今どきガラケーを使う若者は珍しい?スマホ時代の利用状況とあえて選ぶ理由を解説

ガラケー

街中や学校、職場を見渡すと、若い世代が使っている携帯電話のほとんどがスマートフォンになりました。そのため、10代や20代の人が折りたたみ式などのいわゆる「ガラケー」を使っていると、珍しく感じる人もいるでしょう。

ただし、若者のガラケー利用者が少ないことと、まったく存在しないことは別です。通話中心の生活、スマホ依存を避けたい、料金や操作性を重視したいなど、それぞれの事情からフィーチャーフォンを選ぶ人もいます。

また、「ガラケー」という言葉には従来型の携帯電話だけでなく、見た目はガラケーでも4G・LTEなどに対応した「ガラホ」が含まれて使われることがあります。現在の状況を理解するには、この違いも押さえておくことが大切です。

若者のガラケー利用は現在ではかなり珍しい

現在の10代・20代では、連絡、SNS、動画、キャッシュレス決済、地図、学校や仕事のサービスなどをスマートフォン1台で利用する生活が一般的になっています。そのため、メイン端末としてガラケーだけを利用する若者は、スマートフォン利用者と比較すれば少数派と考えてよいでしょう。

ただし、「超激レア」という表現には客観的な基準がありません。何人に1人なら「激レア」といえるのかが決まっているわけではないため、正確には「若年層では珍しいが、利用者がいないわけではない」と考えるのが適切です。

例えば、大学や職場で周囲の数十人が全員スマートフォンを使っている状況なら、その中で折りたたみ式携帯電話を取り出す人はかなり目立つでしょう。一方、仕事用の通話端末として使っているケースまで含めれば、見かける可能性はあります。

そもそも「ガラケー」と「ガラホ」は同じではない

現在ガラケーのように見える携帯電話を使っている人を見かけても、それが昔の3G方式の端末とは限りません。外観は従来型の折りたたみ式でも、4G・LTEなどの通信方式に対応した端末があります。こうした端末は一般に「ガラホ」などと呼ばれます。

従来型の携帯電話と現在販売されているフィーチャーフォンでは、対応する通信方式や機能が異なります。そのため、「今でもガラケーを使えるのか」という話をするときには、端末の外観だけで判断せず、機種名や対応ネットワークを確認する必要があります。

特に古い3G専用端末については注意が必要です。日本では通信事業者によって3Gサービスの終了時期が異なり、すでに終了したサービスもあります。古い端末を新たに使おうと考えている場合は、契約する通信事業者の公式情報で対応状況を確認することが重要です。

若者でもガラケー・ガラホを選ぶ理由はある

スマートフォンが便利だからといって、すべての人に必要とは限りません。電話とメールなど最低限の連絡手段があれば十分という人にとっては、フィーチャーフォンのシンプルさがメリットになる場合があります。

また、SNSや動画、ゲームを長時間見てしまうことを避ける目的で、意図的に機能の少ない携帯電話を選ぶ考え方もあります。いわゆるデジタルデトックスの一環として、スマートフォンから距離を置きたい人には合理的な選択肢になることがあります。

例えば、プライベートではパソコンやタブレットを使い、外出時の携帯電話は通話中心にするという使い分けも可能です。スマートフォンを所有しながら、仕事用の2台目としてガラホを利用する方法もあります。

ガラケーだけで生活すると困る場面も増えている

一方、若い世代がメイン端末をガラケー・ガラホだけにすると、不便になる場面があります。現在はさまざまなサービスがスマートフォンアプリを前提として設計されているためです。

例えば、QRコード決済、地図・ナビゲーション、配車サービス、チケット表示、銀行アプリ、SNS、学校や勤務先の連絡ツールなどではスマートフォンが必要になることがあります。サービスによってはブラウザ版が用意されていても、スマートフォンアプリでしか利用できない機能があります。

そのため、「電話ができれば十分」という人ならフィーチャーフォンでも問題が少ない一方、日常的に多数のオンラインサービスを利用する人にはスマートフォンのほうが便利です。端末の珍しさではなく、自分が必要とする機能を利用できるかで選ぶことが重要です。

ガラケーを使っているから時代遅れとは限らない

多数派がスマートフォンを利用しているからといって、ガラケーやガラホを選択すること自体が間違っているわけではありません。携帯電話は生活のための道具なので、自分の用途に合っていれば十分です。

スマートフォンの高性能なカメラやアプリが必要な人もいれば、電話と最低限の連絡機能だけで困らない人もいます。毎日充電することを避けたい、物理ボタンを使いたい、仕事とプライベートを分けたいといった選択基準もあります。

むしろ、周囲と同じ端末を持つことより、「自分は携帯電話で何をしたいのか」を整理して選ぶほうが実用的です。珍しい端末を使っていることと、その選択が不合理であることは同じではありません。

これからガラケーを使いたい場合に確認したいポイント

昔使っていた携帯電話を再利用したい場合や、中古のガラケーを購入したい場合には、デザインだけで選ばないよう注意が必要です。古い機種では現在の携帯電話ネットワークに対応できないことがあります。

購入前には、少なくとも対応する通信方式、利用予定のSIM・通信事業者への対応、音声通話、SMS、必要なメール機能などを確認しておきましょう。中古端末の場合にはバッテリーの劣化状態も重要です。

「折りたたみ式の携帯電話を使いたい」というだけであれば、非常に古い3G端末にこだわらず、現在利用可能なネットワークに対応したフィーチャーフォンを検討するほうが現実的です。

まとめ:若者のガラケー利用は珍しいが選択肢の一つ

10代・20代ではスマートフォンが圧倒的に身近な存在になっているため、メインの携帯電話としてガラケーやガラホを使っている若者は珍しいといえます。ただし、「超激レア」を示す明確な基準があるわけではなく、現在でも用途や価値観によってフィーチャーフォンを選ぶ人はいます。

大切なのは、多数派か少数派かではなく、自分の使い方に端末が合っているかどうかです。通話中心ならガラホが合理的な場合がありますし、アプリやキャッシュレス決済などを頻繁に利用するならスマートフォンが便利です。

なお、古いガラケーには通信サービス終了の影響を受ける機種があります。これから利用する場合は「見た目がガラケーだから使える」と判断せず、機種と通信事業者の対応状況を確認してから選ぶと安心です。

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