Canon EOS Kiss M2で星空撮影を楽しんでいると、キットレンズのEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMでは、もっと明るく星を写したいと感じることがあります。特に天の川や星景写真では、レンズのF値が小さいほど多くの光を取り込めるため、暗い場所でも星を鮮明に撮影しやすくなります。この記事では、Canon EOS Kiss M2に合う星空撮影向けレンズの選び方や、おすすめの明るいレンズについて解説します。
星空撮影ではなぜF値の小さいレンズが重要なのか
星空撮影では、夜という暗い環境でできるだけ多くの光をカメラのセンサーへ届ける必要があります。そのため、F値が小さい明るいレンズほど有利になります。
例えば、F4.0のレンズとF1.4のレンズでは、取り込める光の量に大きな差があります。F値が小さいレンズを使うことで、ISO感度を下げてノイズを減らしたり、シャッタースピードを短くして星を点として写しやすくなります。
ただし、星空撮影の場合は必ずしもF1.2が必要というわけではありません。F1.4やF1.8でも十分に美しい星空写真を撮影できます。重要なのは焦点距離、画角、そして撮影スタイルとの相性です。
Canon EOS Kiss M2におすすめの星空撮影レンズ
Canon EOS Kiss M2はEF-Mマウントを採用したAPS-Cミラーレスカメラです。そのため、EF-Mマウント対応レンズや、マウントアダプターを使用したEFレンズを選ぶことになります。
Canon EF-M 22mm F2 STM
星空撮影の入門レンズとして非常におすすめなのがCanon EF-M 22mm F2 STMです。小型軽量で、EOS Kiss M2との相性が非常に良い単焦点レンズです。
F2.0とキットレンズよりかなり明るく、価格も比較的手頃です。焦点距離22mmはAPS-Cでは約35mm相当になり、星空と地上風景を一緒に写す星景写真に向いています。
例えば、キャンプ場や山などで広い夜空を撮影する場合、22mmの自然な広角感を活かして、星だけでなく周囲の景色も含めた写真を撮影できます。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary
より本格的に星空撮影を楽しみたい場合はSIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporaryも有力な選択肢です。
F1.4という非常に明るい開放値を持ち、星空撮影では大きなメリットがあります。16mmという広い画角は、天の川や広大な星空を撮影するのに適しています。
EOS Kiss M2ではマウントアダプターを使用する必要がありますが、明るさと画質を重視する人には満足度の高いレンズです。
Canon EF-M 32mm F1.4 STM
星を大きくきれいに写したい場合はCanon EF-M 32mm F1.4 STMもおすすめです。
F1.4の明るさと高い解像感を持ち、星だけでなく夜景や人物撮影にも使える万能レンズです。APS-Cでは約51mm相当になるため、広い星空よりも星を印象的に撮影したい場合に向いています。
F1.2レンズを選ぶ時に注意したいポイント
F1.2という非常に明るいレンズは魅力的ですが、Canon EOS Kiss M2用として考える場合、選択肢は限られます。また、F1.2クラスのレンズは大型で高価になる傾向があります。
星空撮影では、開放F1.2で撮影すると画面の端の星が少し流れたり、収差が出たりする場合があります。そのため、実際にはF1.4やF1.8程度まで絞って使うケースも多くあります。
例えばF1.4のレンズをF2.0程度で使用すると、画質を保ちながら十分な明るさを確保できます。価格や携帯性まで考えると、F1.4クラスのレンズは非常にバランスが良い選択です。
星空撮影でレンズ以外に準備したいもの
きれいな星空写真を撮影するには、明るいレンズだけではなく撮影環境やアクセサリーも重要です。
まず用意したいのが三脚です。星空撮影では数秒から数十秒の長時間露光を行うため、手持ち撮影ではブレてしまいます。
また、ピント合わせも重要です。オートフォーカスでは暗い星にピントを合わせにくいため、明るい星や遠くの光を利用してマニュアルフォーカスで調整すると、よりシャープな星空写真になります。
EOS Kiss M2で星空撮影を始めるならどのレンズがおすすめか
初めて星空撮影用レンズを購入するなら、価格と性能のバランスが良いCanon EF-M 22mm F2 STMがおすすめです。小型で持ち運びやすく、EOS Kiss M2との組み合わせでも扱いやすいです。
より本格的に天の川や満天の星を撮影したい場合は、SIGMA 16mm F1.4のようなF1.4クラスの広角レンズが向いています。
一方で、星空だけでなく夜景や人物撮影など幅広く使いたい場合は、Canon EF-M 32mm F1.4 STMのような標準単焦点レンズも魅力的です。
まとめ
Canon EOS Kiss M2で星空をきれいに撮影するには、キットレンズより明るい単焦点レンズへ交換することで大きく撮影の幅が広がります。
F1.2レンズは確かに魅力的ですが、星空撮影ではF1.4やF2.0でも十分な効果があります。予算や持ち運びやすさを考えると、明るい広角単焦点レンズを選ぶ方が満足度が高い場合が多いです。
まずは明るいレンズと三脚を用意して、月や星座、天の川などを撮影しながら、自分の撮りたい写真に合わせて次のレンズを選んでいくのがおすすめです。


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