木造6畳の部屋におすすめの除湿機は?湿度を下げる目的ならコンプレッサー式が選びやすい

エアコン、空調家電

木造住宅の6畳程度の部屋で、洗濯物の乾燥ではなく純粋に室内の湿度を下げたい場合、除湿機は除湿方式・除湿可能面積・除湿能力・運転音・消費電力を基準に選ぶと失敗しにくくなります。特に梅雨から夏にかけての湿気対策が中心なら、コンプレッサー式の小~中型モデルが有力候補です。

一方で、単純に「6畳だから6畳対応」と考えるだけでは十分ではありません。木造住宅は鉄筋コンクリート住宅より除湿可能面積の目安が小さく表示されるため、メーカー仕様の「木造○畳」という数値を確認することが重要です。

木造6畳なら「木造6畳以上」に対応した除湿機を選ぶ

最初に確認したいのが除湿可能面積です。製品仕様には「木造6畳・鉄筋13畳」のように建物の構造別に目安が記載されています。木造6畳の部屋で使うなら、少なくとも木造6畳以上に対応している製品を選びます。

ただし、実際の湿気の入り方は住宅によって異なります。日当たりが悪い部屋、北側の部屋、窓の結露が多い部屋、換気しにくい部屋などでは、6畳ぴったりの能力より少し余裕のあるモデルのほうが湿度を下げやすくなります。

例えばアイリスオーヤマのコンプレッサー式「IJC-J56」は、メーカー公表値で50Hz地域では木造6畳、60Hz地域では木造7畳が除湿可能面積の目安です。定格除湿能力は50Hzで5.0L/日、60Hzで5.6L/日となっており、木造6畳クラスで使用するコンパクト除湿機の一つの基準として分かりやすい性能です。[参照]

洗濯物を乾かさないならコンプレッサー式が有力

除湿機には主にコンプレッサー式、デシカント式、両方を組み合わせたハイブリッド式があります。梅雨や夏場を中心に部屋そのものの湿度を下げるのであれば、コンプレッサー式は非常に選びやすい方式です。

コンプレッサー式は、取り込んだ湿った空気を冷却して結露させ、その水分をタンクに集める仕組みです。気温の高い季節に除湿能力を発揮しやすく、ヒーターを利用するデシカント式と比較すると消費電力を抑えやすいこともメリットです。

シャープもコンプレッサー方式について、梅雨・夏に強く、ヒーターを使用しない方式として説明しています。ただし除湿機はエアコンではないため、運転すると室温が多少上昇する点には注意が必要です。[参照]

木造6畳で候補にしやすい除湿機

具体的な製品を選ぶ場合は、価格だけではなく「木造での適用畳数」を比較します。6畳程度なら巨大なハイパワーモデルは必須ではなく、5~7L/日前後の定格除湿能力を持つコンパクトモデルから検討すると選びやすいでしょう。

アイリスオーヤマ IJC-J56

IJC-J56はコンプレッサー式で、定格除湿能力は50Hzで5.0L/日、60Hzで5.6L/日。除湿可能面積の目安は50Hzで木造6畳、60Hzで木造7畳です。サイズも幅250×奥行230×高さ383mmと比較的コンパクトです。

「衣類乾燥機能を最優先せず、とにかく6畳の湿度を下げたい」という用途では分かりやすい選択肢です。タンク容量は約2Lなので、湿度が非常に高い日は水を捨てる頻度が増える可能性があります。[参照]

シャープ CV-S71クラス

もう少し能力に余裕を持たせたい場合は、シャープのCV-S71のような7L/日前後のコンプレッサー式も参考になります。CV-S71の定格除湿能力は50Hzで6.3L/日、60Hzで7.1L/日で、除湿可能面積の目安は木造住宅の場合50Hzで8畳、60Hzで9畳です。

木造6畳に対して能力に余裕があるため、湿度が高くなりやすい部屋にも対応しやすくなります。タンク容量は約2.5Lで、市販ホースを使用した連続排水にも対応しています。[参照]

6畳ぴったりと少し大きめ、どちらを選ぶべき?

