スポーツ中継や競技場のカメラマン席では、白い大きな望遠レンズを構えたカメラマンをよく見かけます。その見た目から「白いレンズ=キヤノン」と考える人もいますが、実際には白いレンズを採用しているメーカーは複数あります。
この記事では、なぜ白い望遠レンズを見るとキヤノンだと思われやすいのか、各メーカーの特徴やロゴの見分け方、スポーツ撮影で白レンズが多く使われる理由について詳しく解説します。
白い望遠レンズがキヤノンと思われやすい理由
白い超望遠レンズが広く知られるようになった大きな理由は、キヤノンの白レンズが長年プロスポーツの現場で多く使われてきたためです。
キヤノンは1980年代から白い外装の超望遠レンズを展開しており、オリンピックやサッカー、野球などの大規模スポーツイベントで多くのプロカメラマンが使用してきました。
テレビ中継では選手や競技そのものに注目が集まるため、観客席や報道席に並ぶ白いレンズの印象だけが強く残り、「白いレンズ=キヤノン」というイメージが広まったと考えられます。
白レンズを採用しているメーカーはキヤノンだけではない
現在では、キヤノン以外にも白い望遠レンズを販売しているメーカーがあります。
例えば、ソニーの一部のG Masterシリーズや、ニコンの一部超望遠レンズ、シグマなどの望遠レンズにも白系や明るい色の外装を採用したモデルがあります。
そのため、スポーツ中継で白いレンズを見ただけでは、メーカーを断定することはできません。
白いレンズを見分けるポイント
メーカーを判断する場合は、レンズの色ではなくロゴやデザインを見ることが重要です。
キヤノンの場合、赤いラインや白い鏡筒部分、側面にある「Canon」のロゴが特徴です。また、一部の高級モデルでは赤いリングが配置されています。
一方、ソニーの場合は黒い「G」や「G Master」のロゴ、ニコンの場合は「NIKKOR」の表記や黄色いアクセントなど、メーカーごとに特徴があります。
テレビ映像では距離や画質の関係でロゴが小さく映るため、詳しく確認しないと別メーカーのレンズをキヤノンと勘違いすることがあります。
なぜスポーツ撮影では白いレンズが多いのか
白いレンズがスポーツ撮影で多く使われる理由は、単なるデザインではありません。大きな理由の一つが温度対策です。
屋外で長時間使用する超望遠レンズは、黒い外装だと太陽光を吸収して内部温度が上昇しやすくなります。白や明るい色にすることで、レンズ内部の温度上昇を抑える効果があります。
また、超望遠レンズはサイズが大きく目立つため、プロ機材としての存在感やブランドイメージも白レンズが普及した理由の一つです。
スポーツ中継で見かけるカメラマンの機材事情
プロスポーツの現場では、撮影目的によってさまざまなメーカーのカメラやレンズが使われています。
報道カメラマンは長年使い慣れたメーカーを選ぶことが多く、キヤノンやニコンが多く見られた時代が長くありました。しかし、近年ではソニーなどミラーレスメーカーの利用者も増えています。
例えば、同じ白い望遠レンズでも、装着されているカメラ本体やレンズ側面の表記を見ることで、どのメーカーの機材なのか判断しやすくなります。
まとめ|白いレンズ=キヤノンというイメージには理由がある
スポーツ中継で白い望遠レンズを見るとキヤノンと思われやすいのは、過去から現在まで多くのプロ現場でキヤノンの白レンズが使われてきた影響が大きいです。
しかし、現在では複数のメーカーが白系の望遠レンズを販売しているため、色だけでメーカーを判断することはできません。
正確に見分けるには、レンズ側面のロゴやリングのデザイン、装着されているカメラ本体などを確認することが大切です。


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