーが出ている場合は、GPUやドライバー側の問題を疑います。
メモリ診断を行う
メモリの接触不良や不安定動作でもゲームはクラッシュします。Windows標準の「メモリ診断ツール」を利用すると簡単なチェックが可能です。
また、より詳しく確認したい場合は「MemTest86」などの専用ツールを使ってメモリエラーを調べる方法もあります。
掃除後にまず確認したいハードウェアチェック
PC内部を掃除した後に不具合が発生した場合は、以下の部分を一度確認すると効果的です。
- グラフィックボードがしっかり刺さっているか
- メモリが正しく装着されているか
- GPU補助電源ケーブルが抜けていないか
- CPUクーラーやファンが正常に回転しているか
- 異常な温度上昇がないか
例えば、メモリを一度抜いて差し直しただけでゲームクラッシュが改善するケースもあります。掃除時に直接触れていなくても、振動や風圧で接触が変化することがあるためです。
グラフィックドライバーとゲーム側の確認方法
ハードウェアに問題がない場合は、グラフィックドライバーやゲームデータを確認します。
まずはGPUメーカーの公式サイトから最新ドライバーをインストールするか、一度削除して再インストールする方法があります。
また、ゲーム側のファイルが破損している可能性もあります。Steamや各ゲームランチャーには「ゲームファイルの整合性確認」機能があるため、一度実行すると改善する場合があります。
温度や負荷を確認して原因を絞り込む
ゲーム中のクラッシュ原因を調べる場合、CPUやGPUの温度確認も重要です。
「HWMonitor」や「MSI Afterburner」などの監視ソフトを使用すると、ゲーム中の温度や使用率を確認できます。
例えば、シェーダーコンパイル時だけGPU温度が急上昇する場合は、冷却不足やGPU側の問題が疑われます。一方で温度に問題がない場合は、ドライバーやメモリなど別の原因を探します。
まとめ
PC掃除後にゲームのシェーダーコンパイル中でクラッシュするようになった場合、単純にホコリがマザーボードやCPUへ入ったことが原因である可能性は低いです。
まずはイベントビューアーでエラー内容を確認し、GPUドライバー、メモリ、グラフィックボードの接触状態、ゲームファイルなどを順番に確認すると原因を特定しやすくなります。
掃除後のトラブルでは、パーツ交換を急ぐ前に接続確認やソフトウェア診断を行うことが大切です。原因を一つずつ切り分けることで、効率よくPCを安定した状態へ戻すことができます。


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