エアコンが備え付けられていない賃貸物件では、自分でエアコンを購入して設置するケースがあります。しかし、退去時にエアコンを取り外す必要がある場合、壁紙(クロス)や壁に傷が付かないか不安になる方も多いでしょう。
この記事では、賃貸住宅に後付けしたエアコンを取り外す際に起こりやすい傷や、退去時にトラブルを防ぐために知っておきたいポイントについて詳しく解説します。
エアコン取り外しでクロスに傷が付くことはあるのか
基本的に、専門業者が適切にエアコンを取り外せば、壁紙そのものが大きく傷つくことは少ないです。ただし、設置状況や取り外し方法によってはクロスに傷や汚れが残る可能性があります。
特に注意したいのは、エアコン本体を固定している背板の取り外しや、配管を通すために開けた穴周辺の処理です。無理に金具を外したり、壁との接着部分を強く引っ張ったりすると、クロスがめくれる場合があります。
例えば、長期間エアコンを設置していた場所では、本体の裏側だけ日焼けしていなかったり、ホコリの跡が残ったりすることがあります。これは取り外し時の傷ではなく、設置していたことによる経年変化です。
賃貸でエアコンを設置するときに確認したいこと
賃貸物件でエアコンを取り付ける場合、まず確認したいのが大家さんや管理会社への確認です。特に壁に穴を開ける必要がある場合は、事前許可が必要になることがあります。
すでにエアコン用の配管穴やコンセントがある物件なら、壁への加工を最小限にして設置できるため、退去時の負担も少なくなります。
一方で、穴がない場所に新しく配管穴を開ける場合は、退去時に穴を塞ぐ工事が必要になる可能性があります。設置前に原状回復について確認しておくことが大切です。
エアコン撤去時にクロスを傷めやすい原因
エアコン取り外し時にクロスが傷む原因はいくつかあります。
- 固定金具を外す際に壁紙を引っ掛ける
- 配管カバーや粘着テープを無理に剥がす
- 室内機を移動させる際に壁へ接触する
- 古い壁紙が劣化している
特に配管カバーを両面テープなどで固定している場合、剥がす際にクロスの表面が一緒にはがれることがあります。
例えば、退去直前に自分でエアコンを外そうとして、壁紙まで破損してしまうケースがあります。エアコンは重量もあり、配管処理も必要なため、基本的には専門業者へ依頼する方が安心です。
退去時のトラブルを防ぐための対策
エアコンを持って引っ越す予定がある場合は、設置時から退去時のことを考えておくことが重要です。
具体的には、以下のような対策がおすすめです。
- 設置前後の壁やクロスの状態を写真で記録する
- 管理会社へ設置許可を取る
- 取り外しは専門業者に依頼する
- 配管穴の処理方法を事前に確認する
写真を残しておくことで、もともとあった傷なのか、エアコン設置によるものなのかを確認しやすくなります。
また、退去時にエアコンを残していく場合と持っていく場合では対応が異なるため、契約内容も確認しておくと安心です。
エアコンを持って引っ越す場合に知っておきたい費用
エアコンの移設では、取り外し費用と新居での取り付け費用が発生します。一般的には、取り外しと取り付けを合わせて1万円台から数万円程度になることがあります。
古いエアコンの場合は、移設するより新しいものを購入した方が費用面で有利になるケースもあります。
例えば、購入から10年以上経過したエアコンでは、移設費用をかけてもすぐに故障する可能性があります。引っ越しのタイミングで買い替えも検討するとよいでしょう。
まとめ
賃貸物件に設置したエアコンは、適切な方法で取り外せばクロスが大きく傷つく可能性は低いです。ただし、配管処理や固定金具の取り外し時には注意が必要です。
退去時のトラブルを避けるためには、設置前に管理会社へ確認し、施工前後の状態を記録しておくことが大切です。
エアコンを次の引っ越し先へ持っていく予定がある場合は、最初から専門業者による丁寧な設置を行い、取り外しもプロに依頼することで安心して利用できます。


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