コピー機の上蓋にある『紙が出てきそうな場所』の正体は?意外と知らない役割を解説

プリンター

コピー機や複合機を見ると、本体上部の蓋付近に「ここから紙が出てきそう」と感じる部分があることがあります。しかし実際には印刷された用紙は前面や中央の排紙トレイから出てくることが多く、上部のスペースが何のためにあるのか疑問に思う人も少なくありません。この記事では、コピー機の上蓋周辺にある構造や役割についてわかりやすく解説します。

上蓋についている部分はADF(自動原稿送り装置)のことが多い

コピー機の上部にある大きな蓋は、単なるカバーではなくADF(Automatic Document Feeder)と呼ばれる自動原稿送り装置である場合が多いです。

ADFは複数枚の原稿を自動で読み取るための装置で、原稿をセットすると1枚ずつスキャン部分へ送る仕組みになっています。

そのため、紙が出てきそうに見える場所は印刷物ではなく、読み取りが終わった原稿の排出口であることがあります。

原稿の排出口として利用されることがある

コピーやスキャンが終了すると、ADFにセットした原稿は別の場所へ排出されます。

多くの複合機では上蓋部分のトレイや排出口へ原稿が積み重なるようになっています。

例えば10枚の契約書をスキャンした場合、読み取り後の用紙が上部トレイへ順番に戻ってくる仕組みです。

場所 主な役割
前面トレイ 印刷物の排紙
上部トレイ 原稿の排出
原稿給紙部 スキャン原稿の投入

機種によっては排紙トレイとして使われる場合もある

すべてのコピー機が同じ構造ではありません。

業務用大型複合機や一部のレーザープリンターでは、上部から印刷物が排出される設計の機種も存在します。

特に古い機種や小型プリンターでは、印刷された用紙が上面へ積み重なるタイプも見られます。

そのため、上部のスペースが何の用途なのかは機種によって異なります。

なぜ上部にトレイがあるのか

コピー機は内部に用紙搬送経路やスキャナー機構が組み込まれているため、省スペース化のために上方向を活用する設計が採用されています。

また、スキャンした原稿を利用者が取り忘れにくくする目的もあります。

利用者が原稿をセットした位置の近くに排出することで、原稿の紛失防止にもつながっています。

見分ける方法はある?

その場所が原稿用か印刷物用かは、近くにあるマークやガイドを確認すると判断しやすくなります。

原稿マークや矢印が描かれている場合はADF関連のトレイであることが多いです。

また、用紙サイズの目盛りやガイドが付いている場合は原稿投入部である可能性が高くなります。

まとめ

コピー機の上蓋付近にある「紙が出てきそうな場所」は、多くの場合ADF(自動原稿送り装置)の原稿排出口や原稿トレイです。

印刷物は本体前面や中央の排紙トレイから出力されることが一般的ですが、機種によっては上部排紙方式を採用しているものもあります。

見た目だけでは分かりにくい構造ですが、原稿の投入や排出を効率化するために設計された重要な部分と考えると理解しやすいでしょう。

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