Nikon D7500で星空や天の川を撮影する場合、明るい単焦点レンズは非常に相性の良い選択肢です。特にF1.8クラスのレンズは少ない光を多く取り込めるため、星の数を多く写したい夜の撮影で力を発揮します。
35mm単焦点と50mm単焦点はどちらも高性能ですが、画角の違いによって得意な撮影シーンが変わります。旅行先で広大な星空を撮りたい場合にどちらが向いているのか、それぞれの特徴を比較しながら解説します。
Nikon D7500で星空撮影をするときに重要なレンズ性能
星空撮影では、レンズの明るさを表すF値が重要になります。F値が小さいほど多くの光を取り込めるため、シャッタースピードを短くでき、星を点として写しやすくなります。
例えばF3.5程度の一般的なズームレンズでは、暗い場所で星を撮影するとISO感度を高くする必要があり、写真にノイズが出やすくなります。一方でF1.8の単焦点レンズなら、より低いISO感度や短い露光時間で撮影できます。
また、星空撮影では画角も重要です。天の川全体や広い空を入れたい場合は広角寄りのレンズが有利で、星を大きく印象的に撮影したい場合は少し望遠寄りのレンズが向いています。
Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gの特徴
Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gは、D7500のようなAPS-Cサイズのカメラ向けに設計された単焦点レンズです。D7500に装着すると35mm判換算で約52.5mm相当の画角になります。
標準レンズに近い自然な画角で、風景だけでなく旅行中の街並みや料理、人の撮影など幅広く使いやすいのが特徴です。
星空撮影では、50mm相当の画角になるため、広い空を大きく取り込むというより、天の川の一部分を印象的に撮影したい場合に向いています。地上の景色と星空をバランスよく入れる構図にも使いやすいレンズです。
Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.8Gの特徴
Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.8Gはフルサイズ対応の単焦点レンズで、D7500でも使用できます。D7500では35mm判換算で約75mm相当の画角になります。
35mmレンズよりも画角が狭くなるため、星空全体を広く写す用途には向きません。しかし、星や月、遠くの景色などを切り取る撮影では大きなメリットがあります。
例えば、天の川の中心部分を強調したり、山や建物を前景に入れて星空を主役にした写真を撮ったりする場合には、50mmの圧縮感が効果的です。
天の川撮影なら35mmと50mmどちらがおすすめか
福井県の六呂師高原のような暗い場所で、広い星空や天の川を撮影したい場合は、基本的には35mm F1.8Gのほうが使いやすいです。
理由は、APS-CのD7500では35mmでも標準画角になるため、星空と地上風景を一緒に写し込みやすいからです。旅行先で初めて訪れる場所では、広い範囲を撮影できるレンズのほうが構図を作りやすくなります。
例えば、高原の草原、山のシルエット、木々と天の川を一枚に収めたい場合は35mmのほうが自然な仕上がりになります。
一方で、天の川の一部を大きく写したい、星を主役にした迫力ある写真を撮りたい場合は50mmも選択肢になります。ただし、撮影できる範囲が狭くなるため、初心者には少し難しく感じる可能性があります。
星空撮影で35mm単焦点を使う場合の撮影設定例
Nikon D7500と35mm F1.8Gで星空を撮影する場合、まずはマニュアルモードに設定し、F値は開放付近のF1.8からF2.2程度がおすすめです。
シャッタースピードは15秒から20秒程度を目安にし、ISO感度は1600から6400程度で試しながら調整します。三脚を使用し、手ブレ補正がある場合はオフにすると安定した撮影ができます。
実際の撮影では、同じ場所でも月明かりや天候によって設定が変わります。何枚か撮影して、星の明るさやノイズ量を確認しながら調整することが大切です。
旅行で星空撮影をするなら考えたいポイント
旅行先で使うレンズを選ぶ場合、星空だけでなく昼間の撮影にも使えるかを考えると失敗しにくくなります。
35mm F1.8Gは軽量で持ち運びやすく、昼間の風景撮影やスナップ撮影にも向いているため、旅行用レンズとして非常に便利です。
一方で50mm F1.8Gはボケを活かした人物撮影や、被写体を強調する撮影では魅力があります。星空以外の用途がポートレート中心なら選ぶ価値があります。
まとめ:Nikon D7500の星空撮影には35mm F1.8Gが使いやすい
Nikon D7500で六呂師高原のような場所で天の川や星空を撮影するなら、初めての一本としては35mm F1.8Gのほうがおすすめです。
D7500では標準レンズに近い画角になり、広い星空と地上風景を組み合わせた写真を撮りやすいため、旅行撮影との相性も優れています。
50mm F1.8Gは星を大きく切り取る表現には向いていますが、星空全体を楽しむ撮影では画角の広い35mmのほうが扱いやすいでしょう。天の川撮影を目的にするなら、まずは35mm F1.8Gから試すと満足度の高い写真を撮影しやすくなります。


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