20万円前後の予算でドラム式洗濯乾燥機を選ぶなら、単純に「容量が大きい機種」を選ぶより、乾燥方式・乾燥容量・自動投入・お手入れのしやすさ・設置サイズを確認することが重要です。
特に乾燥機能を頻繁に使う予定なら、ヒーター式より省エネ性能に優れやすいヒートポンプ式を優先すると、購入後の電気代まで含めて満足しやすくなります。2026年8月時点では、20万円前後から少し予算を広げると、シャープ ES-8XS1、日立 ビッグドラム BD-SW120M、旧型在庫の東芝 ZABOON TW-127XH4などが比較候補になります。
ただし家電の販売価格は店舗、時期、在庫処分、設置料金によって大きく変動します。この記事では具体的な機種を紹介しながら、「20万円で何を優先すると失敗しにくいか」を整理します。
- 20万円前後なら最初に乾燥方式を確認する
- 20万円前後で有力なのはシャープ ES-8XS1
- シャープ ES-8XS1はヒートポンプ式+自動投入が魅力
- ES-8XS1は一人暮らし・二人暮らしに特に向いている
- 4人家族なら日立 BD-SW120Mが候補
- 日立 BD-SW120Mは乾燥フィルターレスのお手入れ性が特徴
- 日立はヒートポンプ式ではなく低温ヒート式
- 在庫処分を狙えるなら東芝 TW-127XH4は非常にコスパが高い
- 東芝 TW-127XH4は乾燥容量7kgが強み
- 東芝は洗浄力と静音性を重視する人にも向いている
- パナソニックが欲しいなら予算を少し広げる価値がある
- 20万円なら新品の最新型にこだわらないほうが選択肢が広がる
- 20万円前後の候補を比較
- 一人暮らしなら大型12kgモデルが必ずしも正解ではない
- 3~4人家族なら洗濯12kg・乾燥6kg以上を目安にする
- 「洗濯12kg」と書いてあっても12kg乾燥できるわけではない
- 設置場所は購入前に必ず測る
- 奥行が狭いならシャープES-8XS1が有利
- 洗剤・柔軟剤の自動投入は予算20万円なら欲しい機能
- 乾燥フィルターのお手入れも購入前に確認する
- 乾燥をほとんど使わないならドラム式そのものを再検討してもよい
- 本体価格以外に設置・リサイクル費用も考える
- 展示品や型落ちを買うときは保証条件を確認する
- 予算別の考え方
- 20万円前後で選ぶならこんな人におすすめ
- まとめ:20万円なら「ヒートポンプの型落ちモデル」を最優先で探すのがおすすめ
20万円前後なら最初に乾燥方式を確認する
ドラム式洗濯乾燥機を選ぶとき、洗濯容量以上に確認しておきたいのが乾燥方式です。代表的なのはヒートポンプ式とヒーター式です。
ヒートポンプ式は、低温の乾燥風を循環させながら衣類を乾燥させる方式です。一般にヒーター式より消費電力量を抑えやすく、衣類が高温になりにくいため縮みや傷みも抑えやすい特徴があります。
例えばパナソニックの比較では、ヒートポンプ式LXシリーズとヒーター式SDシリーズを1日1回、6年間洗濯~乾燥運転した場合、電気代と水道代の試算に大きな差があります。購入価格だけでなくランニングコストまで考えるなら乾燥方式は重要です。[参照:パナソニック 洗濯乾燥機の電気代・水道代比較]
20万円前後で有力なのはシャープ ES-8XS1
設置スペースがそれほど広くなく、1~3人程度で使うなら、シャープのES-8XS1は候補にしやすいモデルです。洗濯・脱水容量8kg、乾燥容量4kgで、ヒートポンプ乾燥を搭載しています。[参照:シャープ ES-8XS1]
2026年8月時点では販売店によって20万円台前半で見つかることがあり、予算20万円から少し上乗せできる場合に検討しやすい機種です。
本体は幅640mm・奥行600mm・高さ1,040mmで、ドラム式としては奥行を抑えた設計です。一般的な大型ドラム式が奥行700mmを超えることもあるため、洗面所が狭い住宅では大きなメリットになります。[参照:シャープ ES-8XS1 仕様]
シャープ ES-8XS1はヒートポンプ式+自動投入が魅力
ES-8XS1には「エコわざヒートポンプ乾燥」が搭載されています。シャープは、低温風で衣類へのダメージを抑えながら乾燥できる方式として案内しています。[参照:シャープ ヒートポンプ乾燥]
液体洗剤と柔軟剤の自動投入にも対応しています。毎回洗剤を量って入れる必要がなくなるため、ドラム式を毎日使う家庭では意外と便利な機能です。
