RICOH GR IIIでSDカードを入れた際に「このカードは使用できません」と表示されたり、カメラ本体で初期化できなかったりする場合、SDカード側またはカメラ側に原因がある可能性があります。この記事では、GR IIIでSDカードを認識しない時に確認すべきポイントや、正常に使用するための対処方法について詳しく解説します。
RICOH GR IIIがSDカードを認識しない主な原因
RICOH GR IIIで「このカードは使用できません」と表示される場合、単純なロック状態だけでなく、カードの形式や相性、接点不良など複数の原因が考えられます。
特に64GB以上のSDカードはSDXC規格となるため、カメラ側が対応していても、フォーマット形式が適切でない場合は認識できないことがあります。
例えば、パソコンで使用していたSDカードをそのままカメラへ移した場合、ファイルシステムの違いによってGR III側で正常に読み込めないケースがあります。
SDカードのロックスイッチを確認する
SDカードの側面には書き込み禁止用のロックスイッチがあります。ロックがかかっている場合、カメラではカードを正常に使用できません。
ただし、今回のようにロックが解除されていることを確認済みの場合でも、スイッチ部分の接触不良やカード内部の不具合によってロック状態として認識される場合があります。
別のSDカードでは正常に動作するか確認すると、カード側の問題なのかカメラ側の問題なのか切り分けできます。
SDカードの容量や規格を確認する
RICOH GR IIIはSDカード、SDHCカード、SDXCカードに対応していますが、すべてのSDカードが同じように動作するとは限りません。
64GBや128GBのSDカードは容量的には対応範囲ですが、メーカーやモデルによって相性が出る場合があります。
例えば、バッファロー製64GBやキオクシア製128GBなど複数のカードで同じ症状が出る場合は、カード単体の故障だけではなく、フォーマット状態やカメラ側の接点なども確認する必要があります。
SDカードをパソコンで初期化してみる
カメラ本体で初期化できない場合は、パソコンを使ってSDカードを一度フォーマットする方法があります。
ただし、通常のクイックフォーマットではなく、SDカード専用のフォーマットツールを使用することで改善する場合があります。
SDカードのフォーマットにはSD Association公式のSDメモリカードフォーマッターなどを利用できます。フォーマットするとカード内の写真やデータは消えるため、必要なデータは事前にバックアップしてください。
カメラ本体側のSDカードスロットを確認する
複数メーカーのSDカードを試しても認識しない場合、RICOH GR III本体側に原因がある可能性もあります。
確認するポイントとして、SDカードスロット内部にホコリや異物がないか、カードを最後まで正しく差し込めているかを確認してください。
例えば、カードを挿入した時にクリック感がなく固定されない場合や、角度によって認識したりしなかったりする場合は、カードスロットの接触部分に問題がある可能性があります。
推奨されるSDカードを使用して確認する
カメラでは高速連写や高画質撮影を行うため、相性問題を避けるには信頼性の高いSDカードを使用することが重要です。
確認用としては、容量が大きすぎない32GBや64GB程度のSDカードを試す方法もあります。容量が小さいカードで認識する場合、現在使用しているカードのフォーマットや相性が原因と判断しやすくなります。
また、新品のSDカードでも初期不良が存在するため、別のカードで試すことは原因特定に役立ちます。
それでも認識しない場合はカメラ本体の確認が必要
複数メーカーのSDカードを試し、フォーマットも行ったにもかかわらず認識しない場合は、GR III本体のSDカードスロットや内部システムの問題が考えられます。
特に以前は正常に使えていたカードが突然認識されなくなった場合は、カードではなくカメラ側の故障の可能性もあります。
その場合は、無理にカードを抜き差ししたり接点部分を清掃したりせず、メーカーサポートへ相談することをおすすめします。
まとめ|GR IIIでSDカードを認識しない時は原因を順番に確認する
RICOH GR IIIで「このカードは使用できません」と表示される場合、SDカードのロック、フォーマット形式、カードの相性、カメラ側の接触不良などが主な原因です。
まずは別のSDカードで確認し、必要に応じてSDカード専用ツールでフォーマットを行うことで改善するケースがあります。
複数のカードで同じ症状が続く場合は本体側の問題も考えられるため、無理に使用を続けず点検や修理相談を検討すると安心です。


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