PLAで3Dプリントした作品は、積層痕が目立ちやすく、表面を滑らかに仕上げるのが難しいことがあります。この記事では、塗装前の状態でも効果的に積層痕を処理する方法を、具体的な実例を交えて紹介します。
サンドペーパーによる表面処理
最も基本的な方法はサンドペーパーを使うことです。粗め(100~200番)から始め、徐々に細かい番手(400~1000番)へ移行して滑らかにします。
円形や曲面の場合は、柔らかいスポンジ付きサンドペーパーを使用すると、形状を崩さずに均一に仕上げることができます。
パテやフィラーで凹凸を埋める
サンドペーパーだけでは凹みが残る場合、模型用パテやエポキシパテを薄く塗って凹凸を埋めます。硬化後に再度サンディングすると滑らかな表面が得られます。
小さなディテールを損なわないよう、パテは極薄く塗るのがポイントです。
加熱処理で表面を溶かす
ライターやヒートガンを使ってPLAの表面を軽く加熱すると、積層痕が溶けて自然に滑らかになります。
ただし、過熱すると変形の原因になるため、距離を保ちつつ短時間で行うことが重要です。
化学処理による仕上げ
PLAは特定の溶剤により表面をわずかに溶かすことができます。例えば、酢酸などを使うと表面の積層痕が目立たなくなります。
この方法は扱いに注意が必要で、換気の良い場所で、手袋を着用して作業してください。
積層痕処理のまとめとコツ
積層痕の処理は、サンドペーパー→パテ→再サンディング→必要に応じて加熱や化学処理という順で行うのが基本です。
作品の形状や仕上げの目的に応じて、各工程を組み合わせると、塗装前でも非常に滑らかな表面が得られます。


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