AT2020+UR22CでOBS配信する時の音声分離方法|DiscordやPC音がマイク入力に入る原因と設定解説

周辺機器

AT2020などのコンデンサーマイクとSteinberg UR22Cのようなオーディオインターフェースを使ってOBS配信を行う場合、マイク音声だけを配信に入れたいのに、Discordの通話音やYouTubeの音まで混ざってしまうことがあります。これは故障ではなく、オーディオインターフェース側のルーティング設定やOBSの入力設定が関係しているケースが多いです。この記事では、UR22CとOBSを使った配信環境で、マイク音声とPC音声を分離する方法をわかりやすく解説します。

OBSでマイク入力にPC音やDiscord音が入る原因

OBSの音声入力キャプチャにオーディオインターフェースを設定した場合、本来は接続したマイクの音だけを取得するのが理想です。しかし、UR22Cなどのオーディオインターフェースでは、設定によっては複数の音声信号が混ざった状態でOBSへ送られることがあります。

特にDSPミキサー機能を持つ機器では、マイク入力だけではなく、PCから戻ってくる音声やループバック音声も同時に扱うことができます。そのため、初期状態では便利な反面、配信では意図しない音が混ざることがあります。

例えば、OBSの音声入力キャプチャでUR22Cの「Stereo Mix」やループバック系の入力を選択している場合、マイク音だけではなくゲーム音、ブラウザ音、Discord通話音まで一緒に録音される場合があります。

UR22Cの入力チャンネルとDSPミックスの仕組みを理解する

UR22Cでは、マイク入力や楽器入力などの物理入力と、PCから戻ってくる音声を別々に管理できます。DSPミキサーは、それぞれの音声をどこへ送るか設定するための機能です。

配信で理想的な状態にするには、「マイク専用の入力」と「PC音声用の入力」を分ける必要があります。マイクだけをOBSへ送る場合は、UR22C側でマイク入力チャンネルのみを選択する設定にします。

一方、ゲーム音やDiscord音声はOBS側で別の音声キャプチャとして取得すると、配信中に個別調整できるようになります。

OBSでマイクだけを取得する基本設定

OBSでは、まずマイク用の音声入力キャプチャを作成します。設定する際は、UR22Cの入力チャンネルのうち、AT2020を接続しているマイク入力側を選択します。

例えばAT2020をUR22CのINPUT 1に接続している場合、OBSではINPUT 1単体の入力を選択します。ステレオミックスやループバック入力を選ぶと、PC音声が混ざる原因になります。

また、OBSの「設定」から「音声」を開き、デスクトップ音声とマイク音声を別々のデバイスとして設定すると管理しやすくなります。

DSPMixFxのVoiceチャンネルが音を拾わない時の確認ポイント

DSPMixFxでVoiceチャンネルが反応しない場合、いくつかの原因が考えられます。まず確認したいのは、マイクが正しい入力端子に接続されているかです。

AT2020はコンデンサーマイクなので、UR22C側で48Vファンタム電源をオンにする必要があります。電源が入っていない場合、入力レベルが表示されず音声を拾えません。

また、DSPMixFx内でマイク入力チャンネルのフェーダーが下がっていたり、ミュート設定になっていたりすると、Voice側へ音声が送られません。

確認する項目

  • AT2020を接続した入力端子が正しく選択されているか
  • 48Vファンタム電源がオンになっているか
  • DSPMixFxで入力チャンネルがミュートされていないか
  • 入力ゲインが適切に設定されているか
  • OBS側で正しい入力チャンネルを選んでいるか

Discord音声を別で配信に入れる方法

Discordの通話音をマイク音声と分けたい場合は、Discord専用の音声出力デバイスを設定する方法が便利です。

例えば、Windowsのサウンド設定でDiscordだけ別の出力先へ変更し、OBSでそのデバイスを音声キャプチャとして追加すると、マイク・ゲーム音・Discord音声を個別に調整できます。

この方法なら、配信中にDiscordの音量だけ下げたり、録画ではDiscord音声を入れない設定にしたりすることも可能になります。

配信向けのおすすめ音声構成例

AT2020とUR22Cを使った配信環境では、以下のような分け方にすると扱いやすくなります。

音声 設定場所
マイク音(AT2020) OBSの音声入力キャプチャ
ゲーム音 OBSのデスクトップ音声
Discord通話 専用音声デバイス+OBS音声キャプチャ

このように音源ごとに分けておくと、配信中のトラブル対応が簡単になります。特にゲーム配信や動画撮影では、後から音量調整できる環境を作っておくことが重要です。

まとめ

AT2020とUR22Cを使用してOBS配信を行う場合、マイク入力にDiscordやYouTubeの音が混ざる原因の多くは、ループバックやミックス入力を選択していることです。

マイクだけをOBSへ送りたい場合は、UR22Cの物理マイク入力チャンネルを選び、PC音声は別のキャプチャ方法で取得する構成がおすすめです。

DSPMixFxは便利な機能ですが、最初は音声ルーティングが複雑に感じやすいため、まずは「マイク」「PC音声」「通話音声」を別々の経路に分ける考え方を理解すると、安定した配信環境を作れるようになります。

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