新築住宅では、洗濯機置き場に防水パンが設置されていないケースが増えています。その場合、洗濯機の下にかさ上げ台を設置することで、排水ホースの取り回しを改善したり、掃除しやすくしたりできます。
しかし、かさ上げ台には高さや耐荷重、固定方法などさまざまな違いがあり、適当に選ぶと洗濯機の振動やズレの原因になることがあります。この記事では、防水パンがない洗濯機置き場に適したかさ上げ台の選び方やおすすめタイプ、設置時の注意点について詳しく解説します。
防水パンがない洗濯機置き場にかさ上げ台を置くメリット
防水パンは洗濯機から水漏れした場合に床への被害を防ぐ役割がありますが、最近の新築住宅では床材や排水設備の性能向上により、あえて設置しないケースもあります。
そのような環境では、洗濯機用のかさ上げ台を使うことで、洗濯機本体を少し高く設置できます。
- 排水ホースを通しやすくなる
- 洗濯機下の掃除がしやすくなる
- 湿気やホコリがたまりにくくなる
- 洗濯機の移動やメンテナンスがしやすくなる
例えば、排水口が洗濯機の真下にある住宅では、かさ上げによってホースの接続スペースが確保でき、排水トラブルを防ぎやすくなります。
洗濯機用かさ上げ台を選ぶときの重要ポイント
かさ上げ台を選ぶ際は、単純に高さだけを見るのではなく、洗濯機の重量や設置環境に合ったものを選ぶことが大切です。
耐荷重を確認する
洗濯機は本体だけでも重量があります。さらに洗濯物や水が入ることで、設置時より大きな負荷がかかります。
例えばドラム式洗濯機の場合、縦型洗濯機より重量が大きい傾向があるため、1台あたりの耐荷重が十分にある製品を選ぶ必要があります。
高さは必要以上に上げない
かさ上げ台には数cmから10cm以上の高さの商品がありますが、高くしすぎると洗濯機の重心が上がり、振動が大きくなる可能性があります。
排水ホースを通す目的なら、必要最低限の高さを確保できる商品を選ぶのがおすすめです。
滑り止めや固定機能を確認する
洗濯機は脱水時に大きく振動するため、台の上でズレない構造が重要です。
底面にゴム素材の滑り止めが付いているものや、洗濯機の脚を固定できるタイプを選ぶと安心です。
防水パンなし住宅におすすめのかさ上げ台タイプ
洗濯機用かさ上げ台にはいくつか種類があります。住宅環境や目的によって適したタイプが変わります。
| タイプ | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 固定式かさ上げ台 | 安定性が高く振動に強い | 長期間設置したい人 |
| 防振ゴム付きタイプ | 振動や騒音を軽減しやすい | 集合住宅や夜間使用が多い人 |
| キャスター付きタイプ | 移動や掃除がしやすい | 洗濯機下を頻繁に掃除したい人 |
新築住宅で長く使用する場合は、安定性を重視した固定式や防振機能付きのタイプが向いています。
一方で、洗濯機周辺をこまめに掃除したい場合は、移動可能なタイプも便利です。ただし、キャスター付きは固定式より安定性を確認する必要があります。
洗濯機用かさ上げ台の設置時に注意すること
かさ上げ台は置くだけに見えますが、安全に使用するためには設置場所の確認が必要です。
まず、床が水平であることを確認してください。床が傾いている場合、洗濯機の振動が大きくなったり、異音が発生したりすることがあります。
また、洗濯機の脚が台の中央にしっかり乗っているか確認しましょう。少しでもズレていると脱水時に本体が動く原因になります。
防水パンを設置するべきケースもある
かさ上げ台は便利ですが、すべての住宅で防水パンの代わりになるわけではありません。
マンションや集合住宅の上階、万が一の水漏れ被害を特に避けたい場所では、防水パンの設置を検討する価値があります。
一方で、新築戸建てなどで排水設備が整っている場合は、かさ上げ台だけで快適に使用できるケースも多くあります。
まとめ|防水パンなしの洗濯機置き場は安定性重視でかさ上げ台を選ぶ
新築住宅で洗濯機置き場に防水パンがない場合、洗濯機用かさ上げ台を設置することで排水性や掃除のしやすさを改善できます。
選ぶ際は、耐荷重・高さ・滑り止め・防振性能を確認し、洗濯機の種類に合った商品を選ぶことが重要です。
特にドラム式洗濯機など重量のある機種では、安定性の高い固定式や防振タイプがおすすめです。長く安心して使うためにも、価格だけではなく安全性や設置後の使いやすさを重視して選びましょう。


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