ソニーのフルサイズミラーレスα7 IIIは、高性能なボディを持つため、レンズを交換することでさまざまな撮影を楽しめるカメラです。しかし、レンズが故障してしまった場合、すぐに高価な純正レンズを購入するのは難しいこともあります。
そこで今回は、α7 IIIで一時的な代用として使いやすい1万円〜2万円前後のレンズについて、純正以外の選択肢や中古レンズ、オールドレンズを含めた選び方を紹介します。
α7 III用の1万円〜2万円台レンズを選ぶポイント
α7 IIIはフルサイズセンサーを搭載しているため、レンズ選びでは基本的にフルサイズ対応のEマウントレンズを選ぶ必要があります。
ただし、予算を抑える場合は新品の高性能AFレンズだけでなく、中古レンズやマニュアルフォーカス(MF)レンズ、マウントアダプターを使ったオールドレンズも候補になります。
例えば、人物撮影が多い場合は明るい単焦点レンズ、風景や旅行撮影なら広角寄りのレンズなど、撮影スタイルに合わせて選ぶと低価格でも満足度の高い撮影ができます。
おすすめ1:TTArtisan 50mm F2(Eマウント)
低価格ながらフルサイズ対応で人気があるレンズがTTArtisan 50mm F2です。
50mmという焦点距離は、人の目で見た感覚に近い自然な画角で、スナップ撮影や料理、人物撮影など幅広く使えます。
MFレンズですが、α7 IIIにはピント拡大やピーキング機能があるため、慣れれば正確なピント合わせが可能です。新品でも比較的購入しやすい価格帯で、レンズがない期間のつなぎとしても使いやすい選択肢です。
おすすめ2:七工匠 7Artisans 35mm F1.2 II
ボケを楽しみたい場合は、七工匠の35mm単焦点レンズも候補になります。
35mmは日常撮影に向いた焦点距離で、カフェ、街歩き、旅行などで扱いやすい画角です。F1.2という明るさを活かせば、背景をぼかした写真や暗い場所での撮影にも対応できます。
こちらもMFレンズですが、α7 IIIの高精細な電子ビューファインダーやピント補助機能との相性が良く、撮影練習用としてもおすすめです。
おすすめ3:中古のSONY FE 50mm F1.8
純正レンズを使いたい場合は、中古市場でSONY FE 50mm F1.8を探す方法があります。
FE 50mm F1.8はソニー純正のフルサイズ対応Eマウントレンズで、比較的手頃な価格で購入できる代表的な単焦点レンズです。
AF撮影に対応しているため、動く被写体や人物撮影ではMFレンズより扱いやすいメリットがあります。中古状態によっては1万円台で見つかることもあります。
おすすめ4:オールドレンズを使ってα7 IIIの表現を楽しむ
α7 IIIはフランジバックが短いミラーレスカメラなので、マウントアダプターを使えば昔の一眼レフ用レンズも使用できます。
例えば、ミノルタ、キヤノンFD、ニコンFマウントなどの古いレンズは、中古市場で安価に購入できるものがあります。
オールドレンズは最新レンズのようなシャープさやAF性能はありませんが、独特の色合いや柔らかなボケを楽しめるため、写真表現を学ぶ用途にも向いています。
1万円〜2万円のレンズでもα7 IIIなら十分楽しめる理由
α7 IIIはボディ側の性能が高いため、低価格レンズでも撮影そのものを楽しむことができます。
特に初心者や写真を学んでいる段階では、高価なレンズよりも、構図や光の使い方を意識して撮影する経験のほうが重要です。
例えば50mm単焦点レンズ1本だけで街を撮影すると、被写体との距離や背景の選び方を考える機会が増え、写真技術の向上にもつながります。
低価格レンズ購入時に注意したいポイント
中古レンズを購入する場合は、レンズ内部のカビ、くもり、傷、絞りやピントリングの動作などを確認することが大切です。
また、安価なMFレンズの場合はAFが使えないため、スポーツや動物など動きの速い被写体には向かない場合があります。
購入前に自分が撮りたい写真のジャンルを考えることで、価格以上に活躍するレンズを選びやすくなります。
まとめ|α7 IIIは低価格レンズでも十分に写真を楽しめる
α7 III用のレンズを一時的に用意する場合、1万円〜2万円の予算でも選択肢はあります。
AF性能を重視するなら中古の純正FEレンズ、写真表現や練習を楽しむならTTArtisanや七工匠などのMFレンズ、個性的な写りを求めるならオールドレンズがおすすめです。
高価なレンズを購入するまでの代用品としてだけでなく、将来的にもサブレンズとして活躍する可能性があるため、予算に合わせて自分に合った一本を選ぶとよいでしょう。


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