Ankerのモバイルバッテリーを充電するとき、対応したACアダプターを選ばないと本来の速度で充電できない場合があります。特に「65W」「100W」といった大きな数字を見ると、ワット数が大きいほど充電が速くなると思いがちですが、実際にはモバイルバッテリー側が対応している入力性能を確認することが重要です。
この記事では、Anker A1695N11のようなモバイルバッテリーを効率よく充電するために、ACアダプターのどの数値を見ればよいのか、W(ワット)、V(ボルト)、A(アンペア)の意味や選び方について詳しく解説します。
ACアダプター選びで見るべき数字はW(ワット)だけではない
ACアダプターを選ぶときによく見る「65W」や「100W」という表記は、最大出力の大きさを表しています。これは接続した機器へどれだけ電力を供給できるかを示す数字です。
電力は「電圧(V)×電流(A)=電力(W)」で計算できます。例えば、現在使用している「DC 5V/2.4A」のACアダプターの場合、5V×2.4Aなので最大12W程度の出力になります。
つまり、現在のACアダプターでは最大12W程度でモバイルバッテリーを充電している可能性があります。そのため、大容量バッテリーの場合は満充電まで長時間かかることがあります。
モバイルバッテリーの充電速度は入力対応W数で決まる
注意したいのは、100W対応のACアダプターを購入すれば必ず100Wで充電できるわけではないという点です。モバイルバッテリー側に受け取れる最大入力電力の上限があります。
例えば、モバイルバッテリーの入力が最大20Wまで対応の場合、100WのACアダプターを使っても20W以上で充電されることはありません。
逆に、モバイルバッテリーが高出力入力に対応している場合は、対応したACアダプターを使うことで充電時間を大幅に短縮できます。購入前には、モバイルバッテリーの商品仕様にある「入力(Input)」の項目を確認することが大切です。
Anker A1695N11で確認したいポイント
Ankerのモバイルバッテリーには、本体の出力だけでなく充電される側の入力性能が記載されています。確認する場所は「Input」「入力」「充電入力」などと書かれている部分です。
例えば仕様欄に「5V=3A」「9V=2A」など複数の入力が書かれている場合、それぞれの組み合わせで最大入力電力を計算できます。
| 表記例 | 計算 | 最大電力 |
|---|---|---|
| 5V=3A | 5×3 | 15W |
| 9V=2A | 9×2 | 18W |
| 20V=3A | 20×3 | 60W |
この入力性能に合わせてACアダプターを選ぶことで、無駄なく効率的に充電できます。
65Wや100WのACアダプターを選ぶメリット
65Wや100WクラスのACアダプターは、ノートパソコンやタブレットなどにも使える高出力タイプです。複数の機器を充電したい場合には便利です。
例えば、モバイルバッテリーだけでなく、スマートフォンやノートパソコンも同じ充電器で管理したい場合は、65W程度のUSB-C PD対応ACアダプターを選ぶと使い回しがしやすくなります。
ただし、モバイルバッテリー単体の充電時間だけを短縮したい場合は、必要以上に大きな100Wタイプを購入しても性能を最大限活かせない可能性があります。
USB-C PD対応ACアダプターを選ぶことが重要
最近の高速充電対応機器では、USB Power Delivery(USB PD)という規格が使われています。高出力ACアダプターを選ぶ場合は、単純なW数だけでなくUSB PD対応かどうかも確認しましょう。
例えば、65Wと書かれていても独自規格の出力である場合、モバイルバッテリーが必要としている急速充電規格に対応できないことがあります。
安心して使うためには、USB-C PD対応で、信頼できるメーカーのACアダプターを選ぶことがおすすめです。
まとめ|モバイルバッテリー用ACアダプターは入力性能に合わせて選ぶ
Anker A1695N11のようなモバイルバッテリーを短時間で充電したい場合、ACアダプターの「65W」や「100W」という数字だけを見るのではなく、モバイルバッテリー側の入力対応W数を確認することが重要です。
現在使用している「5V/2.4A」のACアダプターは約12Wの出力なので、大容量モバイルバッテリーでは充電に時間がかかる可能性があります。
まずは本体仕様のInput欄を確認し、それ以上の余裕があるUSB-C PD対応ACアダプターを選ぶと効率よく充電できます。複数の機器で使う予定があるなら65Wクラス、対応機器が多い環境なら100Wクラスを検討すると便利です。

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