価格と本体サイズを優先するなら木造6~7畳対応モデルでも十分検討できます。一方、湿度がかなり高い部屋や梅雨時に長時間運転する予定なら、木造8~10畳程度まで対応するモデルを選んで能力に余裕を持たせる方法もあります。

例えば室内湿度が70~80%まで上がりやすい環境では、小型機を常に強運転させるより、少し能力の高い機種で設定湿度まで下げるほうが使いやすい場合があります。ただし大型化すると本体価格、重量、運転音なども増える傾向があるため、必要以上の能力を選ぶ必要はありません。

木造6畳なら「木造6~9畳程度」を一つの目安として比較すると、価格・サイズ・除湿能力のバランスを取りやすくなります。

寝室として使うなら運転音も重要

2階の6畳が寝室の場合、除湿能力だけで選ぶと運転音が気になることがあります。コンプレッサー式には冷媒を圧縮するコンプレッサーが搭載されているため、「ブーン」という動作音や振動が発生します。

メーカー仕様に運転音が掲載されている場合は必ず確認しましょう。例えばシャープCV-S71では除湿運転時の運転音が強で38dB、弱で36dBと公表されています。音への感じ方には個人差があるため、就寝中も使用するなら弱運転や自動運転が利用できるかも確認したいポイントです。[参照]

また、木造住宅の2階では床を通して振動が伝わることがあります。本体を不安定な場所や柔らかすぎるマットの上に置くのではなく、メーカーが指定する平らで安定した場所に設置することが基本です。

湿度は何%まで下げればいい?

湿度を必要以上に低くする必要はありません。快適性を目的とするなら、湿度計を併用して室内環境を確認しながら運転するのがおすすめです。除湿機に湿度センサーや自動運転機能が付いている場合は、それを活用すると連続した強運転を避けやすくなります。

例えば湿度が高い日にまず除湿機を運転し、目標とする湿度まで下がったら自動運転や弱運転へ切り替える使い方があります。湿度表示機能のない機種なら、別売りのデジタル温湿度計を部屋に置いておくと状況を判断しやすくなります。

なお、窓やドアを開けたまま除湿すると屋外から湿った空気が入り続けるため効率が低下します。除湿中は基本的に窓を閉め、必要な換気とは時間を分けるほうが効率的です。

タンク容量と連続排水も確認しておく

除湿機を使うと、想像以上に水がたまることがあります。特に梅雨時の木造住宅では数時間の運転でもタンクにまとまった量の水がたまる場合があるため、タンクの取り出しやすさも重要です。

頻繁に水を捨てたくない場合は2L以上のタンクを目安にすると使いやすくなります。さらに長時間運転するのであれば、ホースを接続して水を排出できる「連続排水」対応モデルも便利です。ただし連続排水には排水先やホースの勾配など設置条件があります。

単純な湿度対策では衣類乾燥用の大型ルーバーや強力な送風機能を必ずしも必要としません。その分、除湿能力、タンク容量、自動湿度調節、静音性に予算を振り分けると目的に合った製品を選びやすくなります。

まとめ:木造6畳の湿度対策なら小型コンプレッサー式から検討

木造2階の6畳で、洗濯物を乾かす目的ではなく単純に湿度を下げたいのであれば、木造6畳以上に対応したコンプレッサー式除湿機が第一候補になります。梅雨から夏に使用する場合は特に相性の良い方式です。

価格やコンパクトさを優先するなら5~6L/日クラス、湿気が多い部屋で能力に余裕を持たせたいなら6~7L/日以上のモデルを比較するとよいでしょう。具体的にはアイリスオーヤマIJC-J56のような木造6~7畳クラスや、シャープCV-S71のような木造8~9畳クラスが性能を比較する際の参考になります。

最終的には「木造での適用畳数」「除湿能力」「運転音」「タンク容量」「消費電力」の5点を確認し、寝室なら特に運転音も重視するのがおすすめです。適用畳数に少し余裕のある機種を選んでおけば、湿度の高い梅雨や夏にも対応しやすくなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました