ドコモのiPhone機種変更で「22時間以内に回線利用手続き」とSMSが来たら?物理SIMからeSIMへ切り替える流れを解説

iPhone

Apple Storeオンラインなどでドコモ回線を選択して新しいiPhoneを購入すると、現在使っているiPhoneへ「22時間以内に回線のご利用手続きを進めてください」といった案内が届くことがあります。現在は物理SIMカードを使っていて、新しいiPhoneではeSIMを利用する予定の場合、「今届いた確認コードを新しいiPhoneへ入力するのか」「先に手続きを進めると今のiPhoneが使えなくなるのか」と迷いやすいところです。

このケースでは、「22時間以内の回線利用手続き」と、新しいiPhoneが到着してから行う「eSIMの開通・設定」は基本的に別の段階です。特にApple Storeオンラインでドコモの通信キャリア割引を利用して購入した機種変更では、ドコモ側の案内でも、注文後22時間以内に回線利用手続きを完了し、端末到着後に改めてeSIMを設定して利用開始する流れが示されています。

現在のiPhoneへ届いた確認コードが、必ずしも「明日届く新しいiPhoneへ入力するeSIM用コード」という意味ではありません。購入時の本人確認・回線利用手続きを完了するための認証コードである可能性が高いため、画面の案内に従って現在の端末側で手続きを完了させ、新端末到着後は別途表示される開通手順に従うのが基本です。

「22時間以内」という期限は何のため?

Apple StoreオンラインでiPhone購入時に通信キャリアとしてdocomoを選択し、通信キャリア割引を利用する場合には、購入注文後にドコモ側の「回線利用手続き」を行う必要があります。

ドコモ回線を利用するahamoの公式FAQでは、機種変更の場合、Apple Storeオンラインで購入したあと指定サイトへ進み、注文完了後22時間以内にドコモの回線利用手続きを完了する必要があると案内されています。[参照:ahamo公式 Apple Storeオンラインでドコモの通信キャリア割引を利用する手順]

つまり、この「22時間」は基本的に新しいiPhoneへeSIMを入れる期限ではなく、購入した端末と現在利用中のドコモ回線を紐付け、購入条件を満たすための手続き期限と考えると分かりやすいでしょう。

新しいiPhoneが届く前に回線利用手続きをしてよい?

Apple Storeオンラインでのドコモ回線利用手続きでは、端末が届く前に22時間以内の手続きを済ませる流れになっています。

公式の手順でも、「回線利用手続きを完了」したあとに「購入機種が届き次第、商品到着後の設定・利用開始(開通)手続き」を行う順番が案内されています。[参照:ahamo公式]

したがって、明日iPhoneが届く予定でも、「端末がまだないから22時間以内の手続きを待つ」という必要は通常ありません。購入時に案内された回線利用手続きは期限内に進めておくことが重要です。

現在のiPhoneに届いた確認コードは何に使う?

現在利用中のiPhoneへSMSで確認コードが送られてきた場合、そのコードは多くの場合、本人が現在のドコモ回線を所有していることを確認するための認証に利用されます。

つまり「新しいiPhoneのeSIMプロファイルそのもの」を表すコードとは限りません。現在進めているWeb上の回線利用手続きで「確認コードを入力してください」と表示されているのであれば、その画面へ入力するためのものと考えるのが自然です。

新しいiPhoneが届いたあとには、別途「商品到着後の設定・利用開始(開通)」の画面やiPhoneの初期設定に従ってeSIMを設定します。今届いたSMSのコードを明日まで保存して、新端末へ必ず入力するという流れとは限りません。

物理SIMからeSIMへの移行は端末到着後に行う

現在のiPhoneでドコモの物理SIMカードを使用しており、新しいiPhoneではeSIMを使う場合、最終的には電話番号と回線契約を新端末のeSIMへ切り替えます。

ドコモは一般的なiPhone同士の機種変更について「eSIMクイック転送」に対応しており、条件を満たせば物理SIMから新しいiPhoneのeSIMへ移行できます。[参照:NTTドコモ eSIMクイック転送]

ただし、Apple Storeオンラインでドコモの通信キャリア割引を利用して購入した端末の機種変更では、通常のeSIMクイック転送ではなく、商品到着後に指定された「設定・利用開始(開通)」手続きからeSIMを設定するよう案内されています。[参照:ahamo公式]

Apple Storeのキャリア割引購入では「近くのiPhoneから転送」を使わない点に注意

通常のドコモ契約なら、対応iPhone同士を近くに置き、「設定」→「モバイル通信」→「近くのiPhoneから転送」と進むeSIMクイック転送が利用できます。

ところがApple Storeオンラインでドコモの通信キャリア割引を利用した機種変更については、公式FAQで「eSIMクイック転送はご利用できません」と明記されています。[参照:ahamo公式]

そのため、新しいiPhoneの初期設定画面に「近くのiPhoneから転送」が表示されても、今回の購入手続きがこのキャリア割引の対象であれば、購入後に案内される専用の開通手順を優先するのが安全です。

通常のeSIMクイック転送ならどのように動く?

