Canon TS3530のプリンターで「紙が詰まりました。とりのぞいてください。」というエラーが表示されるものの、実際には紙が詰まっていないというトラブルが発生することがあります。このような場合、無理に紙を探して引っ張るのではなく、センサーや給紙部分など別の原因を確認することが大切です。
紙詰まりエラーは、紙の取り残しだけでなく、小さな紙片、内部の汚れ、給紙ローラーの状態、センサーの誤検知などでも発生します。この記事では、Canon TS3530で紙がないのに紙詰まり表示が出る場合の原因と具体的な解決方法を紹介します。
紙がないのにCanon TS3530で紙詰まりになる主な原因
プリンターは内部にある紙検知センサーによって、用紙が正常に通過しているか確認しています。そのため、実際に紙が見えていなくてもセンサーが異常を検知すると紙詰まりエラーが表示されます。
特に数年前から使用しているプリンターでは、給紙部分にホコリが溜まったり、ローラーが劣化したりすることで紙の動きを正常に検知できなくなる場合があります。
また、以前紙詰まりが起きた際に小さな紙片が内部に残っているケースもあります。目視では確認できない小さな紙でも、センサーが反応してエラーが解除されないことがあります。
まず試したいCanon TS3530の電源リセット方法
エラーが一時的な誤認識の場合、プリンターの電源リセットで改善することがあります。
以下の手順を試してください。
- プリンターの電源を切る
- コンセントから電源コードを抜く
- 5分程度そのまま待つ
- 再度電源コードを接続して電源を入れる
単純な再起動では内部状態がリセットされない場合があります。そのため、電源コードを抜いて完全に電源を遮断することがポイントです。
プリンター内部に紙片が残っていないか確認する
紙詰まりエラーが続く場合は、プリンター内部を確認します。ただし、無理に部品を動かしたり、強く引っ張ったりすると故障につながるため注意してください。
確認する場所は、給紙トレイ周辺、インクカートリッジが動く内部部分、背面側の用紙経路です。ライトなどで照らすと、小さな紙片や異物を見つけやすくなります。
例えば、紙を取り除いたつもりでも、数ミリ程度の紙の切れ端がローラー付近に残っているだけでエラーが継続することがあります。
給紙ローラーの汚れを掃除する
紙詰まりではなく、給紙ローラーの汚れが原因で用紙が正常に送られない場合があります。ローラーが滑ると、プリンターは紙が途中で止まったと判断することがあります。
柔らかい布やプリンター用クリーニング用品を使って、見える範囲のローラー部分を優しく清掃してください。水分を多く含ませたり、強くこすったりするのは避けましょう。
長期間使用している場合、紙の粉やホコリがローラーに付着していることがあります。定期的な清掃によって給紙トラブルを防ぐことができます。
用紙設定やセット方法も確認する
紙詰まりエラーは、用紙のセット状態が原因で発生することもあります。用紙が多すぎる、サイズが合っていない、ガイドが緩すぎる場合などは正常に給紙できません。
用紙を一度すべて取り出し、枚数を減らしてセットし直してください。また、用紙ガイドが紙の端に軽く触れる程度に調整することも重要です。
例えば、A4用紙を大量にセットした状態で湿気を含んだ紙を使用すると、複数枚が同時に送られて紙詰まりと判断される場合があります。
リセットしても直らない場合はセンサー故障の可能性
電源リセット、内部確認、清掃を行ってもエラーが消えない場合は、紙検知センサーや内部機構の不具合が考えられます。
特に、紙が全く入っていない状態でも同じエラーが出続ける場合は、センサーが正常な状態を認識できていない可能性があります。
購入から2〜3年程度であれば修理や点検を検討する価値があります。ただし、エントリー向けプリンターの場合は修理費用と新品購入費用を比較して判断するとよいでしょう。
Canon TS3530の紙詰まりエラーを防ぐポイント
今後同じトラブルを防ぐためには、プリンターを清潔な環境で使用し、定期的に給紙部分を確認することが大切です。
用紙は湿気の少ない場所で保管し、折れたり反ったりした紙は使用しないようにしましょう。また、印刷後に内部へ紙片が残っていないか確認する習慣も効果的です。
プリンターは精密機器なので、日頃のメンテナンスによって給紙エラーの発生頻度を減らすことができます。
まとめ
Canon TS3530で「紙が詰まりました」という表示が出ても、実際に紙が詰まっているとは限りません。原因としては、紙片の残留、給紙ローラーの汚れ、センサーの誤検知などが考えられます。
まずは電源コードを抜いた完全なリセット、内部の確認、給紙部分の清掃、用紙のセット確認を順番に試してみましょう。
それでも改善しない場合は、センサーや内部部品の故障の可能性があります。無理に分解せず、メーカーサポートや修理相談を利用することで、プリンターを安全に復旧できる可能性があります。

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