さらに乾燥ダクト自動お掃除、洗濯槽自動お掃除、ドアパッキン自動洗浄なども搭載されています。ドラム式は乾燥経路へホコリがたまりやすいため、お手入れ機能は長期間使ううえで重視したいポイントです。
ES-8XS1は一人暮らし・二人暮らしに特に向いている
ES-8XS1の乾燥容量は4kgです。そのため4~5人家族で毎日大量の洗濯物を乾燥する用途では、やや容量不足を感じる可能性があります。
一方、一人暮らしや二人暮らしなら4kg乾燥でも十分なケースが多く、本体がコンパクトであることのメリットが大きくなります。
例えば仕事着、下着、タオルなどを毎日洗濯乾燥する使い方なら、必要以上に12kgクラスを購入するより扱いやすいでしょう。
4人家族なら日立 BD-SW120Mが候補
家族人数が多く、大容量を重視するなら日立のビッグドラム BD-SW120Mも候補です。洗濯・脱水容量12kg、乾燥容量6kgで、20万円前後で販売されることがあります。[参照:日立 BD-SW120M]
12kg洗えるので、数日分をまとめて洗いたい家庭や、シーツ・タオルなど大物を洗う機会が多い家庭に向いています。
液体洗剤・柔軟剤自動投入、AIお洗濯、温水ナイアガラ洗浄なども搭載され、容量と機能のバランスが取れています。
日立 BD-SW120Mは乾燥フィルターレスのお手入れ性が特徴
日立のBD-SW120Mには「らくメンテ」が搭載されており、乾燥フィルターをなくした構造になっています。大容量糸くずフィルター、乾燥経路自動おそうじ、ドアパッキン自動おそうじなどによって日常のお手入れ回数を減らす設計です。[参照:日立 ビッグドラム]
ドラム式を使っていると、乾燥するたびにフィルターからホコリを取る作業を負担に感じる人もいます。その作業を少なくしたいなら日立は比較しやすいメーカーです。
標準の洗濯~乾燥時間は約98分と案内されており、乾燥まで短時間で終わらせたい人にも魅力があります。
日立はヒートポンプ式ではなく低温ヒート式
一方で、BD-SW120Mの乾燥方式は「風アイロン(低温ヒート式)」です。ヒートポンプ式ではありません。[参照:日立 BD-SW120M 仕様]
そのため、「何より電気代を抑えたいのでヒートポンプ式が絶対条件」という場合には、シャープやパナソニック、東芝などのヒートポンプモデルと比較したほうがよいでしょう。
逆に、乾燥後のシワを抑える機能やメンテナンス性、大容量を重視するなら日立は十分魅力があります。
在庫処分を狙えるなら東芝 TW-127XH4は非常にコスパが高い
型落ちでも問題ない場合は、東芝 ZABOON TW-127XH4がかなり有力です。現在は生産終了品ですが、2026年8月時点で東芝公式オンラインショップの在庫一掃セールでは14万円台で販売されている例があります。価格は在庫状況によって変化します。[参照:東芝 2026年サマーセール]
TW-127XH4は洗濯12kg・乾燥7kgという大容量で、しかもヒートポンプ除湿乾燥を搭載しています。[参照:東芝 TW-127XH4]
新品在庫が残っていて設置条件に合うなら、20万円以下で購入できるドラム式として非常にコストパフォーマンスが高いモデルです。
東芝 TW-127XH4は乾燥容量7kgが強み
TW-127XH4は洗濯12kg・乾燥7kgです。一般的な12kgクラスでも乾燥容量は6kgという機種が多いため、7kgまで乾燥できるのは家族世帯では大きなメリットです。
「ふんわリッチ速乾」というヒートポンプ除湿乾燥方式を採用しており、大風量で乾燥させます。標準洗濯~乾燥時間は約96分です。[参照:東芝 TW-127XH4 仕様]
4人家族でタオルや普段着をまとめて洗って乾かすなら、4kg乾燥のコンパクトモデルより余裕があります。
東芝は洗浄力と静音性を重視する人にも向いている
TW-127XH4には「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」が搭載されています。ウルトラファインバブル水を利用して衣類の繊維へ洗剤を浸透させる仕組みです。
また洗い約32dB、脱水約37dBと低振動・低騒音設計が採用されています。東芝はギアやベルトを使わないS-DDモーターを使用し、運転音を抑える設計としています。[参照:東芝 低振動・低騒音設計]
集合住宅で夜に洗濯することが多い家庭では、運転音も比較ポイントになります。
パナソニックが欲しいなら予算を少し広げる価値がある