参考までに、通常のドコモeSIMクイック転送では、新しいiPhoneから電話番号の転送を開始し、現在使っているiPhone側で転送を承認します。

ドコモ公式によると、新しいiPhoneに検証コードが表示され、それを現在のiPhoneへ入力する方式になる場合があります。つまり通常のeSIMクイック転送で使う検証コードは、「新しいiPhoneに表示され、古いiPhoneへ入力する」流れです。[参照:NTTドコモ eSIMクイック転送]

この点からも、購入直後に現在のiPhoneへSMSで届いた確認コードと、iPhone間のeSIMクイック転送で表示される検証コードは、別の認証手続きである可能性が高いことが分かります。

AppleのeSIMクイック転送でも古いiPhoneと新しいiPhoneを同時に使う

Appleも、通信事業者が対応している場合には「eSIMクイック転送」を利用して、以前のiPhoneから新しいiPhoneへ電話番号を移せると案内しています。[参照:Apple iPhoneでeSIMを設定する]

通常は両方のiPhoneを近くに置き、Bluetoothをオンにした状態で画面の指示に従います。

ただし今回のようにApple Storeのドコモ通信キャリア割引に伴う専用の開通手続きがある場合には、一般的なAppleのeSIM転送手順より、購入時に案内されたドコモ側の手順を優先します。

新しいiPhoneが届いたら何をすればいい?

Apple Storeオンラインでドコモを選択して機種変更したケースでは、まず新しいiPhoneの電源を入れ、Wi-Fiなど利用可能なインターネット接続を用意します。

そのうえで、注文後に届いているメールやSMSなどに記載された「商品到着後の設定・利用開始(開通)」へ進み、「機種変更」を選択して案内どおりeSIMを設定します。公式FAQもこの流れを案内しています。[参照:ahamo公式]

クイックスタートで旧iPhoneからデータを移行することと、ドコモ回線をeSIMへ開通することは別の処理です。写真やアプリの移行が完了しても、モバイル通信の開通が終わるまでは電話やドコモ回線での通信が使えない場合があります。

データ移行とSIM・eSIM移行は別物

iPhoneの「クイックスタート」を使えば、旧iPhoneから新iPhoneへアプリ、設定、写真などを移行できます。しかし、それだけで必ずドコモの電話回線まで開通するわけではありません。

Appleのデータ移行はApple Accountや端末データの引っ越しであり、SIM・eSIMは携帯電話会社との契約情報を端末へ登録する作業です。

そのため「クイックスタートが100%になったから機種変更完了」と考えず、最後に電話発信とモバイルデータ通信を確認することが大切です。

eSIMの切り替えが完了すると古い物理SIMは使えなくなる

ドコモでは、物理SIMからeSIMへ変更すると、それまで利用していたドコモUIMカードは無効になります。[参照:NTTドコモ]

したがって、新端末のeSIMが開通したあとに旧iPhoneへ物理SIMを戻しても、そのSIMで以前のように通話・通信することはできません。

新しいiPhoneで発信・通信できることを確認してから、古い物理SIMは保管またはドコモの案内に沿って処分するとよいでしょう。

回線切り替え前に旧iPhoneを初期化しない

新しい端末が届くと、すぐに旧iPhoneを初期化したくなるかもしれませんが、回線移行が完全に終わるまでは残しておくほうが安全です。

機種変更手続きの途中で旧端末による認証や確認が必要になる場合があります。またデータ移行後に不足している写真・アプリなどが見つかることもあります。

新しいiPhoneで電話、SMS、モバイルデータ通信、主要アプリの利用まで確認してから旧iPhoneを初期化するのが安全な順序です。

新しいiPhoneで開通したか確認する方法

eSIMの設定が完了したら、まず新しいiPhoneの画面上部に「docomo」などの回線表示が出ているか確認します。

次にWi-FiをオフにしてSafariを開き、Webページが表示できるか確認します。ドコモ公式もeSIMクイック転送後の確認として、Wi-Fiをオフにしてモバイル通信でドコモホームページが開けるか確認するよう案内しています。[参照:NTTドコモ]

さらに家族など任意の電話番号へ発信し、通話できることも確認します。電話とモバイルデータ通信の両方が使えれば、回線移行はほぼ完了です。

22時間以内に手続きをしないとどうなる?

