Galaxy S5(SC-04F)へLineageOSなどのカスタムROMを導入する場合、まず必要になるのがカスタムリカバリであるTWRPの起動です。しかし、OdinでTWRPを書き込めたにもかかわらず、通常のリカバリーモードが起動してしまうケースがあります。
この記事では、Galaxy S5(SC-04F)でTWRPが起動しない場合に考えられる原因や、正しくTWRPを立ち上げるための確認ポイントについて解説します。
Galaxy S5でTWRPを書き込んでも起動しない主な原因
OdinによるTWRPの書き込みが成功している場合でも、Samsung端末では初回起動時の動作によって純正リカバリが復元されることがあります。
Galaxy S5シリーズでは、TWRPを焼いた後に通常の手順で起動すると、Android標準のリカバリが復元されてしまう場合があります。そのため、書き込み後の起動方法が重要になります。
例えば、Odin画面でPASSと表示されても、その直後に通常起動してしまうとTWRPが有効にならず、純正リカバリ画面が表示されることがあります。
OdinでTWRPを導入するときの基本的な流れ
Galaxy S5(SC-04F)へTWRPを導入する場合、一般的には以下のような流れになります。
- 必要なTWRPファイルを準備する
- Galaxy S5をDownload Modeで起動する
- OdinのAP欄へTWRPファイルを設定する
- 自動再起動設定を変更して書き込む
- 書き込み完了後すぐにリカバリモードへ入る
特に重要なのは、Odin終了後に自動的に再起動させないことです。自動再起動すると純正リカバリが復元される可能性があります。
TWRPを確実に起動するためのボタン操作
Galaxy S5でTWRPを起動する場合は、電源ボタン、ホームボタン、音量上ボタンを同時に押してリカバリーモードへ入ります。
ただし、Odinで書き込んだ直後はタイミングが重要です。書き込み完了後に電源が切れた状態から、すぐに音量上+ホーム+電源ボタンを押し続ける必要があります。
一瞬「コマンドがありません」のような表示が出る場合は、純正Androidリカバリが起動している状態です。これはTWRPではなく、Samsung標準リカバリが動作している可能性が高いです。
TWRPのバージョンやファイル選択を確認する
Galaxy S5には複数のモデルが存在するため、対応していないTWRPを使用すると正常に起動できません。
SC-04Fは日本向けGalaxy S5ですが、海外モデルとは内部構成が異なる場合があります。TWRPをダウンロードするときは、端末のモデル番号や対応機種名を必ず確認することが大切です。
例えば、Galaxy S5でもklte、kltekdiなど複数のバリエーションがあり、間違ったイメージを書き込むと起動できない原因になります。
起動できない場合に確認したい追加ポイント
TWRPが起動しない場合は、以下の点も確認すると原因を特定しやすくなります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| Odinの設定 | AP欄に正しいTWRPファイルを指定しているか確認する |
| 自動再起動 | 書き込み後すぐリカバリへ入る設定になっているか確認する |
| 端末モデル | SC-04Fに対応したファイルか確認する |
| ボタン操作 | 起動直後からリカバリキーを押し続ける |
また、古いSamsung端末ではブートローダーやセキュリティ機能の影響で、カスタムリカバリ導入に追加作業が必要になる場合もあります。
作業前には必ず端末内のデータをバックアップしてください。カスタムROM導入作業では初期化が必要になるケースがあります。
LineageOS導入前にTWRP起動を確認する重要性
LineageOSを導入する場合、TWRPはROMやGAppsなどのファイルをインストールするための重要な環境になります。
TWRPが正常に起動できていない状態でROM導入を進めると、起動不能やデータ消失につながる可能性があります。
まずはLineageOSの導入より先に、TWRPが単独で起動できる状態を作ることが安全な手順です。
まとめ
Galaxy S5(SC-04F)でOdinによるTWRP書き込みが成功しても、純正リカバリが起動してしまう場合は、書き込み後の再起動方法やTWRPファイルの対応状況が原因であることが多いです。
特にSamsung端末では、自動再起動を避けて書き込み直後にリカバリーモードへ入ることが重要です。
LineageOSを安全に導入するためにも、まずは対応したTWRPを正しく起動できる状態にしてから次の作業へ進むようにしましょう。


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