HUION Kamvas 13を使ってCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)で作業していると、タブレットのように指でキャンバスを拡大したり回転したりしたいのに反応しないことがあります。環境設定で「指でツールを使用」にチェックを入れていても動作しない場合、複数の設定を確認する必要があります。
この記事では、Kamvas 13でクリスタのタッチ操作が利用できない場合に考えられる原因や、指ジェスチャーを有効にするための設定、Windows側の確認ポイントについて解説します。
HUION Kamvas 13で指操作ができる条件を確認する
まず確認したいのは、HUION Kamvas 13自体がタッチ操作に対応しているモデルかどうかです。Kamvasシリーズにはペン入力専用モデルと、タッチ操作に対応したモデルがあります。
ペン入力専用のKamvas 13の場合、画面に指を置いても拡大や回転などのマルチタッチ操作はできません。クリスタ側の設定を変更しても、液晶タブレット本体がタッチ入力に対応していなければ動作しません。
そのため、まずは使用しているKamvas 13がタッチ対応モデルなのか、製品仕様を確認することが重要です。
クリスタ側のタッチ操作設定を確認する
Kamvas側がタッチ操作に対応している場合は、CLIP STUDIO PAINT側の設定を確認します。
クリスタでは以下の設定を確認してください。
- 「ファイル」から「環境設定」を開く
- 「タッチジェスチャー」を選択する
- 指でツールを使用する設定が有効になっているか確認する
- キャンバス操作のジェスチャー設定を確認する
ただし、「指でツールを使用」にチェックを入れると、指操作がキャンバス操作ではなくブラシや消しゴムなどのツール操作になる場合があります。
例えば、2本指で拡大・回転したい場合は、タッチジェスチャー設定が有効になっている必要があります。
Windows側のタッチ設定を確認する
Windows環境でKamvas 13を使用している場合、OS側のタッチ操作設定が原因で反応しないことがあります。
Windowsの設定から「Bluetoothとデバイス」や「ペンとWindows Ink」の項目を確認し、タッチ入力が無効になっていないか確認してください。
また、複数の入力デバイスが接続されている場合、Windowsが別のデバイスを優先して認識しているケースもあります。
例えば、液晶タブレット以外にペンタブレットやタッチモニターを接続している場合、一度不要なデバイスを外して確認すると原因を切り分けやすくなります。
HUIONドライバーの設定を確認する
HUIONのドライバー設定もタッチ操作に影響する場合があります。ドライバーが古い場合や設定が正常に反映されていない場合、入力がうまく動作しないことがあります。
確認するポイントは以下の通りです。
- HUIONドライバーが最新版か確認する
- ドライバーを一度終了して再起動する
- USB接続を抜き差しして再認識させる
- パソコンを再起動する
特にWindowsアップデート後は、以前使えていた機能が動作しなくなることもあるため、ドライバーの再インストールが有効な場合があります。
クリスタのキャンバス操作で使えるジェスチャー
クリスタではタッチ対応環境で以下のような操作が利用できます。
| 操作 | 動作 |
|---|---|
| 2本指で広げる | キャンバス拡大 |
| 2本指でつまむ | キャンバス縮小 |
| 2本指で回転 | キャンバス回転 |
| 2本指で移動 | キャンバス移動 |
普段iPadなどでクリスタを使っている場合、これらの操作をKamvas 13でも利用したいと考える人は多いですが、すべての液晶タブレットで同じ操作ができるわけではありません。
タッチ対応していないモデルでは、ペン操作やキーボードショートカットを使って同じ作業を行う必要があります。
それでも指操作できない場合の対処方法
設定をすべて確認しても改善しない場合は、以下の順番で確認すると原因を特定しやすくなります。
- Kamvas 13がタッチ対応モデルか確認する
- HUIONドライバーを最新版に更新する
- クリスタを最新版に更新する
- 別のUSBポートで接続する
- パソコンを再起動する
また、クリスタの設定だけではなく、使用しているOSや接続環境によって動作が変わる場合があります。
例えば、iPad版クリスタでは指操作が標準的に利用できますが、Windows+液晶タブレット環境では、対応機器かどうかが大きく影響します。
まとめ
HUION Kamvas 13でクリスタの指による拡大や回転操作ができない場合、まず確認すべきなのはタブレット本体がタッチ操作に対応しているかどうかです。
タッチ対応モデルであれば、クリスタのタッチジェスチャー設定、Windows設定、HUIONドライバーを確認することで改善できる可能性があります。
一方で、ペン入力専用モデルの場合は設定を変更しても指操作は利用できません。使用しているKamvas 13の仕様を確認したうえで、必要に応じてキーボード操作やショートカットを活用すると快適に作業できます。

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