ヤマダデンキで以前販売されていた「HERB Relax(ハーブリラックス)」の洗濯機を長く使っていて、買い替えようとしたところ同じブランドの商品が見つからない、というケースがあります。HERB Relaxは一般的な家電メーカー名というより、ヤマダデンキが展開していたオリジナル家電ブランドとして理解すると分かりやすいでしょう。
現在のヤマダデンキではオリジナル家電のブランド展開が変化しており、洗濯機についても別のブランド・シリーズが展開されています。そのため、古いHERB Relax洗濯機から買い替える場合は、ブランド名だけで探すより、現在のヤマダデンキのオリジナル洗濯機を含めて容量や寸法、必要な機能を比較するのが現実的です。
HERB Relax(ハーブリラックス)とは何だったのか
HERB Relaxは、ヤマダデンキ(当時のヤマダ電機)が展開していたオリジナル家電シリーズです。過去のヤマダデンキ公式資料にも、HERB Relaxについて「ヤマダ電機オリジナル家電」と明記されています。
たとえば2017年にはHERB Relaxブランドの全自動洗濯機「YWM-T70D1」が発表されており、「使いこなせるシンプル機能」を重視した製品として販売されていました。したがって、HERB Relaxを日立、パナソニック、シャープなどと同じ意味での家電メーカー名として考えるより、ヤマダデンキのオリジナルブランドの一つと考えるほうが適切です。
ヤマダデンキの公式情報でも、家電リサイクル料金の案内に「ヤマダデンキ製品(HERB Relax、YAMADA SELECT 等)」という表記があり、HERB Relaxがヤマダデンキ製品として扱われていることを確認できます。[参照]
HERB Relaxの洗濯機は現在も販売されている?
2026年8月時点でヤマダデンキの現在のオリジナル家電ラインアップを確認すると、HERB Relaxではなく「ヤマダプロダクツ」として商品が案内されています。ヤマダデンキはヤマダプロダクツを「必要な機能を、ちょうどいい品質と価格で」という考え方のオリジナルブランドとして紹介しています。
さらに現在の公式ページでは、ヤマダオリジナル洗濯機として「RORO」が案内されています。つまり、2015年前後のHERB Relax洗濯機とまったく同じブランドの「最新版」を探すのではなく、現在販売されているヤマダデンキのオリジナル洗濯機を後継候補として比較するのが分かりやすい方法です。[参照]
なお、これは「HERB Relaxの特定機種に対してROROの特定機種が直接の後継機」という意味ではありません。買い替えでは、旧機種の型番、洗濯容量、本体サイズなどを基準に現在の商品から近いものを探す必要があります。
2015年製から買い替えるならブランドより容量と寸法を確認
長年使った洗濯機から買い替える際に重要なのは、以前と同じブランド名を探すことよりも、現在使っている洗濯機の仕様を確認することです。特に「洗濯容量」「本体幅・奥行き・高さ」「防水パン」「給水栓の位置」「排水口の位置」は確認しておきましょう。
たとえば現在の洗濯機が5kgクラスで、これまで容量に不満がなかったのであれば、買い替え候補も5~6kg程度から探すと比較しやすくなります。一方、洗濯物が増えた家庭なら、設置スペースに問題がない範囲で7kg以上へ容量アップする選択肢もあります。
型番は本体の側面や背面などに貼られた銘板・ラベルで確認できることがあります。店舗で相談する場合は、型番ラベルと洗濯機を設置している場所をスマートフォンで撮影しておくと、店員に状況を伝えやすくなります。
洗濯機の側面から水が漏れる場合は使用を続けないほうがよい
洗濯機の買い替えを考えるきっかけが「本体付近から水がポタポタ漏れている」という場合は注意が必要です。水漏れの場所だけでは原因を断定できず、給水ホース、蛇口との接続部、排水ホース、内部の給排水経路など複数の可能性があります。
特に「側面から出ているように見える」場合でも、実際には上部や背面で漏れた水が本体を伝って側面へ流れていることがあります。そのため、外から見える水滴の位置だけで内部故障と判断することはできません。
