PreSonusの定番コンパクトモニタースピーカー「Eris E3.5」と「Eris 3.5 2nd Gen」は、どちらもDTM初心者からホームスタジオ用途まで幅広く使われている人気モデルです。価格差がそれほど大きくないため、初代を中古で購入するべきか、改良された2nd Genを選ぶべきか迷う方も多くいます。
この記事では、Eris E3.5とEris 3.5 2nd Genの違いや音質の変化、MIX用途での使いやすさ、中古購入時に注意したいポイントについて詳しく解説します。
PreSonus Eris E3.5とEris 3.5 2nd Genの基本的な違い
PreSonus Eris E3.5 2nd Genは、初代Eris E3.5をベースに改良された後継モデルです。外観は非常に似ていますが、内部設計やチューニングが見直されています。
主な変更点として、2nd Genでは低域の再現性や高域の調整、入力端子などが改善されています。初代の良さを残しながら、より現代的な使用環境に合わせたモデルになっています。
ただし、どちらも3.5インチウーファーを搭載した小型モニタースピーカーであり、基本的なキャラクターは近いため、劇的に別物というほどの違いではありません。
音質の違いはどの程度あるのか
Eris E3.5とEris 3.5 2nd Genを比較すると、2nd Genのほうが低域のまとまりや高域の自然さが改善されています。
初代Eris E3.5は、小型スピーカーとしては十分な低音が出ますが、低域が少し強調されて聞こえる場合があります。一方、2nd Genでは低音の輪郭が整理され、キックやベースラインの確認がしやすくなっています。
例えば、DTMでベース音を調整する場合、低域がぼやけているスピーカーでは音量バランスを判断しにくくなります。2nd Genでは低音の位置を把握しやすく、初心者でもMIX作業が行いやすくなっています。
MIX用途ではEris 3.5 2nd Genが有利なのか
MIX用モニターとして考える場合、基本的にはEris 3.5 2nd Genのほうがおすすめです。
理由は、モニタースピーカーでは派手な音よりも、音のバランスを正確に確認できることが重要だからです。2nd Genは細かな改善によって、ボーカルの位置や低域の量感を判断しやすくなっています。
ただし、プロ向けの大型モニタースピーカーと比べると、3.5インチサイズでは超低域の確認には限界があります。EDMなど低音が重要なジャンルでは、必要に応じてヘッドホンやサブウーファーを併用すると安心です。
初代Eris E3.5を中古で購入するメリットと注意点
初代Eris E3.5は、中古市場で安く購入できる場合があります。そのため、予算を抑えてDTMを始めたい場合には選択肢になります。
特に、初めてモニタースピーカーを導入する人や、趣味で作曲を楽しむ用途であれば、初代でも十分役立ちます。
例えば、今までパソコン内蔵スピーカーや一般的なイヤホンで制作していた場合、初代Eris E3.5でも音の分離感や定位の確認が大きく改善されるでしょう。
ただし、中古購入ではスピーカーの劣化状態を確認する必要があります。ウーファーのへこみ、ツイーターの傷、左右の音量差、ノイズの有無などは購入前に確認しましょう。
Eris E3.5 2nd Genを選ぶべき人
Eris 3.5 2nd Genは、これからDTM環境を整える人や、できるだけ長く使いたい人に向いています。
新品で購入できる安心感があり、最新モデルとしてメーカーサポートも受けやすいため、初めてのモニタースピーカーとして選びやすいモデルです。
また、作曲だけでなく動画編集やゲーム音の確認など、幅広い用途で使用したい場合にも2nd Genの改善点はメリットになります。
Eris E3.5シリーズを使う時に重要な設置方法
小型モニタースピーカーは、モデルの違い以上に設置環境によって音の印象が大きく変わります。
左右のスピーカーを正三角形になる位置に配置し、ツイーターを耳の高さに合わせることで、定位や音のバランスを確認しやすくなります。
例えば机の上に直接置く場合は、振動が机へ伝わることで低音が変化することがあります。スピーカースタンドやインシュレーターを使うだけでも、音の分離感が改善する場合があります。
まとめ
PreSonus Eris E3.5とEris 3.5 2nd Genは基本的な音の方向性は似ていますが、2nd Genでは低域の整理や音のバランスなどが改善されています。
DTMやMIX用途で長く使うなら、基本的にはEris 3.5 2nd Genを選ぶほうが満足度は高くなります。
一方で、初代Eris E3.5を中古で安く購入できる場合は、予算を抑えてDTM環境を作る選択肢として十分おすすめできます。用途や予算に合わせて、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。


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