スマートフォンの故障や機種変更をきっかけにモバイルPASMOへログインしようとして、PASMOパスワードが分からなくなることがあります。普段Face IDなどの生体認証を利用していると、数年前に設定したパスワードを覚えていないケースも珍しくありません。
さらに、結婚などによる姓の変更や引っ越しによる住所変更があると、パスワード再設定時の本人情報をどの内容で登録していたのか分からなくなることがあります。しかし、通常の再設定ができないからといって、すぐに現在のモバイルPASMOを諦めて新規発行するのはおすすめできません。公式にはパスワード再設定やサポートへの相談手段が用意されています。
モバイルPASMOのパスワードを忘れた場合は再設定できる
モバイルPASMOでは、PASMOパスワードを忘れた利用者向けにパスワード再設定手続きが用意されています。モバイルPASMOアプリまたは会員メニューサイトから申し込み、登録しているメールアドレスへ届く案内に従って新しいパスワードを設定する仕組みです。
基本的には、アプリのログイン画面にある「パスワードを忘れた方」から手続きを開始し、登録メールアドレスを入力します。その後、届いたメールからアプリを起動し、本人情報を入力して新しいパスワードを設定します。
詳しい操作方法はモバイルPASMO公式サイトのパスワードを忘れてしまった場合の案内[参照]で確認できます。
登録した姓・住所などが分からない場合はどうする?
パスワード再設定では本人確認のため、モバイルPASMOへ登録した情報の入力が必要になる場合があります。公式案内でも、登録情報を忘れて正しい情報を入力できない場合、通常の方法ではパスワードを再設定できないとされています。
例えば、モバイルPASMOを登録した当時から結婚などで姓が変わったり、複数回引っ越したりしていると、「現在の情報」ではなく「PASMOに登録されている情報」と一致させる必要があるため、手続きが進まない可能性があります。
だからといって、思いつく情報を延々と入力するのは避けたほうがよいでしょう。パスワード入力を複数回間違えてロックされた場合についても、公式には専用のサポート手段が用意されています。
通常のパスワード再設定ができない場合は専用フォームやサポートを利用する
モバイルPASMO公式サイトでは、パスワードを何度も間違えてロックされた場合や、登録メールアドレスを忘れた場合、登録したメールアドレスが現在利用できない場合などに、「PASMOパスワード再設定」専用フォームから申請するよう案内しています。
登録した情報に自信がなく通常の再設定が進まない場合も、自分だけで判断してPASMOを削除したり新しく発行したりする前に、モバイルPASMOサポートセンターへ相談するのが安全です。公式サイトには自動対応と有人対応のサポートが用意されており、有人対応の提供時間は原則9:00~18:00と案内されています。
姓や住所が変わっている場合には、「登録した当時の姓や住所が分からない」「端末が故障して機種変更した」「PASMOパスワードも分からない」と状況を整理して伝えると相談しやすくなります。
スマホ故障後でもモバイルPASMOを再発行できる場合がある
端末故障によって以前のスマートフォンを操作できない場合でも、会員登録済みのモバイルPASMOについては再発行の仕組みがあります。公式案内によると、再発行登録によってPASMO情報をサーバーへ退避し、対応する新しい端末へ再設定することで引き続き利用できます。
再発行では定期券やSF(電子マネー)残額を引き継げる仕組みがあり、モバイルPASMOの再発行手数料はかかりません。ただし、利用していた端末と新しい端末の組み合わせによって手続きが異なるため注意が必要です。
特にAndroid版モバイルPASMOでは、Android端末で再発行したPASMOは対応するAndroid端末等での受け取りとなるなど条件があります。端末故障時の詳しい手順はモバイルPASMO公式「スマートフォンの紛失・故障」[参照]で確認してください。
機種変更前の操作ができなかった場合も対処方法がある
通常、Android版モバイルPASMOで機種変更するときは、旧端末からPASMO情報をセンターサーバーへ移す操作を行ってから新端末で受け取ります。しかし、突然スマートフォンが故障した場合は、この操作ができないことがあります。
公式サイトでは、スマートフォンを変更した後に機種変更手続きをしていなかったことに気付いた場合、公式サイトまたはモバイルPASMOサポートセンターで再発行手続きを行うよう案内されています。
そのため、「旧端末が壊れた=PASMOや定期券を失う」とは限りません。詳しくはモバイルPASMO公式の機種変更案内[参照]を確認するとよいでしょう。
定期券を購入したい場合は先にアカウント復旧を進める
モバイルPASMOでは定期券を購入できますが、既存のモバイルPASMOに定期券を追加したいのであれば、まず現在のアカウントやPASMOを正常に利用できる状態へ戻すことを優先しましょう。
ログインできないからといって、急いで別のモバイルPASMOを新規発行すると、既存PASMOの残額や定期券などとの関係が分かりにくくなる可能性があります。既存PASMOの復旧可否をサポートへ確認してから次の手続きを決めるほうが安全です。
なお、モバイルPASMOの定期券購入にはサービス提供時間があります。購入予定日が迫っている場合は、復旧手続きを早めに開始しておくと安心です。
復旧できたら会員情報も最新の状態へ変更する
ログインできるようになったら、今後同じ問題が起こらないよう会員情報を確認しておきましょう。モバイルPASMO公式では、登録した会員情報に変更や誤りがある場合、速やかに変更手続きを行うよう案内しています。
郵便番号、電話番号、秘密の質問など一部の情報はアプリから変更できます。その他の項目については所定の申請フォームを利用する場合があります。
機種変更や引っ越し、結婚など生活環境が変わったタイミングで登録情報を更新しておけば、将来パスワードを忘れたときの本人確認もスムーズになります。詳細はモバイルPASMO公式の会員情報変更案内[参照]を確認してください。
まとめ
モバイルPASMOのパスワードを忘れても、まずはアプリまたは会員メニューサイトからパスワード再設定を試すことができます。一方、登録当時の本人情報が分からず正しい情報を入力できない場合は、通常の再設定だけでは解決できないことがあります。
その場合でも、パスワード再設定専用フォームやモバイルPASMOサポートセンターという相談先があります。また、スマートフォンが故障して旧端末を操作できなくても、会員登録済みのモバイルPASMOなら再発行できる場合があります。
大切なのは、ログインできない段階で既存PASMOを安易に削除したり、新しいPASMOを発行したりせず、まず公式の復旧手続きを確認することです。復旧後は姓・住所・電話番号などの会員情報を最新の状態にしておくと、次回の機種変更やパスワード紛失時にも対応しやすくなります。


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