FUJIFILM X-M5で動画撮影をしていると、ピント合わせの音やレンズが動く音がマイクに入り、気になることがあります。特に小型のパンケーキレンズは軽量で携帯性に優れている一方、動画撮影ではオートフォーカス駆動音が録音されやすい場合があります。
この記事では、X-M5で動画撮影時にレンズの動作音が入る理由や、初心者でもできる改善方法、動画撮影に適した設定やアクセサリーについて詳しく解説します。
FUJIFILM X-M5でレンズの動作音が入る原因
動画撮影時に聞こえる「ジー」「カタカタ」といった音の多くは、レンズ内部のオートフォーカス機構が動作する音です。写真撮影では一瞬だけ発生する音でも、動画では常に録音されるため目立ちやすくなります。
特にパンケーキレンズのような小型レンズは、サイズを抑えるために内部スペースが限られており、フォーカスモーターの動作音がボディ内蔵マイクに拾われることがあります。
例えば、静かな部屋で話しながら撮影するVlogでは、話し声よりも小さなレンズ駆動音が目立つことがありますが、これは故障ではなく機材の特性による場合が多いです。
まず確認したいX-M5の動画撮影設定
レンズ音を減らすためには、まずカメラ側の設定を見直すことが重要です。オートフォーカスの動作頻度を下げることで、フォーカス音が録音される機会を減らせます。
動画撮影では、以下のような設定を試すと改善する場合があります。
- AFモードを見直す
- AF-Cの追従感度を調整する
- 顔認識AFの設定を確認する
- 必要に応じてMF(マニュアルフォーカス)を使用する
例えば、固定した位置で商品紹介や座って話す動画を撮影する場合は、オートフォーカスを常時動かす必要がないため、MFに変更するとレンズ駆動音を大幅に減らせます。
動画撮影では外部マイクを使うのが一般的な解決方法
カメラ内蔵マイクは便利ですが、ボディやレンズから近い位置にあるため、操作音や駆動音を拾いやすいという特徴があります。
本格的な動画撮影では、外部マイクを使用して音声収録を改善する方法が一般的です。マイクをカメラから離すことで、レンズの動作音が入りにくくなります。
例えば、FUJIFILM X-M5でVlog撮影をする場合、小型の外部マイクを装着するだけでも、内蔵マイク使用時より自然でクリアな音声になります。
動画向きのレンズを選ぶことも重要
写真向けに作られたレンズと動画向けに適したレンズでは、オートフォーカスの動作や音の静かさに違いがあります。
動画撮影では、フォーカス移動が滑らかで静かなリニアモーター搭載レンズが向いています。パンケーキレンズは持ち運びには非常に便利ですが、動画性能を最優先する場合は別のレンズが適していることもあります。
例えば、旅行中に気軽に撮影する用途なら小型パンケーキレンズは便利ですが、インタビューやVlogなど音声を重視する動画では、静音性の高いレンズや外部マイクとの組み合わせがおすすめです。
撮影環境を工夫してレンズ音を目立たなくする方法
機材を変更しなくても、撮影方法を少し変えることで改善できる場合があります。
周囲の音が少ない静かな場所では小さな動作音も目立ちます。そのため、BGMを入れる、環境音を適度に残す、話し声を別録りするなどの編集方法も有効です。
また、カメラを三脚に固定して撮影する場合は、撮影前にピントを合わせてから録画を開始することで、録画中のフォーカス駆動を減らすことができます。
X-M5で動画を快適に撮影するためのおすすめ構成
FUJIFILM X-M5は小型軽量ながら動画性能が高いカメラですが、動画撮影ではカメラ本体だけでなく、レンズやマイクとの組み合わせが重要です。
気軽な日常撮影ならパンケーキレンズ+外部マイク、作品撮影や音声重視の動画なら静音性の高いレンズ+外部マイクというように用途に合わせて構成を変えると快適になります。
初心者の場合は、まず設定変更や外部マイク追加から試し、それでも気になる場合にレンズ交換を検討すると無駄な出費を抑えられます。
まとめ
FUJIFILM X-M5でパンケーキレンズを使った動画撮影時にレンズの動作音が入るのは、珍しい現象ではなく、オートフォーカス機構や内蔵マイクの特性によるものです。
改善するには、AF設定の調整、MFの活用、外部マイクの使用、動画向きレンズへの変更などが効果的です。
まずは現在の機材で設定を見直し、それでも音が気になる場合はマイクやレンズへの投資を検討すると、X-M5の動画性能をより活かした撮影ができるようになります。


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