背景を大きくぼかした写真を撮りたいと考えたとき、単焦点レンズは非常に人気の選択肢です。Canonユーザーの間ではEF-S 24mm F2.8 STMとEF-M 22mm F2 STMが比較されることがありますが、実は単純な性能比較だけでは選べません。カメラ本体との組み合わせや撮影スタイルによって適したレンズが変わるためです。この記事では両レンズの特徴や背景のぼけ方の違いについて解説します。
まず確認したいマウントの違い
EF-S 24mm F2.8 STMとEF-M 22mm F2 STMは、そもそも対応するカメラが異なります。
| レンズ | 対応マウント | 主な対応機種 |
|---|---|---|
| EF-S 24mm F2.8 STM | EF-Sマウント | EOS Kissシリーズ、EOS 80Dなど |
| EF-M 22mm F2 STM | EF-Mマウント | EOS Mシリーズ |
そのため、どちらが良いかを考える前に、自分のカメラに装着できるレンズなのかを確認する必要があります。
マウントが異なるため、通常は使用するカメラによって選択肢が決まります。
背景のぼけ量はどのくらい違うのか
背景のぼけ量は焦点距離、F値、撮影距離、センサーサイズなど複数の要素で決まります。
今回の比較ではEF-M 22mm F2 STMの方が開放F値がF2であり、EF-S 24mm F2.8 STMのF2.8よりも明るいレンズです。
理論上はEF-M 22mm F2 STMの方が背景をぼかしやすく、暗い場所でもシャッタースピードを稼ぎやすくなります。
背景ぼけと明るさを重視するならF2のEF-M 22mm F2 STMが有利です。
実際の撮影シーンでの違い
例えばカフェで料理を撮影したり、友人を撮影したりする場合を考えてみましょう。
EF-M 22mm F2 STMは背景が柔らかくぼけやすく、被写体を引き立てる表現がしやすくなります。
一方でEF-S 24mm F2.8 STMも十分にぼかし表現が可能であり、軽量かつコンパクトなパンケーキレンズとして人気があります。
どちらも広角寄りの単焦点なので、人物だけでなく風景やスナップ撮影にも向いています。
背景をさらに大きくぼかしたい場合
実は24mmや22mmという焦点距離は、単焦点レンズの中ではそれほど大きくぼける部類ではありません。
背景を大きくぼかしたい場合は50mm F1.8や32mm F1.4など、より焦点距離が長くF値が小さいレンズも候補になります。
例えばAPS-C機で50mm F1.8を使用すると、人物撮影でより大きな背景ぼけを作りやすくなります。
軽さや携帯性も魅力
どちらのレンズも非常にコンパクトなパンケーキレンズとして設計されています。
旅行や日常の持ち歩きでは大きなズームレンズよりも軽快に撮影できるため、初心者にも扱いやすいレンズです。
カメラを気軽に持ち出せることは、撮影技術の上達にもつながります。
まとめ
EF-S 24mm F2.8 STMとEF-M 22mm F2 STMは、まず対応するカメラのマウントが異なるため、所有しているカメラによって選択肢が決まります。
背景をぼかしたい、明るいレンズが欲しいという観点では、F2のEF-M 22mm F2 STMの方が有利です。
ただし、どちらも広角寄りの単焦点レンズであるため、さらに大きな背景ぼけを求める場合は50mm F1.8クラスのレンズも検討すると選択肢が広がるでしょう。


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