パソコンを起動するとCPU使用率が100%近くになったり、メモリ使用率が90%を超えたりして、クリックするたびに固まるような状態になることがあります。特に購入当初から動作が遅い場合は、スペック不足だけではなく、搭載されているストレージやメモリ容量、Windowsの設定などが原因になっている可能性があります。
この記事では、CPUやメモリが常に高負荷になる理由と、買い替え前に試せる改善方法について詳しく解説します。
CPU使用率100%・メモリ90%になる主な原因
タスクマネージャーでCPU使用率やメモリ使用率が高い場合、パソコン内部で処理能力以上の作業が行われている状態です。
特に低価格帯のノートパソコンでは、省電力向けのCPUや少ないメモリ容量が搭載されていることが多く、Windowsやブラウザなど基本的な処理だけでも負荷が高くなる場合があります。
例えば、インターネット閲覧、動画視聴、Officeソフトの利用などは一見軽い作業に見えますが、現在のWindows環境では以前より多くのメモリやCPU性能を必要とします。
Microsoft EdgeがCPUを大量に使用する理由
タスクマネージャーを見るとMicrosoft EdgeがCPUを大きく使用していることがありますが、必ずしもEdgeだけが原因とは限りません。
Edgeは複数のタブ、拡張機能、バックグラウンド処理などを利用するため、メモリ容量が少ないパソコンでは負荷が高くなることがあります。
例えば、メモリ4GB程度のPCでEdgeを複数タブ開いた状態にすると、ブラウザだけでメモリを圧迫し、Windows全体の動作が遅くなることがあります。
まず確認したいパソコンのスペック
動作改善を考える前に、現在のパソコンの性能を確認することが重要です。
| 確認項目 | 目安 |
|---|---|
| メモリ | 8GB以上が一般的な快適ライン |
| ストレージ | SSD搭載なら動作改善しやすい |
| CPU | Core i3以上または同等性能が目安 |
特に大きな差が出るのがストレージです。HDD搭載モデルの場合、CPUやメモリよりもストレージ速度が原因で「何をしても待たされる」状態になることがあります。
例えば、電源を入れてからWindowsが使えるまで数分かかる場合は、HDDがボトルネックになっている可能性があります。
低スペックPCでも試せる改善方法
買い替えを検討する前に、以下の対策を試すことで動作が改善する場合があります。
- 不要なスタートアップアプリを停止する
- 使用していないソフトをアンインストールする
- Edgeのタブを減らす
- ブラウザの拡張機能を整理する
- Windows Updateを完了させる
- ストレージの空き容量を増やす
特に長期間使用していなかったパソコンは、起動後しばらくWindows Updateやウイルスチェックなどが動作していることがあります。
久しぶりに起動した直後だけCPU使用率が高い場合は、数十分程度待ってから再度確認すると、本来の状態が判断できます。
メモリ増設やSSD交換で改善できる可能性
パソコンによっては、メモリ増設やHDDからSSDへの交換によって大きく快適になる場合があります。
例えば、メモリ4GBのパソコンを8GB以上に増設すると、複数のアプリを開いた際の動作が安定しやすくなります。また、HDDをSSDへ交換すると、起動時間やアプリ起動速度が大幅に改善することがあります。
ただし、ノートパソコンの場合はメモリ増設不可の機種や、SSD交換の難しい機種もあるため、型番ごとの対応確認が必要です。
買い替えを検討したほうがよいケース
改善策を試してもCPU使用率が常に高く、普段使いでもストレスを感じる場合は、買い替えも選択肢になります。
現在の一般的な用途では、インターネット閲覧、動画視聴、Office作業を快適に行うには、メモリ8GB以上、SSD搭載のパソコンがおすすめです。
特に購入時から動作が遅かった場合、設定ではなく元々の性能が用途に合っていない可能性があります。
まとめ|CPU100%のPCは原因を確認してから判断しよう
CPU使用率100%やメモリ90%という状態は、必ずしも故障ではありません。低スペックPCではWindowsやブラウザの処理だけで負荷が高くなることがあります。
まずはタスクマネージャーで原因となっているアプリを確認し、不要なソフトの停止や設定変更を試してみましょう。
それでも改善しない場合は、SSD搭載・メモリ8GB以上のパソコンへ買い替えることで、普段使いの快適さは大きく向上する可能性があります。


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