ドラム式洗濯乾燥機で人気の高いパナソニックLXシリーズも比較候補です。2026年度モデルのNA-LX123Fは洗濯12kg・乾燥6kgで、ヒートポンプ乾燥を搭載しています。[参照:パナソニック NA-LX123F]
パナソニックはヒートポンプを本体上部へ配置した「トップユニット方式」を採用し、大風量による省エネ・スピード乾燥を特徴としています。[参照:パナソニック LXシリーズ]
ただし新しいLXシリーズは20万円を超えることが多いため、予算厳守なら型落ちやセール品を探す方法が現実的です。
20万円なら新品の最新型にこだわらないほうが選択肢が広がる
ドラム式洗濯乾燥機はモデルチェンジのタイミングで旧型が大きく値下がりすることがあります。
特に洗濯機の場合、前年モデルと新型で基本的な洗濯・乾燥性能が大幅に変化していないケースもあります。その場合、旧型を数万円安く購入できれば非常にお得です。
予算20万円なら「現行の廉価モデル」だけでなく、「前年の上位モデルの在庫処分」も必ず比較するのがおすすめです。
20万円前後の候補を比較
| 機種 | 洗濯/乾燥容量 | 乾燥方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シャープ ES-8XS1 | 8kg/4kg | ヒートポンプ | コンパクト・自動投入・省エネ |
| 日立 BD-SW120M | 12kg/6kg | 低温ヒート式 | 大容量・らくメンテ・風アイロン |
| 東芝 TW-127XH4 | 12kg/7kg | ヒートポンプ | 型落ち高コスパ・大容量 |
| パナソニック LXシリーズ | 12kg/6kg | ヒートポンプ | 乾燥性能・省エネを重視 |
価格は販売店と時期によって変動するため、購入時には最新価格を確認してください。
一人暮らしなら大型12kgモデルが必ずしも正解ではない
20万円出せるからといって、必ず12kgの大型モデルを買う必要はありません。
一人暮らしで毎日または2日に1回洗濯するなら、8kg程度でも十分余裕があります。大型モデルは本体も奥行が大きく、設置できないことがあります。
その場合はシャープES-8XS1のようなコンパクトなヒートポンプ式のほうが、設置性や省エネ性を含めて満足しやすいでしょう。
3~4人家族なら洗濯12kg・乾燥6kg以上を目安にする
子どもがいる3~4人家族で洗濯物が多いなら、洗濯容量12kgクラスが便利です。
さらに洗濯から乾燥まで一気に行いたい場合には、洗濯容量だけではなく乾燥容量を確認してください。洗濯12kgでも乾燥は6kgしかできないモデルが一般的です。
乾燥容量を重視するなら、7kg乾燥に対応する東芝TW-127XH4などが使いやすくなります。
「洗濯12kg」と書いてあっても12kg乾燥できるわけではない
ドラム式洗濯乾燥機でよくある勘違いが、洗濯容量と乾燥容量を同じだと思ってしまうことです。
例えば12kg/6kgと表示された機種は、最大12kgまで洗濯できますが、そのまま乾燥まで行えるのは6kgまでです。
12kgいっぱいまで洗濯した場合は、一部を取り出してから乾燥する必要があります。毎回乾燥まで使うなら、乾燥容量を基準に選ぶくらいでもよいでしょう。
設置場所は購入前に必ず測る
ドラム式洗濯乾燥機は縦型より大型で、機種によっては「置けると思ったのに入らない」ということがあります。
測るべきなのは防水パンだけではありません。本体幅、奥行、高さ、蛇口までの位置、壁との距離、搬入経路、洗面所の入口幅まで確認する必要があります。
さらにドアを開くスペースも必要です。左開きと右開きのモデルがある場合は、壁や洗面台の位置に合わせて選びます。
奥行が狭いならシャープES-8XS1が有利
ES-8XS1の外形寸法は幅640×奥行600×高さ1,040mmです。[参照:シャープ ES-8XS1]
一方、東芝TW-127XH4は幅645×奥行722×高さ1,060mmです。[参照:東芝 TW-127XH4]
奥行だけでも約12cm違うため、狭い洗面所では容量より設置性を優先したほうがよい場合があります。
洗剤・柔軟剤の自動投入は予算20万円なら欲しい機能
20万円前後のドラム式を購入するなら、液体洗剤・柔軟剤の自動投入はできれば付いている機種をおすすめします。
タンクへ洗剤と柔軟剤を補充しておけば、洗濯量に応じて自動的に投入されるため、毎日の作業が一つ減ります。
シャープES-8XS1、日立BD-SW120M、東芝TW-127XH4はいずれも自動投入に対応しています。
