中古で購入したカメラのテカリや汚れが気になり、無水エタノールで清掃する人は少なくありません。しかし、Nikon D750をはじめとする一眼レフカメラでは、清掃後にグリップや外装の一部が白っぽく見えたり、色ムラのような状態になることがあります。本記事では、その原因と対処法、今後の正しいメンテナンス方法について詳しく解説します。
無水エタノールで拭いた後に白く見える原因
D750のグリップや外装にはゴム素材や樹脂素材が使用されています。無水エタノールは揮発性が高く洗浄力も強いため、表面の油分や保護成分を取り除いてしまうことがあります。
その結果、表面の質感が変化し、白っぽく見えたり、艶がなくなったように見えることがあります。
特に中古機では経年劣化が進んでいる場合があり、エタノールによって劣化部分が目立つようになるケースがあります。
本当に変色したのか、それとも一時的な状態なのか
無水エタノールで拭いた直後は、油分が除去されたことで白っぽく見える場合があります。この場合は素材自体が変色したわけではありません。
一方で、長年使用されたグリップゴムやラバー部分では、表面の劣化層がエタノールによって影響を受け、実際に色味や質感が変化している可能性もあります。
見分け方としては、角度を変えて見た際に白い粉を吹いたような状態なのか、単に艶が消えたような状態なのかを確認すると判断しやすくなります。
白くなった場合に試したい対処法
まずは乾いたマイクロファイバークロスで優しく乾拭きしてみましょう。表面に残った成分や拭きムラが原因の場合は改善することがあります。
次に、少量の水で湿らせた柔らかい布で軽く拭き、その後に乾拭きを行います。無水エタノールが残したムラが原因であれば目立たなくなることがあります。
ただし、ゴム保護剤やシリコンスプレーなどを安易に使用するのはおすすめできません。カメラ本体に悪影響を与える可能性があり、メーカーも推奨していません。
| 症状 | 試したい対処法 |
|---|---|
| 白い拭きムラ | 乾拭き・軽い水拭き |
| 艶が消えた | 経過観察 |
| ゴムの劣化が目立つ | 部品交換を検討 |
| ベタつきがある | メーカー修理相談 |
D750のグリップやゴム部品は交換できる?
D750のグリップラバーや外装ゴムは消耗品です。長年使用されるとテカリや白化、浮き、ベタつきが発生することがあります。
状態によってはメーカー修理や修理専門店でのラバー交換が可能な場合があります。中古機で劣化が進んでいる場合は、清掃より交換のほうが見た目や使用感が改善することもあります。
特に白化が素材そのものの劣化による場合は、クリーニングだけで完全に元へ戻すことは難しいことがあります。
カメラ清掃で避けたい方法
カメラボディの清掃では、強力な溶剤や家庭用洗剤の使用は避けるべきです。
- 無水エタノールを大量に使用する
- パーツクリーナーを使う
- シンナーやベンジンを使用する
- メラミンスポンジで擦る
- 強い力で磨く
これらは塗装やゴム素材を傷める原因になります。普段のメンテナンスはブロアー、柔らかいブラシ、マイクロファイバークロスを中心に行うのが安全です。
まとめ
D750を無水エタノールで拭いた後に白く見える場合、多くは油分の除去による質感変化や経年劣化が目立ったことが原因です。軽い拭きムラであれば乾拭きや水拭きで改善することがありますが、素材自体が劣化している場合は完全な復元は難しいこともあります。
今後は強い溶剤を使わず、カメラ専用のクリーニング用品や柔らかいクロスを使用してメンテナンスすることが大切です。中古のD750ではゴム部品の経年劣化も珍しくないため、状態によっては交換も選択肢として検討すると良いでしょう。


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