NZXTのH9 Flow RGBを使用しているにもかかわらず、NZXT CAMのライティング設定画面で「No NZXT Devices」と表示され、RGBライティングを制御できないケースがあります。ケースのファンが光っていてもCAMから認識されないことがあり、初めてNZXT製品を組み立てた人が戸惑いやすいポイントです。この記事では、H9 Flow RGBでCAMがデバイスを認識しない原因と確認すべきポイントを解説します。
H9 Flow RGBだけではCAM制御できない場合がある
まず知っておきたいのは、H9 Flow RGBというケース自体がCAMから直接認識されるわけではないという点です。
CAMが認識するのはNZXT製のRGBコントローラーやファンコントローラー、Krakenシリーズの水冷クーラーなどの対応デバイスです。
そのため、RGBファンが搭載されていても、対応コントローラーが接続されていなければ「No NZXT Devices」と表示されることがあります。
RGBファンの接続先を確認する
H9 Flow RGBに付属するRGBファンが、どこへ接続されているか確認してみましょう。
マザーボードのARGB(5V 3ピン)ヘッダーへ直接接続されている場合、RGB制御はマザーボードメーカーのソフトウェアが担当します。
例えばASUSならAura Sync、MSIならMystic Light、GIGABYTEならRGB Fusion、ASRockならPolychrome RGBを利用します。
この構成ではCAMはライティング制御を行えません。
NZXT RGBコントローラーが接続されているか確認する
CAMで制御するためには、NZXT RGB & Fan ControllerやNZXT Control Hubなどの対応コントローラーが必要です。
コントローラーが搭載されているモデルの場合は、USB 2.0ヘッダーとSATA電源が正しく接続されているか確認しましょう。
USBケーブルが未接続だったり、SATA電源が抜けていたりすると、ファンは動作していてもCAMから認識されません。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| USB 2.0接続 | マザーボードへ接続されているか |
| SATA電源 | 電源ユニットから給電されているか |
| RGBケーブル | NZXTコントローラーへ接続されているか |
| CAM最新版 | 最新バージョンか確認 |
デバイスマネージャーで認識状況を確認する
Windowsのデバイスマネージャーを開き、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」や「USBデバイス」の項目を確認してみましょう。
NZXT USB DeviceやUnknown Deviceが表示されている場合、ドライバーや接続に問題がある可能性があります。
一度CAMをアンインストールして最新版を再インストールすると改善するケースもあります。
マザーボード制御との違いを理解する
近年のPCケースでは、RGBファンが最初からマザーボード同期用として構成されていることがあります。
その場合、CAMではなくマザーボードメーカーのRGBソフトを使用するのが正しい運用方法です。
実際にライティングが変更できるなら、CAMに表示されなくても正常な構成である可能性があります。
[参照] NZXT CAM公式サイト
まとめ
NZXT CAMで「No NZXT Devices」と表示される場合、H9 Flow RGBそのものではなく、RGB制御機器の接続状況が関係しているケースが多くあります。
まずはRGBファンがマザーボード接続なのか、NZXTコントローラー接続なのかを確認しましょう。
もしNZXTコントローラーを使用している場合は、USB 2.0接続やSATA電源、CAMのバージョンを確認することで問題が解決する可能性があります。


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