パソコンモニターを長年使っていると、色味が変化して赤色が強くなったり、イラストの肌色や髪色が本来と異なって見えることがあります。特にイラスト制作をする人にとっては、他人の環境で見た際に大きく色が変わってしまうのは大きな悩みです。
一方で、ゲームも楽しみたいけれど高価なモニターには手が出しにくいという人も多いでしょう。この記事では、22インチ前後で比較的安価かつ色再現性が良く、ゲーム用途にも使いやすいモニターの選び方を解説します。
色ズレしにくいモニターを選ぶポイント
イラスト制作をする場合、最も重視したいのはパネルの種類です。
現在はTNパネルよりもIPSパネルが主流になっており、視野角が広く色の再現性にも優れています。
安価なモニターでもIPSパネルを選ぶだけで、色ズレや色変化のリスクを大きく減らせます。
| パネル種類 | 色再現性 | 視野角 | ゲーム向き |
|---|---|---|---|
| IPS | ◎ | ◎ | ○ |
| VA | ○ | ○ | ○ |
| TN | △ | △ | ◎ |
特にイラスト用途を考えるならIPSパネルがおすすめです。
イラストとゲームを両立するならリフレッシュレートも重要
以前は60Hzが一般的でしたが、現在は100Hz以上のモニターでも比較的安価になっています。
FPSやアクションゲームを遊ぶ場合は100Hz〜144Hz対応モデルを選ぶと、残像感が少なく快適にプレイできます。
ただし、イラスト制作がメインでゲームはたまに遊ぶ程度なら、75Hz〜100Hzでも十分満足できることが多いです。
応答速度についても、IPSパネルで1ms〜5ms程度であれば一般的なゲーム用途では問題ありません。
22インチ前後で安価なおすすめモニター
予算を抑えつつ色再現性を重視する場合、国内メーカーや実績のある海外メーカーを選ぶのが無難です。
| モデル | 特徴 |
|---|---|
| BenQ GW2290 | 21.5インチIPS、色再現性が良く目にも優しい |
| Dell SE2225H | 22インチクラス、発色が安定している |
| ASUS VA229QSB | IPSパネル搭載でイラスト用途にも人気 |
| iiyama XUB2293HS | 色味が自然で長時間作業向き |
これらは極端なゲーミングモデルではありませんが、イラスト制作とゲームの両方を無難にこなせる定番機種です。
中古や激安中華モニターを避けた方が良い理由
価格だけで選ぶと、色ムラや色温度のズレが大きい製品に当たることがあります。
特に無名メーカーの激安モデルでは、購入時点から赤みが強かったり、数年で色味が変化するケースもあります。
また、液晶タブレットやモバイルモニターでは応答速度や色域が十分でない場合があり、ゲーム用途では残像が気になることもあります。
実際にイラスト用途では「自分では綺麗に見えているのに他人の環境で見ると全く違う色だった」という問題が起こりやすいため注意が必要です。
モニターを長持ちさせるコツ
モニターは経年劣化によってバックライトや色味が変化します。
明るさを100%で使い続けると劣化が早まるため、通常は50〜70%程度に抑えると長持ちしやすくなります。
また、Windowsの色管理機能やモニターのsRGBモードを活用すると、色ズレを軽減できる場合があります。
まとめ
イラスト制作とゲームを両立したい場合は、22インチ前後のIPSパネル搭載モニターを選ぶのが最も無難です。
色再現性を重視するならBenQ、Dell、ASUS、iiyamaなど実績のあるメーカーがおすすめで、激安無名メーカー製品は避けた方が安心です。
また、遅延については現在のIPSモニターであれば大きな問題になることは少なく、100Hz前後のモデルを選べばゲームも快適に楽しめます。予算を抑えつつも色ズレしにくい環境を整えることで、イラスト制作とゲームの両方をより快適に楽しめるでしょう。


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