ダイソーで販売されている完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、突然「片耳だけほとんど聞こえないほど音が小さくなった」という症状が出ることがあります。Bluetoothの登録を削除して再ペアリングしても改善しない場合、ペアリングだけが原因とは限りません。
特に、完全な無音ではなく耳を澄ませると正常な音楽が非常に小さく流れているのであれば、音の出口であるメッシュ部分の詰まり、スマートフォンの左右バランス設定、イヤホン側の状態、充電不足、最終的にはスピーカーユニットなどの故障を順番に切り分けることが大切です。
この記事では、ダイソーで購入したTWS005などの完全ワイヤレスイヤホンで片側だけ極端に小音量になった場合に、イヤホンを壊す危険の少ない方法から順番に確認する手順を解説します。
- 結論:再ペアリングで直らないなら最初に音の出口を確認する
- イヤーピースを外して左右のメッシュを見比べる
- 掃除するときに針やつまようじを奥まで入れない
- 掃除前後で音量を上げすぎない
- 次にスマートフォンの左右音量バランスを確認する
- モノラルオーディオの設定も確認する
- 左右のイヤホンを逆の耳で確認すると切り分けやすい
- 別のスマートフォンへ接続すると原因がかなり絞れる
- イヤホンとケースを十分に充電する
- 「Bluetoothから削除して再登録」と「イヤホンのリセット」は同じとは限らない
- リセット後は古いBluetooth登録を削除してから再接続する
- 音量が小さい原因を症状から整理する
- 急に片耳だけ小さくなったなら耳垢や皮脂の付着は十分あり得る
- 水分が入った直後なら無理に使い続けない
- 「音量を最大にすれば聞こえる」状態で使い続けない
- スマートフォン側の問題かイヤホン側の問題かを5分で切り分ける方法
- 具体例:右だけ1割程度の音量に感じる場合
- 具体例:YouTubeだけでなく音楽アプリや通知音も小さい場合
- 別のイヤホンでも同じ耳だけ小さく聞こえるなら耳側も確認する
- ここまで試して直らなければイヤホン本体の故障も考える
- ダイソー商品は購入店舗へ相談できる
- やってはいけない対処法
- まとめ:再ペアリングで直らない片耳の小音量は「詰まり→設定→別端末→本体」の順で確認
結論:再ペアリングで直らないなら最初に音の出口を確認する
片耳だけ「音は出ているけれど非常に小さい」という場合、最初に確認したいのがイヤホンの音が出る部分です。耳へ入れるイヤーピースを取り外せる構造なら取り外し、その奥にあるメッシュや音孔を明るい場所で確認します。
イヤホンは耳へ直接装着するため、耳垢、皮脂、ほこりなどが付着します。見た目には少量でも、音の出口を覆うと高音を中心に聞こえにくくなり、「片側の音量だけ急に下がった」ように感じることがあります。
再ペアリングはBluetooth接続情報の問題には有効ですが、音孔が物理的に塞がっている場合には何度ペアリングし直しても改善しません。そのため再登録をすでに試した場合は、同じ操作を繰り返すより別の原因を確認したほうが効率的です。
イヤーピースを外して左右のメッシュを見比べる
まず音量が小さい側と正常な側を並べ、音の出口を見比べてみましょう。正常側はメッシュがはっきり見えるのに、小さい側だけ表面が汚れている、色が違う、何かで覆われているように見える場合は、詰まりが原因である可能性があります。
確認するときはスマートフォンのライトなどを使い、表面を斜めから照らすと状態を確認しやすくなります。ただし、内部へ針や安全ピンなどを差し込むのは避けてください。
イヤーピース自体に汚れがたまっていることもあります。イヤーピースを外した状態で左右を比較すると、イヤーピース側なのか本体側なのかも切り分けやすくなります。
掃除するときに針やつまようじを奥まで入れない
音孔が汚れていると、針、ピン、細い金属棒などで取りたくなりますが、これはおすすめできません。奥にあるメッシュや音響部品を傷つけたり、汚れをさらに内部へ押し込んだりする可能性があるためです。
まずは乾いた柔らかい布などで外側の汚れを優しく取り除きます。取り外したイヤーピースを清掃する場合も、イヤホン本体へ水分が入らないよう注意してください。
イヤホン本体を水洗いしたり、液体を音孔へ流し込んだりするのは避けましょう。防滴性能がある製品であっても、それは洗浄液を内部へ入れてよいという意味ではありません。
掃除前後で音量を上げすぎない
片側が小さくなると、聞こえるようにスマートフォンの音量を大きくしがちです。しかし正常な側にはその大音量がそのまま出力されるため、耳へ負担をかける可能性があります。
動作確認するときは一度音量を低くしてから再生し、少しずつ上げてください。特に詰まりが取れた瞬間、突然本来の音量へ戻ることがあります。
左右を何度も耳へ入れ替えながら大音量で確認するより、低めの音量から比較するほうが安全です。
次にスマートフォンの左右音量バランスを確認する
イヤホンに問題がなくても、スマートフォンのアクセシビリティ設定などで左右のオーディオバランスが片側へ偏っていると、反対側が小さく聞こえることがあります。
iPhoneの場合は「設定」からアクセシビリティ内のオーディオ関連設定を確認し、左右のバランスが中央になっているか確認します。Appleは「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」からステレオの左右バランスを調整できると案内しています。[参照:Apple「iPhoneでオーディオ設定を調整する」]
Androidでも機種によってアクセシビリティなどに左右音量バランスがあります。設定画面の検索欄で「オーディオバランス」「左右」「音量バランス」などを検索すると見つけやすいでしょう。
モノラルオーディオの設定も確認する
左右バランスを確認するときは、モノラルオーディオなど関連設定も確認しておくと原因を整理しやすくなります。モノラル設定そのものが通常「片側だけ極端に小さい」直接原因になるわけではありませんが、左右比較の際には標準的な状態へ戻してテストするのが分かりやすい方法です。
また音楽アプリ側に独自のイコライザー、左右チャンネル、音響効果などの設定がある場合は、一度オフにして確認しましょう。
設定を変更した覚えがなくても、OSアップデートや別の操作中に変更している可能性はゼロではありません。数十秒で確認できるため、イヤホンの故障と判断する前に見ておきたい項目です。
左右のイヤホンを逆の耳で確認すると切り分けやすい
音量差が本当にイヤホン側で発生しているのかを確認する簡単な方法があります。左右のイヤホンを一時的に反対側の耳へ近づけて、どちらが小さく聞こえるか確認する方法です。
例えば左イヤホンが小さいと思っていたところ、左右を逆にしても「左耳だけ小さい」のであれば、イヤホンではなく耳側の聞こえ方が関係している可能性があります。
反対に、どちらの耳で確認しても同じイヤホン本体だけ明らかに小さいのであれば、イヤホン側の問題である可能性が高くなります。左右を入れ替える際は形状が耳に合わないことがあるため、無理に奥へ装着する必要はありません。
別のスマートフォンへ接続すると原因がかなり絞れる
可能なら家族のスマートフォン、タブレット、パソコンなど別のBluetooth機器へTWS005を接続して確認します。これによってスマートフォン側の設定とイヤホン側の問題を切り分けられます。
例えば自分のスマートフォンでは右側だけ非常に小さいものの、別のスマートフォンでは左右同じ音量になるのであれば、イヤホン本体より最初のスマートフォン側の設定やBluetooth状態を疑えます。
反対に別のスマートフォンでも必ず同じイヤホンだけ小さいなら、イヤホン本体側に原因がある可能性がかなり高まります。
イヤホンとケースを十分に充電する
完全ワイヤレスイヤホンでは左右それぞれにバッテリーが搭載されています。片側だけケース内で正しく充電できていなかった場合、左右の状態が異なることがあります。
一度左右両方を充電ケースへ戻し、ケース自体も含めて十分に充電してから再確認してください。
ケースへ入れたときに片側だけ充電状態にならない場合は、イヤホンとケースの充電端子に汚れが付着していないか確認します。端子を清掃するときも金属工具で強く削らず、電源・充電状態に注意して乾いた柔らかい素材で優しく扱います。
「Bluetoothから削除して再登録」と「イヤホンのリセット」は同じとは限らない
ここは完全ワイヤレスイヤホンで勘違いしやすいポイントです。スマートフォンのBluetooth設定からTWS005を削除して再登録する操作は、スマートフォン側に保存された接続情報を登録し直す作業です。
一方、イヤホン本体を工場出荷状態などへ戻すリセット操作が用意されている製品では、それは別の操作になります。左右イヤホン間の接続状態などに問題がある場合、スマートフォン側の登録削除だけでは改善しないことがあります。
ただしリセット方法は機種によって異なります。似た名称・外観の別機種の手順をそのまま使うと正しく操作できないため、TWS005に付属していた取扱説明書や購入商品の案内で正しい手順を確認してください。
リセット後は古いBluetooth登録を削除してから再接続する
イヤホン本体をリセットした場合、スマートフォン側に以前のBluetooth登録が残っていれば一度削除し、改めてペアリングするほうが分かりやすいでしょう。
その際、周囲に以前接続していたスマートフォンやタブレットが複数あるなら、それらのBluetoothを一時的にオフにすると意図しない端末へ接続するのを防げます。
ただし今回のように「片側から正常な内容の音が極端に小さく出ている」という症状では、再ペアリングやリセットだけでなく、音孔の詰まりを必ず確認することが重要です。
音量が小さい原因を症状から整理する
| 症状 | 考えられる原因 | 最初に試すこと |
|---|---|---|
| 片側だけ音は出るが極端に小さい | 音孔・メッシュの詰まり、本体不具合、左右バランス | メッシュ確認、左右バランス確認 |
| 片側が完全に無音 | 接続、充電、左右同期、本体故障 | 充電、再接続、説明書に沿ったリセット |
| 別端末では正常 | スマートフォン側の設定・ソフトウェア | 音量バランスやBluetooth設定確認 |
| どの端末でも同じ側だけ小さい | イヤホン本体側の問題 | 音孔確認、リセット、改善しなければ販売店相談 |
| 左右を変えても同じ耳だけ小さく感じる | 耳側の聞こえ方 | 別イヤホンでも左右差があるか確認 |
一つの症状だけで故障と断定せず、こうして条件を変えながら確認することで無駄な買い替えを防げます。
急に片耳だけ小さくなったなら耳垢や皮脂の付着は十分あり得る
「昨日までは普通だったのに今日突然小さくなった」という場合でも、音孔の詰まりは候補になります。汚れは徐々にたまっていても、ある時点で音の通り道を大きく塞ぐと、急に症状が出たように感じるためです。
特にカナル型のイヤホンは耳の中へ比較的深く入れるため、音の出口付近へ汚れが付きやすくなります。
正常側と小さい側を明るい場所で比較し、外観に明らかな差があるなら清掃から始めるのが合理的です。
水分が入った直後なら無理に使い続けない
雨、汗、結露などでイヤホンが濡れた直後から音が小さくなった場合、水分が音孔や内部へ影響している可能性もあります。
この場合は大音量で鳴らし続けたり、充電端子が濡れた状態でケースへ入れて充電したりせず、製品の取扱説明書に従って十分乾燥させます。
ドライヤーの高温の風を至近距離から当てる方法は、樹脂やバッテリーなどを傷める可能性があるため避けましょう。
「音量を最大にすれば聞こえる」状態で使い続けない
片側が小さいからとスマートフォンの音量を最大近くまで上げると、正常側の耳には非常に大きな音が入ります。
また接触や詰まりなどが突然解消した瞬間、小さかった側も一気に大音量へ戻る可能性があります。
故障確認は低~中程度の音量で行い、聞こえないからといって耳へ強く押し込んだり、大音量で長時間テストしたりしないようにしましょう。
スマートフォン側の問題かイヤホン側の問題かを5分で切り分ける方法
原因を素早く調べるなら、次の順番で確認すると効率的です。
- スマートフォンの音量を一度低くする
- イヤーピースを外し、左右の音孔・メッシュを比較する
- 目立つ汚れがあれば外側を優しく清掃する
- 左右のオーディオバランスが中央か確認する
- イヤホンとケースを十分に充電する
- TWS005の説明書にリセット操作が記載されていれば、その手順に従ってリセットする
- Bluetooth登録を削除して再ペアリングする
- 別のスマートフォンやPCへ接続する
- それでも同じ側だけ小さいなら本体不具合を疑う
すでにBluetooth登録の削除と再ペアリングを実施している場合は、そこを何度も繰り返すより、メッシュ、左右バランス、別端末での再現性を確認するほうが原因を見つけやすくなります。
具体例:右だけ1割程度の音量に感じる場合
例えば左側は普通に聞こえるのに、右側は耳を澄ませてようやく音楽が分かる程度だとします。この場合、まず左右のイヤーピースを外して音孔を比較します。
右側だけメッシュが汚れているなら、表面を傷つけないように清掃して再確認します。それでも変わらなければ左右バランスを中央にし、別のスマートフォンへ接続します。
別のスマートフォンでも右側だけ同程度に小さいのであれば、元のスマートフォンのBluetooth設定が原因である可能性は低くなり、右イヤホン本体側の問題を疑いやすくなります。
具体例:YouTubeだけでなく音楽アプリや通知音も小さい場合
特定のアプリだけ片側が小さいのであれば、そのアプリの音声やコンテンツ自体に左右差がある可能性があります。
しかしYouTube、音楽アプリ、ゲームなど複数のアプリで同じ側だけ小さく、さらに別の端末でも再現するのであれば、イヤホン本体側の問題である可能性が高まります。
テストには左右へ均等に音が入っている一般的な音楽やシステム音を使い、複数のコンテンツで比較すると誤判断を防げます。
別のイヤホンでも同じ耳だけ小さく聞こえるなら耳側も確認する
TWS005だけでなく、有線イヤホンや別のワイヤレスイヤホンを使っても同じ耳だけ急に聞こえにくい場合は、イヤホン故障と決めつけないことも重要です。
耳垢などで聞こえ方が変化することもありますし、突然の聴力低下には早めの医療機関受診が必要になるものもあります。
イヤホンを外しても片耳だけ急に聞こえにくい、耳鳴り、耳の詰まり感、めまいなどがある場合は、イヤホンの修理より耳鼻咽喉科への相談を優先してください。
ここまで試して直らなければイヤホン本体の故障も考える
音孔がきれい、左右バランスも中央、十分に充電済み、正しい手順で再接続・リセットしても改善せず、さらに別端末でも同じ片側だけ極端に小さいのであれば、イヤホン本体の故障である可能性が高くなります。
内部のスピーカーユニット、電子回路、バッテリー、内部配線などの問題は、一般ユーザーが安全に修理できるものではありません。完全ワイヤレスイヤホンにはリチウムイオン電池も内蔵されているため、本体をこじ開けて分解するのは避けましょう。
購入からあまり時間が経っていない場合は、商品、レシートなど購入を確認できるものを用意して、購入店舗へ相談するのが安全です。
ダイソー商品は購入店舗へ相談できる
ダイソー公式サイトには商品に関する問い合わせ窓口が案内されています。商品そのものの仕様や不具合について確認したい場合は、自己流で分解する前に公式窓口または購入店舗へ相談するとよいでしょう。[参照:DAISO「お問い合わせ」]
商品の取り扱いや対応は購入時期、商品状態、店舗などによって異なる可能性があるため、「必ず交換される」とは断定できません。購入時のレシートが残っているなら一緒に用意しておくとスムーズです。
相談するときは「TWS005の右側だけ音量が極端に小さい」「再ペアリング済み」「別端末でも同じ」「音孔も確認した」といったように、試した内容を具体的に伝えると状況を説明しやすくなります。
やってはいけない対処法
片耳の音量が小さいからといって、イヤホンを強く叩いたり、机へ打ち付けたりして直そうとするのは避けてください。内部部品やバッテリーを損傷する可能性があります。
また針を音孔へ深く差す、液体を内部へ流し込む、本体を分解する、高温で乾燥させるといった方法もおすすめできません。
完全ワイヤレスイヤホンは非常に小さな筐体の中にスピーカー、電子基板、マイク、アンテナ、バッテリーなどが収められています。外側から安全に確認できる範囲を超えたら、修理より販売店やメーカー側へ相談するのが基本です。
まとめ:再ペアリングで直らない片耳の小音量は「詰まり→設定→別端末→本体」の順で確認
ダイソーのTWS005などの完全ワイヤレスイヤホンで、突然片耳だけ「聞こえてはいるが非常に小さい」という状態になった場合、Bluetooth登録だけが原因とは限りません。
再ペアリングをすでに試して改善しないなら、最初にイヤーピースを外して左右の音孔・メッシュを比較し、次にスマートフォンの左右オーディオバランス、充電状態、イヤホン本体のリセット、別端末でも再現するかを確認するのがおすすめです。
特に「音楽そのものは正常に流れているのに片側だけ極端に小さい」という症状では、音の出口が耳垢や皮脂などで塞がれていないか確認する価値があります。ただし針などを内部へ差し込んだり、本体を水洗いしたりするのは避けてください。
別のスマートフォンやPCでも必ず同じイヤホンだけ小さく、清掃・充電・正しいリセットでも改善しない場合は、本体故障の可能性が高まります。その場合は分解せず、購入店舗またはDAISOの問い合わせ窓口へ相談するのが安全です。[参照:DAISO「お問い合わせ」]
なお、別のイヤホンを使っても同じ耳だけ急に聞こえにくい場合は、イヤホンではなく耳側の問題も考える必要があります。イヤホンを外しても片耳の聞こえにくさ、耳鳴り、耳の詰まり感などが続く場合は、早めに耳鼻咽喉科へ相談してください。


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