運転中に継続的な水漏れが確認できる場合は、そのまま使用を続けるのは避けましょう。床や階下への漏水だけでなく、電気部品へ水が回るリスクも考えられます。使用を中止し、可能であれば給水栓を閉めたうえで、販売店や修理窓口へ相談するのが安全です。
10年以上使った洗濯機なら修理と買い替えを比較する
2015年製の洗濯機であれば、2026年時点では約11年経過していることになります。長期間問題なく使えていた製品でも、給排水系の部品や駆動部などは経年によって劣化していきます。
もちろん、使用年数だけで故障時期が決まるわけではありません。しかし古い製品では、故障箇所によっては補修部品の確保が難しくなっている可能性もあります。そのため、修理費用の見積もりと新品への買い替え費用を比較して判断するとよいでしょう。
特に水漏れが発生していて、ほかにも異音、脱水時の大きな振動、給水不良、排水不良などが見られる場合には、一部分だけを修理して使い続ける場合と買い替える場合の総費用を比較することが重要です。
現在のヤマダデンキで似た洗濯機を探す方法
HERB Relaxを選んだ理由が「機能がシンプルで使いやすかった」「価格が手頃だった」という場合は、現在のヤマダデンキのオリジナル洗濯機から探す方法があります。2026年8月には、ヤマダデンキからDDMインバーター搭載の全自動洗濯機「RORO」4機種の発売も発表されています。
ただし、同じヤマダデンキのオリジナル商品だからといって、HERB Relaxと操作方法や寸法、機能が同一とは限りません。新しい製品を選ぶときは「以前と同じブランドか」ではなく、自宅で必要な条件を満たしているかを基準にしましょう。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| 洗濯容量 | 現在の容量で足りているか |
| 本体寸法 | 幅・奥行き・高さが設置場所に収まるか |
| 防水パン | 内寸と排水口の位置に対応できるか |
| 操作性 | 普段使うコースを簡単に選択できるか |
| インバーター | 静音性や運転制御を重視するか |
| 価格 | 設置・回収費用を含めた総額はいくらか |
店舗で買い替えるなら「2015年製HERB Relaxの○○という型番から買い替えたい」と伝えると、現在販売されている製品から近い条件のものを提案してもらいやすくなります。
古い洗濯機の処分にも注意
洗濯機は家電リサイクル法の対象品目です。そのため、一般的な家庭ごみや粗大ごみと同じ方法では処分できません。新品を購入する店舗へ古い洗濯機の引き取りについて相談するのが分かりやすい方法です。
ヤマダデンキはHERB RelaxやYAMADA SELECTなどの自社製品についても家電リサイクル料金を案内しています。ただし、リサイクル料金とは別に収集運搬料金などが必要になる場合があります。購入時には「新品本体」「配送・設置」「旧洗濯機のリサイクル・収集運搬」を含めた総額を確認すると安心です。
なお、料金やサービス内容は変更される可能性があるため、実際に処分する時点のヤマダデンキや指定引取場所などの最新情報を確認してください。
まとめ:HERB Relaxにこだわらず現在のヤマダオリジナル洗濯機も比較しよう
HERB Relax(ハーブリラックス)は、ヤマダデンキが展開していたオリジナル家電ブランドです。過去にはHERB Relaxブランドの全自動洗濯機が実際に販売されていましたが、現在のヤマダデンキではオリジナル家電のブランド展開が変わり、「ヤマダプロダクツ」やオリジナル洗濯機「RORO」などが案内されています。
そのため、古いHERB Relax洗濯機から買い替える場合は「HERB Relaxの最新版」という探し方よりも、現在のヤマダオリジナル製品や国内各メーカーの洗濯機から、容量・本体寸法・操作性・価格が近い製品を比較する方法がおすすめです。
また、すでに洗濯機から水漏れが発生している場合は、原因が確認できるまで無理に使用を続けないことが大切です。特に10年以上使用している機種なら、修理可能かを確認しつつ、新品への買い替え費用も同時に比較すると判断しやすいでしょう。


コメント