ゲーミングPCを購入するとCドライブとは別にDドライブが用意されていることがあります。しかし、実際にはDドライブをほとんど使わず、外付けSSDやUSBストレージを利用している人も少なくありません。この記事では、Dドライブの役割、バックアップ用途として使うべきか、外付けSSDとの違い、初心者でもできる差分バックアップの方法について詳しく解説します。
ゲーミングPCにあるDドライブとは何のためにあるのか
Dドライブとは、パソコン内部にある別の保存領域のことです。一般的なWindowsパソコンでは、OSや基本的なソフトが入っているCドライブとは分けて、データ保存用としてDドライブが用意されることがあります。
例えば、CドライブにはWindowsやゲーム本体を入れ、Dドライブには写真、動画、ゲームのセーブデータ、作業ファイルなどを保存するといった使い分けができます。
ただし、Dドライブが必ずバックアップ専用というわけではありません。同じパソコン内部にある別ドライブの場合、パソコン本体が故障するとDドライブのデータも一緒に失われる可能性があります。
Dドライブをバックアップ先にする場合の注意点
Dドライブにデータをコピーして安心してしまう人もいますが、これは厳密にはバックアップとは言いにくい場合があります。
例えば、Cドライブに保存している写真をDドライブへコピーした場合、HDDやSSD自体が故障したり、パソコンの電源が入らなくなったりすると、CドライブとDドライブの両方が使えなくなる可能性があります。
本当の意味でのバックアップとは、元データとは別の場所にデータを保存しておくことです。そのため、外付けSSDや外付けHDD、NAS、クラウドストレージなどを利用する方法が一般的です。
外付けSSDにデータを保存する方法は有効なのか
外付けSSDに重要なデータを保存する方法は、バックアップ対策として有効です。特に写真、動画、ゲーム関連の設定ファイル、仕事のデータなどを守りたい場合には便利です。
例えば、普段はパソコン内部のSSDにデータを保存し、週に1回だけ外付けSSDへコピーするという運用でも、突然の故障によるデータ消失リスクを減らせます。
ただし、外付けSSDも電子機器なので絶対に壊れないわけではありません。重要なデータの場合は、外付けSSDだけではなくクラウドなど別の場所にも保存する「二重バックアップ」がより安全です。
差分バックアップとはどんな仕組みなのか
差分バックアップとは、最初にすべてのデータを保存した後、前回の完全バックアップ以降に変更されたデータだけを保存する方法です。
例えば、1TBの写真データを最初にバックアップした後、翌日に追加した100枚の写真だけを保存するような仕組みです。毎回すべてのデータをコピーするより時間や容量を節約できます。
似た方法として増分バックアップがあります。増分バックアップは「直前のバックアップ以降に変更されたデータ」のみ保存するため、より容量を節約できますが、復元時には複数のバックアップデータが必要になる場合があります。
Windowsで簡単にできるバックアップ方法
Windowsには標準でバックアップ機能が用意されています。初心者の場合は、まずWindowsの「ファイル履歴」などを利用すると簡単に設定できます。
また、バックアップ専用ソフトを利用すると、スケジュール設定や差分バックアップ、自動バックアップなども可能になります。
- 毎日自動でバックアップする
- 週末だけ外付けSSDへ保存する
- 重要なフォルダだけバックアップ対象にする
例えばゲーム用PCの場合、ゲーム本体は再インストールできることが多いため、設定ファイル、スクリーンショット、録画動画、個人データなどを優先的にバックアップすると効率的です。
ゲーミングPCでおすすめのバックアップ構成
ゲーミングPCの場合、容量の大きいゲームデータと重要な個人データを分けて考えると管理しやすくなります。
おすすめの例としては、以下のような構成があります。
| 保存場所 | 用途 |
|---|---|
| Cドライブ | Windows、アプリ、ゲーム本体 |
| Dドライブ | 作業データ、一時保存、大容量ファイル |
| 外付けSSD | 写真、動画、重要データのバックアップ |
| クラウド | 絶対に失いたくないデータの保護 |
このように複数の保存先を使い分けることで、パソコン本体が故障した場合でも被害を最小限にできます。
まとめ|Dドライブだけに頼らず外付けSSDなどでバックアップするのがおすすめ
Dドライブは便利な保存場所ですが、必ずしもバックアップ専用ではありません。同じパソコン内部にある場合、故障時には一緒にデータを失う可能性があります。
大切なデータを守るには、外付けSSDやHDD、クラウドサービスなどパソコン本体とは別の場所へ保存することが重要です。
差分バックアップや自動バックアップを設定しておけば、手動で毎回コピーする手間も減らせます。ゲーミングPCを長く安心して使うためにも、自分に合ったバックアップ環境を早めに作っておくことがおすすめです。

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