iPad Pro 11インチ(第1世代)はUSB Type-Cを採用しており、多くのType-Cケーブルや充電器が利用できます。しかし、対応しているはずの充電器やケーブルを使用しても充電が進まない場合は、単純に充電器の性能不足だけでなく、本体やケーブル側に原因がある可能性があります。この記事では、iPad Proが充電できない場合に確認したいポイントを解説します。
まず確認したい充電器の出力
iPad Pro 11インチ(第1世代)は比較的大容量のバッテリーを搭載しているため、スマートフォン向けの低出力充電器では十分な充電ができない場合があります。
例えば5Wや10W程度の充電器では、画面を使用しながらだと充電速度が極端に遅くなったり、残量が増えないように見えたりすることがあります。
一般的には18W以上のUSB Power Delivery(PD)対応充電器が推奨されます。
Type-Cケーブルの性能も重要
Type-Cケーブルであれば何でも同じというわけではありません。充電専用や低出力対応のケーブルでは、iPadが必要とする電力を十分に供給できないことがあります。
特に古いケーブルや付属品以外の安価なケーブルでは、急速充電や高出力充電に対応していない場合があります。
充電器だけでなく、USB PD対応の高品質なケーブルを使用することも重要です。
充電ポートの汚れや接触不良を確認する
iPadのUSB Type-Cポート内部にホコリや異物が詰まっていると、正常に充電できなくなることがあります。
見た目では分からない程度のホコリでも接触不良の原因になることがあります。
無理に金属製の工具を使用せず、ライトで内部を確認しながら慎重に清掃することが大切です。
バッテリーや本体の不具合の可能性
中古で購入した場合や長期間使用されていた端末では、バッテリー劣化が進行している可能性があります。
また、充電制御回路やUSB Type-Cポートそのものに不具合が発生しているケースもあります。
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 全く反応しない | 充電器・ケーブル・ポート故障 |
| 充電マークは出るが増えない | 出力不足やバッテリー劣化 |
| 角度によって充電される | ポートの接触不良 |
| 頻繁に充電が途切れる | ケーブル不良や内部故障 |
複数の充電器やケーブルで試しても改善しない場合は、本体側の不具合も疑われます。
ANKER製充電器に交換すると改善するのか
現在使用している充電器が低出力の場合、ANKERなど信頼性の高いメーカーのUSB PD対応充電器へ変更することで改善する可能性があります。
ただし、すでに十分な出力の充電器を使用している場合は、充電器を買い替えても症状が変わらないことがあります。
そのため、新しい充電器を購入する前に、別のPD対応充電器やケーブルで動作確認を行うのがおすすめです。
まとめ
iPad Pro 11インチ(第1世代)が充電できない場合、充電器の出力不足、ケーブルの性能不足、USB Type-Cポートの汚れ、本体やバッテリーの故障など複数の原因が考えられます。
まずはUSB PD対応の充電器と高品質なケーブルを使用して確認し、それでも改善しない場合はポートの点検や修理相談を検討しましょう。充電器の買い替えが有効なケースもありますが、本体側に原因がある場合は別の対応が必要になります。


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