コピー機のADF(自動原稿送り装置)を使って両面コピーや両面印刷をするとき、原稿にB5用紙をセットしたのにA4サイズで出力されてしまうトラブルがあります。画面上でB5や自動設定を選択しているにもかかわらず違うサイズになる場合、いくつかの原因が考えられます。
この記事では、ADF使用時に用紙サイズが正しく認識されない理由や、B5で出力するための確認ポイント、設定方法について詳しく解説します。
ADFでB5がA4として印刷される主な原因
ADFにセットした原稿サイズと、コピー機が認識している原稿サイズが一致していない場合、設定した用紙サイズとは異なるサイズで印刷されることがあります。
特に多い原因は、ADFの用紙ガイドがB5サイズに正しく合わせられていないケースです。原稿が少しずれていたり、ガイドとの間に隙間があると、コピー機が原稿サイズを正確に判断できない場合があります。
例えばB5の原稿をADFに置いた際、左右のガイドがA4の位置になったままだと、機械側がA4原稿として処理し、A4用紙へ拡大またはそのまま出力することがあります。
コピー機本体の用紙設定を確認する
コピー機には「原稿サイズ」と「出力用紙サイズ」という2つの設定があります。この2つは別々に管理されているため、原稿をB5に設定していても、出力側がA4になっているとA4で印刷されます。
操作パネルでは以下の項目を確認してください。
- 原稿サイズがB5になっているか
- 用紙選択がB5トレイになっているか
- 倍率設定が100%になっているか
- 自動拡大・自動用紙選択が有効になっていないか
「自動」という設定は便利ですが、コピー機が最適と判断した用紙を選択するため、意図せずA4が選ばれることがあります。B5で出したい場合は、手動でB5を指定する方が確実です。
両面コピー時にサイズが変わる場合の注意点
片面コピーでは正常なのに、両面コピーや両面印刷にするとサイズが変わる場合は、両面設定による倍率変更が影響している可能性があります。
コピー機によっては、両面コピー時に「用紙に合わせる」「自動倍率」などの補正機能が働くことがあります。この機能が有効だと、B5原稿をA4用紙へ合わせる処理が行われる場合があります。
例えばB5サイズの資料を両面コピーする際に、出力用紙としてA4トレイが優先される設定になっていると、コピー機はB5をA4へ拡大して印刷することがあります。
ADFではなく原稿台ガラスで確認する
原因を切り分けるため、一度ADFではなくコピー機の原稿台ガラスを使用してコピーしてみる方法もあります。
原稿台ガラスでB5として正常にコピーできる場合、コピー機本体の設定ではなくADFのサイズ検知や用紙ガイドの問題である可能性が高くなります。
反対に原稿台でもA4になる場合は、用紙設定や倍率設定などコピー機側の設定を見直す必要があります。
パソコンから印刷している場合の確認ポイント
コピー機単体ではなく、パソコンから印刷している場合はプリンタードライバー側の設定も確認が必要です。
アプリケーション側で用紙サイズがA4になっていると、コピー機本体でB5を選択してもA4で処理されることがあります。
印刷画面で以下の項目を確認すると改善する場合があります。
- 原稿サイズをB5に設定する
- 出力用紙サイズをB5に設定する
- 拡大縮小印刷をオフにする
- 用紙サイズに合わせる設定を解除する
まとめ
ADFでB5の原稿をセットしたのにA4で印刷される場合、主な原因は原稿サイズの誤認識、出力用紙設定、自動倍率設定などです。
まずはADFの用紙ガイドをB5位置に合わせ、操作パネルで原稿サイズと出力用紙サイズの両方を確認してください。「自動」設定ではコピー機がA4を選択することがあるため、B5を手動指定すると改善しやすくなります。
それでも解決しない場合は、原稿台ガラスでのコピーやプリンタードライバー設定を確認することで、原因を切り分けることができます。


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