Satisfactoryでは、バイオマス発電から石炭発電へ移行するタイミングで電力網が崩壊するケースが少なくありません。特に石炭発電所とウォーターポンプを同時に稼働させる構成では、電力不足や水供給不足が原因で発電所が停止し、結果として全体がブラックアウトすることがあります。この記事では、石炭発電への移行時に発生しやすいトラブルと対処法を解説します。
石炭発電が起動しない代表的な原因
石炭発電所は石炭と水の両方が供給されなければ発電できません。
そのため、発電を開始する前にウォーターポンプへ電力を供給する必要があります。しかし、その電力を石炭発電に依存している場合、ポンプが動かず水が供給されないため発電所も起動できない状態になります。
これはプレイヤーの間で「起動ループ」や「ブラックスタート問題」と呼ばれることがあります。
まず確認したい電力収支
石炭発電所1基は75MWを発電します。
7基であれば理論上は525MWの発電能力があります。
一方でウォーターポンプは1基あたり20MWを消費するため、3基なら60MW必要です。
| 設備 | 数量 | 電力 |
|---|---|---|
| 石炭発電所 | 7基 | 525MW発電 |
| ウォーターポンプ | 3基 | 60MW消費 |
理論上は十分な発電量ですが、水や石炭の供給不足があると実際の発電量は大きく低下します。
最初にやるべきはバイオマス発電の再接続
石炭発電所が停止している場合は、まずバイオマス発電機を復活させるのが近道です。
バイオマス発電機からウォーターポンプへ電力を供給し、水をパイプ内へ満たします。
その後、石炭発電所の内部に十分な水と石炭が溜まった状態で電力網へ接続すると、安定して起動しやすくなります。
石炭発電は「水がある状態」で起動させることが重要です。
水供給量が足りているか確認する
石炭発電所は1基あたり毎分45㎥の水を消費します。
7基の場合は毎分315㎥必要になります。
ウォーターポンプ1基の供給量は毎分120㎥なので、3基で360㎥となり理論上は足ります。
ただし、パイプの高低差や接続ミスがあると実際には必要量が届かない場合があります。
石炭供給ラインも確認する
石炭採掘機やベルトコンベアの供給量不足も発電停止の原因になります。
石炭発電所1基は毎分15個の石炭を消費します。
7基では毎分105個必要になるため、採掘機の純度やベルト速度が不足していないか確認しましょう。
電力網を分離すると安定しやすい
石炭発電設備を立ち上げる際は、工場全体と切り離した独立電力網を作る方法も有効です。
まず石炭発電所とウォーターポンプだけを接続して稼働させ、その後にメイン工場へ接続するとブラックアウトを防ぎやすくなります。
これは中盤以降の燃料発電や原子力発電でも使われる定番テクニックです。
まとめ
Satisfactoryで石炭発電へ移行した際に全体が停電する場合、多くは水供給不足や起動ループが原因です。
まずはバイオマス発電を一時的に復活させてウォーターポンプを稼働させ、水と石炭が十分に供給されているか確認しましょう。そのうえで電力収支、パイプ配管、コンベア供給量を見直せば、多くの場合は安定した石炭発電網を構築できます。


コメント