乾燥フィルターのお手入れも購入前に確認する
ドラム式では乾燥によって衣類から大量のホコリが出ます。そのため、機種によっては乾燥のたびにフィルターを掃除する必要があります。
最近は乾燥ダクトを自動洗浄する製品や、日立のように乾燥フィルターレス化した製品もあります。
数年間毎日使うことを考えると、数値上の性能差より「毎日の掃除がどれだけ楽か」が満足度を左右することもあります。
乾燥をほとんど使わないならドラム式そのものを再検討してもよい
ドラム式洗濯乾燥機の大きなメリットは乾燥まで自動化できることです。
もし乾燥は月に数回しか使わず、基本的に毎回外干しするのであれば、20万円のドラム式より10万円前後の高性能な縦型洗濯機のほうがコストパフォーマンスが良い場合があります。
反対に「干す作業をなくしたい」という目的なら、多少予算を増やしてでもヒートポンプ式ドラムを選ぶ価値があります。
本体価格以外に設置・リサイクル費用も考える
予算20万円を考える場合は、本体価格だけでなく設置費用も確認しましょう。
店舗によっては標準設置費が商品価格に含まれますが、防水パンの状況や蛇口位置によって別部品・追加工事が必要になる場合があります。
古い洗濯機を処分する場合は、家電リサイクル料金と収集運搬料金も発生します。最終的な支払額を20万円以内にしたいなら、本体を18万円程度までに抑える考え方もあります。
展示品や型落ちを買うときは保証条件を確認する
ドラム式洗濯乾燥機は高額で構造も複雑な家電なので、極端な安さだけを理由に購入するのはおすすめしません。
展示品の場合は使用履歴、傷、保証開始日を確認します。型落ち品なら新品未開封かどうか、メーカー保証が付くかも確認しましょう。
数万円安くても保証がほとんどない中古品より、メーカー保証付きの型落ち新品のほうが安心して使いやすいでしょう。
予算別の考え方
| 予算 | 狙い方 |
|---|---|
| 15万円前後 | 型落ち・在庫処分を中心に探す |
| 18~20万円 | 大型の型落ちモデル、現行中位モデル |
| 20~23万円 | ヒートポンプ式コンパクトモデルなど選択肢が増える |
| 25万円以上 | パナソニックLXなど上位モデルも比較しやすい |
特に決算期やモデルチェンジ前後は、前年モデルが20万円以下まで下がる場合があります。
20万円前後で選ぶならこんな人におすすめ
コンパクトさとヒートポンプ乾燥を重視するならシャープES-8XS1が候補になります。一人暮らしから二人暮らし、洗面所が狭い家庭に向いています。
4人家族で大容量とお手入れの楽さを重視するなら日立BD-SW120Mが候補です。ただし乾燥方式がヒートポンプではない点は確認しておきましょう。
型落ちでもよく、大容量・ヒートポンプ・価格を重視するなら東芝TW-127XH4はかなり魅力的です。在庫が残っている間に購入できれば、予算20万円を大きく下回る可能性もあります。
まとめ:20万円なら「ヒートポンプの型落ちモデル」を最優先で探すのがおすすめ
20万円前後でドラム式洗濯乾燥機を購入するなら、最新モデルだけに限定せず、前年モデルや在庫処分品まで含めて比較するのがおすすめです。
2026年8月時点では、コンパクトなヒートポンプ式ならシャープES-8XS1、大容量なら日立BD-SW120M、型落ちの高コスパモデルなら東芝TW-127XH4が代表的な候補になります。
特に乾燥を毎日のように使うなら、20万円という予算では「最新機種であること」より「ヒートポンプ乾燥を搭載していること」を優先する価値があります。旧型上位モデルが現行廉価モデルより安く販売されていることもあります。
一人~二人暮らしなら8kg/4kg程度でも十分ですが、3~4人家族なら洗濯12kg・乾燥6kg以上を目安にすると使いやすくなります。特に東芝TW-127XH4は洗濯12kg・乾燥7kg、ヒートポンプ除湿乾燥、自動投入まで備えており、在庫処分価格で購入できるならコストパフォーマンスの高い選択肢です。[参照:東芝 TW-127XH4]
最後に、ドラム式は「性能が良くても家に入らなければ使えない」家電です。購入前には本体寸法、防水パン、蛇口、ドア開閉方向、搬入経路まで必ず確認し、本体価格だけでなく設置費・リサイクル費を含めた総額で比較すると失敗しにくくなります。


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