AirPods Proを家族や知人に貸した後、以前のように自分のiPhoneへ接続できなくなることがあります。特に「ボタンを長押ししてください」という表示から先に進まない場合や、どの端末にも接続できない状態になると故障を疑ってしまいます。
しかし、このような症状はAirPods Pro本体の故障ではなく、ペアリング情報や所有者設定が正しく解除されていないことが原因で発生するケースがあります。この記事では、AirPods Proを別の人が使用した後に接続できなくなった場合の原因と解決方法を詳しく解説します。
AirPods Proを貸した後に接続できなくなる主な原因
AirPods Proは、一度接続した端末とのペアリング情報を本体に保存しています。そのため、別の人が長期間使用すると、その人のApple IDやBluetooth接続情報が残った状態になることがあります。
通常は持ち主がAirPods Proをリセットすれば再接続できますが、「探す」アプリに登録されたままだと、新しい接続設定が正常に進まない場合があります。
例えば、知人のiPhoneで使用していたAirPods Proをそのまま返却してもらった場合、Bluetooth接続を解除しただけでは完全な譲渡状態にはなりません。
まず確認したい「探す」アプリからの解除
AirPods Proを別の人が使用していた場合、最初に確認したいのがAppleの「探す」アプリへの登録です。
貸していた相手のiPhoneで以下の操作を行ってもらう必要があります。
- 「探す」アプリを開く
- 「デバイスを探す」からAirPods Proを選択する
- AirPods Proを削除する操作を行う
Apple IDとの紐付けが残っている場合、リセットしても別の端末で認識されにくいことがあります。
中古購入したAirPods Proでも同じ問題が起きることがあり、以前の所有者の「探す」登録が解除されていないケースでは正常に利用できません。
AirPods Proを完全にリセットする方法
ペアリング情報を削除した後は、AirPods Pro本体をリセットします。
基本的なリセット手順は以下の通りです。
- AirPods Proを充電ケースに入れる
- ケースの蓋を閉じて30秒ほど待つ
- 蓋を開ける
- ケース背面の設定ボタンを長押しする
- ランプが白く点滅するまで押し続ける
リセットが成功すると、新しいAirPods Proとしてペアリングできる状態になります。
例えば、iPhoneのBluetooth設定から削除しただけでは不十分な場合があり、ケース背面ボタンによる本体リセットまで行うことで改善することがあります。
「ボタンを長押ししてください」から進まない場合の対処法
接続画面でボタン長押しの案内から進まない場合、いくつかの原因が考えられます。
| 原因 | 対処方法 |
|---|---|
| 以前のApple ID登録が残っている | 元の所有者側で「探す」から削除する |
| ペアリング情報の不具合 | AirPods Proを完全リセットする |
| ケースやイヤホンの充電不足 | 十分に充電してから再試行する |
| iPhone側のBluetooth情報の問題 | Bluetooth設定を削除して再接続する |
また、iPhone側で一度AirPods Proの登録情報を削除してから、iPhoneを再起動して接続を試す方法も有効です。
別のiPhoneやiPadでも同じ症状が出る場合は、端末側ではなくAirPods Pro本体側の設定や登録状態に問題がある可能性が高くなります。
AirPods Proがどの端末にも接続できない場合
リセット後も接続できない場合は、以下の点を確認してください。
- ケースのランプが正常に点灯・点滅するか
- 左右のイヤホンがケースで認識されているか
- 充電が十分にできているか
- 別のApple製品でも接続できないか
特に長期間使用していなかったAirPods Proの場合、バッテリー劣化やケース側の不具合によってペアリングできないこともあります。
ただし、貸した相手の接続解除後に突然発生した場合は、まずApple IDの紐付け解除とリセットを確認することが重要です。
まとめ:貸したAirPods Proが接続できない時は登録情報を確認する
AirPods Proを知人に貸した後、自分の端末へ接続できなくなった場合でも、必ずしも故障とは限りません。
多くの場合、以前使用していた端末やApple IDとの紐付けが残っていること、またペアリング情報が正常に解除されていないことが原因です。
「探す」アプリからAirPods Proを削除し、本体リセットを行ったうえで再接続することで改善する可能性があります。それでも接続できない場合は、Appleサポートや修理窓口で本体状態を確認すると安心です。


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