Apple Storeオンラインでドコモの通信キャリア割引を利用している場合、22時間以内の回線利用手続きは割引適用に関係します。

公式FAQでは、注文完了から22時間以内に手続きを完了する必要があると明記されています。また期限内に手続きが完了しなかった場合、Apple Store側の特典が無効になるケースも案内されています。[参照:ahamo公式]

そのため、端末が翌日届くからといって22時間の手続きを後回しにせず、SMSや購入完了画面から案内されている現在の手続きは期限内に完了しておくことが重要です。

確認コードを他人へ教えてはいけない

SMSで届く確認コードは本人確認の重要な情報です。ドコモやAppleを名乗る人から電話・メッセージで「コードを教えてください」と言われても、第三者へ伝えないようにしましょう。

自分で公式サイトから開始した手続き画面へ入力するためだけに利用します。

SMS内のURLに不安がある場合は、メッセージ内のリンクを直接開かず、Appleの注文状況やドコモ・ahamoの公式サイトから手続き状況を確認する方法もあります。

今回のようなケースの流れを整理

タイミング 行うこと
iPhone注文直後 Apple Storeでdocomoを選択して購入
注文後22時間以内 ドコモの回線利用手続きを完了
旧iPhoneに確認コードが届く 現在進めている本人確認手続きで必要なら入力
新iPhone到着 クイックスタートなどでデータ移行
商品到着後 案内された利用開始・開通手続きからeSIMを設定
開通後 電話発信とモバイル通信を確認
すべて確認後 旧iPhoneを必要に応じて初期化

特に「22時間以内の手続き」と「eSIM開通」を同じ作業だと考えないことがポイントです。

一般的な物理SIMの差し替えとは違う

以前のiPhoneでは、古い端末からSIMカードを抜き、新しい端末へ差し替えるだけで機種変更できることが多くありました。

eSIMではSIMカードそのものが存在しないため、携帯電話会社から新しいiPhoneへ電子的な回線情報をダウンロードして有効化します。

そのため「古いSIMを新しいiPhoneへ移す」という感覚より、「契約中の電話番号を新しいiPhoneのeSIMへ登録し直す」と考えると分かりやすいでしょう。

新しいiPhoneに物理SIMスロットがあってもeSIMになる場合がある

新端末にSIMカードスロットが付いているモデルでも、購入方法や契約手続きによってeSIMで開通するケースがあります。

Apple Storeでドコモの通信キャリアを選択して行った購入手続きでは、公式案内に従ってeSIM設定を行う場合があります。

「SIMスロットがあるから今のSIMをそのまま挿せばよい」と自己判断せず、購入時の申込内容を確認することが大切です。

画面の表示が公式説明と違う場合は途中で進めすぎない

契約プラン、購入方法、iPhoneのモデルによって表示される画面は異なる場合があります。

特に「SIMを無効化します」「回線を切り替えます」などの表示が出たとき、意味が分からないまま操作を続けると旧端末の通信が止まる可能性があります。

公式手順と大きく異なる画面になった場合には、一度操作を止め、ドコモ・ahamoまたはAppleの購入サポートで確認するのが安全です。

まとめ:22時間以内の確認コードと新iPhoneのeSIM設定は別の手続きと考えると分かりやすい

Apple Storeオンラインでdocomoを選択してiPhoneを機種変更した場合、「注文後22時間以内に回線利用手続きをしてください」という案内は、主に購入したiPhoneへドコモ回線を紐付けるための手続きです。公式案内でも、この手続きを注文完了後22時間以内に済ませ、その後、購入機種が届いてからeSIMを設定して利用開始する流れになっています。[参照:ahamo公式]

したがって、現在使っているiPhoneへ届いた確認コードは、明日届く新しいiPhoneへそのまま入力するeSIM移行用コードとは限らず、今行っている回線利用手続きの本人確認用コードである可能性が高いと考えられます。

新しいiPhoneが届いたら、クイックスタートなどでデータを移行したうえで、購入後に案内される「商品到着後の設定・利用開始(開通)」から「機種変更」を選択し、画面の指示に従ってeSIMを設定します。

なお、通常のドコモiPhone同士ではeSIMクイック転送が利用できますが、Apple Storeオンラインのドコモ通信キャリア割引を利用した機種変更については、公式FAQでeSIMクイック転送を利用しないよう案内されています。[参照:ahamo公式]

eSIM開通後は旧iPhoneの物理SIMが無効になるため、新しいiPhoneで電話発信とモバイルデータ通信の両方が正常に使えることを確認してから、旧端末の初期化などを行うと安全です。

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