縦書き文書を1枚に2ページずつ印刷すると、ページの並び順が想定と異なり読みにくくなることがあります。特にCanon(キヤノン)プリンターの割り付け印刷機能を利用する際は、印刷設定や文書作成ソフトの仕様によってページ配置が変わるため注意が必要です。
この記事では、縦書き文書を2ページ割り付けで印刷した際に、右側へ1ページ目と2ページ目が配置されてしまう原因や、読みやすい並び順へ変更する方法を解説します。
縦書き文書のページ配置が横書きと異なる理由
日本語の縦書き文書は、一般的な書籍や冊子と同様に右から左へ読み進める形式が採用されています。
そのため、印刷ドライバーやアプリケーションによっては、縦書き文書を検出すると自動的に右綴じレイアウトとして処理する場合があります。
結果として、利用者の想定とは異なる順番でページが並ぶことがあります。
まず確認したい印刷設定
Canonプリンターで2ページ割り付け印刷を行う場合は、印刷画面の詳細設定を確認してみましょう。
- ページレイアウト(割り付け印刷)
- ページ順序
- 右開き・左開き設定
- とじ方向設定
ソフトウェアによっては「ページ順序の反転」や「左右反転レイアウト」といった項目が用意されている場合があります。
Microsoft WordやPDFソフト側の設定も重要
実際にはプリンターではなく、文書作成ソフト側がページ順を決定しているケースも少なくありません。
例えばMicrosoft Wordでは、縦書き文書の印刷時に用紙方向やとじ方向の設定によってページ配置が変わります。
また、Adobe Acrobat ReaderなどのPDF閲覧ソフトでは、「複数ページ」印刷時のページ順序を変更できる場合があります。[参照]
読みやすい配置にする具体例
例えば2ページ割り付けで縦書き小冊子を印刷する場合、本来は右側に2ページ目、左側に1ページ目が配置された方が読みやすいケースがあります。
しかし印刷設定によっては右側に1ページ目、左側に2ページ目となり、視線移動が不自然になることがあります。
このような場合は、ページ順序設定の変更や「右綴じ」「左綴じ」の切り替えを試してみると改善することがあります。
Canonプリンタードライバーで設定が見つからない場合
Canonの機種やドライバーのバージョンによっては、ページ順序を直接変更できない場合があります。
その場合は、印刷元ソフトの設定を変更するか、PDF化してから別のソフトで割り付け印刷を行う方法が有効です。
特にPDFソフトはページ配置を細かく指定できることが多いため、希望する並び順を実現しやすくなります。
まとめ
Canonプリンターで縦書き文書を1枚あたり2ページ印刷した際にページ順が読みづらくなる場合は、印刷ドライバーだけでなく文書作成ソフトやPDFソフトの設定も確認することが重要です。
縦書きは右開き・右綴じの考え方が適用されることが多いため、ページ順序やとじ方向の設定を見直すことで改善できる場合があります。
設定項目が見当たらない場合は、一度PDFへ変換してから別の印刷ソフトで割り付け印刷を行う方法も検討してみましょう。


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