Canon EF70-200mm F2.8L IS II型とIII型の違いを比較|中古購入なら修理対応期間だけで選ぶべきか解説

デジタル一眼レフ

Canon EFマウントの大三元望遠ズームレンズとして人気の高いEF70-200mm F2.8L IS USMシリーズ。中古市場ではII型とIII型の価格差があり、どちらを購入するべきか迷う方も少なくありません。

特に中古レンズでは、性能差だけでなく修理対応期間や今後のメンテナンス性も重要な判断材料になります。この記事では、Canon EF70-200mm F2.8L IS II USMとIII USMの違いや、中古購入時に確認したいポイントについて詳しく解説します。

Canon EF70-200mm F2.8L II型とIII型の基本的な違い

EF70-200mm F2.8L IS II USMは2010年に発売されたモデルで、プロやハイアマチュアから高い評価を受けてきた定番レンズです。一方、III型は2018年に登場した後継モデルで、光学性能を大きく変更するというより、コーティングなどの改良が中心になっています。

主な違いは以下の通りです。

項目 II型 III型
発売時期 2010年 2018年
光学設計 基本性能が高い II型をベースに改良
コーティング 通常コーティング ASCコーティング採用
逆光性能 十分高性能 ゴースト・フレア耐性が向上

どちらも70-200mm F2.8という明るい望遠ズームとして完成度が高く、スポーツ、野鳥、ポートレート、舞台撮影など幅広い用途で活躍します。

III型は本当にII型より大きく性能が向上しているのか

III型への買い替えを考える場合、気になるのは価格差に見合う性能差があるかという点です。結論から言うと、通常撮影ではII型との差を大きく感じない場面も多くあります。

III型の主な改良点は逆光時の描写性能です。強い光源が画面内に入るような撮影では、ASCコーティングによってゴーストやフレアが発生しにくくなっています。

例えば、屋外スポーツで太陽が画角に入る場面や、夕景で人物を撮影する場合はIII型のメリットを感じやすくなります。しかし、屋内スポーツや通常のポートレート撮影ではII型でも非常に高品質な写真を撮影できます。

中古購入では修理対応期間をどこまで重視すべきか

中古レンズ選びでは、修理対応期間が残っているかどうかは確かに重要です。特にEF70-200mm F2.8シリーズは構造が複雑で、手ブレ補正機構や超音波モーターなどが搭載されています。

万が一、AF不良や手ブレ補正故障が発生した場合、自分で修理することは難しいため、メーカー修理を利用できるモデルの方が安心感があります。

ただし、修理期間だけを理由にIII型を選ぶ必要はありません。II型でも状態の良い個体であれば長期間使用できる可能性があります。購入価格との差額を考え、浮いた予算をフィルターや防湿庫、別のレンズ購入に回す選択肢もあります。

II型を選んでも満足できる人の特徴

EF70-200mm F2.8L IS II USMは現在でも非常に評価が高く、中古価格とのバランスに優れています。

以下のような用途であればII型でも十分満足できる可能性が高いです。

  • スポーツ撮影が中心
  • 人物撮影やポートレートがメイン
  • 屋内イベント撮影が多い
  • コストを抑えて明るい望遠レンズを導入したい

例えば、子どもの運動会やライブ撮影、室内スポーツなどでは、III型との差よりも撮影者の技術や撮影環境の影響の方が大きくなります。

III型を選んだ方が良いケース

一方で、長期間メインレンズとして使う予定ならIII型を選ぶメリットがあります。修理対応期間が長く残っていることに加え、最新モデルに近い安心感があります。

特に以下のような方にはIII型がおすすめです。

  • 10年以上使う予定がある
  • 中古でもできるだけ新しい状態のものを選びたい
  • 逆光撮影が多い
  • 将来的な売却価格も考えたい

プロ用途や仕事で使用する場合は、撮影できない期間を避けるためにも、修理対応期間が長いIII型を選ぶ価値があります。

中古のEF70-200mm F2.8を購入するときのチェックポイント

II型・III型どちらを選ぶ場合でも、中古レンズでは個体状態の確認が重要です。外観がきれいでも内部の状態に問題がある場合があります。

購入前には以下のポイントを確認しましょう。

  • AFが高速かつ正常に動作するか
  • 手ブレ補正使用時に異音がないか
  • ズームリングやフォーカスリングが正常か
  • レンズ内部にカビや大きなホコリがないか
  • 付属品や保管状態が良いか

特に手ブレ補正機構の故障は修理費用が高額になる場合があるため、動作確認できる中古店で購入すると安心です。

まとめ:修理対応期間だけならIII型、コスパならII型も十分おすすめ

Canon EF70-200mm F2.8L IS II型とIII型は、どちらも非常に完成度の高い望遠ズームレンズです。III型は逆光性能や修理対応期間などの安心感がありますが、II型も基本性能では現在でも十分通用します。

長期間メインレンズとして使いたい場合や仕事用途ならIII型、コストを抑えて高性能な望遠レンズを楽しみたい場合は状態の良いII型がおすすめです。

中古購入では型番だけで判断せず、レンズの状態や価格差、自分の撮影スタイルを考えて選ぶことが、後悔しないレンズ選びにつながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました