NIKON Z5IIで望遠動画が上下にブルブル揺れる原因と対策|ボディ内手ブレ補正使用時の注意点

デジタル一眼レフ

NIKON Z5IIで動画撮影をしていると、広角や標準域では問題ないのに望遠側だけ画面が上下に細かく揺れることがあります。この現象は故障とは限らず、ボディ内手ブレ補正と望遠レンズの組み合わせによって発生しやすい特徴があります。この記事では、望遠撮影時に映像が振動する原因や確認ポイント、改善するための設定方法について詳しく解説します。

NIKON Z5IIの望遠動画で細かな揺れが発生する主な原因

望遠レンズで動画を撮影すると、わずかなカメラの動きも大きく拡大されて映像に現れます。特に120mm付近では、肉眼では気にならない程度の揺れでも、動画では上下に小刻みに震えているように見えることがあります。

NIKON Z5IIはボディ内手ブレ補正を搭載していますが、レンズ側に光学式手ブレ補正がない場合、ボディ側の補正だけで細かな揺れを抑える必要があります。そのため、望遠域では補正動作による微細な揺れが映像に出る場合があります。

例えば、24mmでは画角が広いため多少の補正誤差は目立ちませんが、120mmでは同じ補正量でも画面全体が大きく動いて見えるため、違和感として感じやすくなります。

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正の違い

カメラの手ブレ補正には大きく分けて、ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正があります。ボディ内手ブレ補正はセンサーを動かして揺れを補正する方式で、多くのレンズで利用できるメリットがあります。

一方、レンズ内手ブレ補正はレンズ内部の補正ユニットを動かして補正する方式です。望遠レンズでは光学的に補正するレンズ内手ブレ補正のほうが、ファインダー像や動画撮影時の安定性で有利な場合があります。

以前使用していたZ50IIと手ブレ補正付きレンズでは問題がなかった場合、レンズ側の補正が望遠撮影時の安定性に大きく影響していた可能性があります。

故障か仕様かを確認するチェックポイント

望遠側だけ映像が揺れる場合、まず故障を疑う前に設定や撮影条件を確認することが重要です。以下の項目を順番に確認すると原因を切り分けやすくなります。

  • 動画撮影時の手ブレ補正設定が適切になっているか確認する
  • 電子手ブレ補正をオン・オフして変化を見る
  • 三脚固定時に手ブレ補正をオフにして改善するか確認する
  • 別のレンズで同じ症状が出るか試す
  • ファームウェアが最新か確認する

例えば、別のレンズでは問題なく24-120mm F4 Sだけで発生する場合は、レンズとの組み合わせによる補正挙動の可能性があります。逆に、どのレンズでも同じ揺れが出る場合はカメラ本体側の確認も必要になります。

NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sで動画を安定させる方法

NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは高性能な標準ズームレンズですが、レンズ内手ブレ補正は搭載されていません。そのため、望遠側で動画を撮る場合は撮影方法を工夫することで揺れを軽減できます。

手持ち撮影では、120mmまでズームせず少し広めの画角で撮影し、編集時にクロップする方法も有効です。また、三脚や一脚、ジンバルなどを使用すると望遠動画でも安定した映像を撮影しやすくなります。

歩きながらの撮影や被写体を追う撮影では、ボディ内補正だけに頼るよりも、撮影機材による物理的な安定化を組み合わせるほうが自然な映像になります。

動画撮影時におすすめの手ブレ補正設定

Z5IIで動画を撮影する場合、撮影状況によって手ブレ補正の設定を変更すると効果的です。

撮影状況 おすすめ設定
手持ちで通常撮影 ボディ内手ブレ補正を使用
望遠側で固定撮影 三脚使用時は補正を確認して設定
歩き撮り 電子手ブレ補正やジンバルを検討

特に望遠側では補正機能を強く働かせるほど必ず安定するわけではなく、補正の動作が映像に影響する場合があります。撮影環境に合わせて設定を調整することが大切です。

まとめ|Z5IIの望遠動画の揺れは組み合わせによる影響が大きい

NIKON Z5IIで24-120mm F4 Sを使用した際、120mm付近で上下に細かく揺れる現象は、必ずしも故障とは限りません。望遠撮影では手ブレが大きく見えやすく、レンズ内手ブレ補正がない組み合わせではボディ内補正の特性が映像に影響することがあります。

まずは手ブレ補正設定の確認や別レンズでの比較を行い、撮影方法を調整してみることがおすすめです。望遠動画を頻繁に撮影する場合は、三脚やジンバルなどを併用することで、より安定した映像を得られます。

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