iPhoneの画面録画機能を使ってゲームプレイ動画を保存し、ノートパソコン経由で外付けHDDへバックアップする人は少なくありません。しかし、最初は問題なく再生できていた動画が、追加で保存した動画だけ再生できなくなるケースがあります。
このようなトラブルは動画ファイルの破損だけでなく、保存先のHDDや動画形式、転送方法など複数の要因が関係していることがあります。この記事では、iPhoneで録画した動画がPCや外付けHDDで再生できない場合の主な原因と確認ポイントを解説します。
まず確認したいのは動画ファイル自体が再生できるかどうか
最初に確認したいのは、外付けHDDへ保存する前の動画ファイルが正常かどうかです。
iPhoneの「写真」アプリ内で動画が最後まで再生できる場合、録画自体は正常に完了している可能性が高いです。
次に、iPhoneからPCへ転送した直後の動画ファイルをPC本体のストレージ上で再生してみましょう。ここで再生できる場合は、外付けHDDへの保存やファイルシステムに問題がある可能性があります。
| 確認箇所 | チェック内容 |
|---|---|
| iPhone本体 | 写真アプリで再生できるか |
| PC本体 | 転送直後の動画が再生できるか |
| 外付けHDD | 保存後に再生できるか |
動画が再生できない原因として多いHEVC形式の問題
iPhoneの画面録画動画は、設定によってHEVC(H.265)形式で保存されることがあります。
古いWindows環境や一部の動画再生ソフトでは、この形式に対応しておらず、動画が再生できない場合があります。
特に最初の動画だけ再生できて後から保存した動画が再生できない場合、録画設定や保存形式が変わった可能性も考えられます。
Windowsの場合は「映画&テレビ」だけでなく、VLC Media Playerなど別の再生ソフトでも確認してみると原因を切り分けやすくなります。
外付けHDDのファイルシステムを確認する
長時間のゲーム録画はファイルサイズが非常に大きくなります。
例えば30分程度の高画質録画では数GBになることも珍しくありません。
外付けHDDがFAT32形式の場合、1ファイルあたり4GBを超えるデータを正常に扱えないことがあります。
この場合、コピー途中で失敗したり、保存できているように見えても再生できないファイルになることがあります。
| ファイルシステム | 最大ファイルサイズ |
|---|---|
| FAT32 | 4GBまで |
| exFAT | 実質制限なし |
| NTFS | 実質制限なし |
長時間録画を保存する場合はexFATまたはNTFSが推奨です。
転送途中で動画ファイルが破損している可能性もある
USBケーブルの接触不良や転送中の切断によって動画ファイルが破損するケースもあります。
特に10分から30分程度の録画を複数まとめて転送する場合は、転送完了前にケーブルを抜いたり、PCがスリープ状態になったりすると正常に保存されないことがあります。
一度PC内の別フォルダへ保存し、正常に再生できることを確認してから外付けHDDへコピーするとトラブルを防ぎやすくなります。
再生ソフトを変更すると解決することがある
動画ファイル自体は正常でも、再生ソフトが対応していないだけの場合があります。
Windows標準プレーヤーで再生できない動画でも、別の再生ソフトでは問題なく再生できることがあります。
- VLC Media Player
- MPC-HC
- PotPlayer
- 5KPlayer
これらの再生ソフトは多くの動画形式に対応しているため、原因切り分けにも役立ちます。
安全にiPhoneの録画動画を保存する手順
ゲーム録画を長期保存する場合は、次の手順がおすすめです。
- iPhoneで録画後に本体で再生確認する
- PCへコピーする
- PC上で動画を再生確認する
- 外付けHDDへ保存する
- HDD上の動画も再生確認する
少し手間はかかりますが、録画データを失うリスクを大幅に減らせます。
特にゲーム実況や攻略動画など、撮り直しが難しいデータを扱う場合は有効な方法です。
まとめ
iPhoneの画面録画動画が外付けHDDで再生できない場合は、動画形式の非対応、ファイルサイズ制限、転送エラー、HDD側の問題など複数の原因が考えられます。
まずはiPhone本体、PC本体、外付けHDDの順番で再生確認を行い、どの段階で問題が発生しているかを切り分けることが重要です。
また、長時間の録画データを保存する場合は、exFATやNTFS形式のHDDを利用し、PC上で正常再生を確認してからバックアップすることでトラブルを防ぎやすくなります。


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