Canon TS3730を使用していて、印刷を開始すると用紙を少し吸い込んだ後にエラーE3が表示され、印刷できなくなるトラブルがあります。突然発生すると故障したと思ってしまいますが、給紙部分の確認や簡単なメンテナンスで改善する場合があります。
この記事では、Canon TS3730のエラーE3が表示される原因、紙詰まりが見つからない場合の確認ポイント、給紙ローラー周辺の対処方法について詳しく解説します。
Canon TS3730のエラーE3とはどんな状態なのか
Canon TS3730で表示されるエラーE3は、主に用紙が正常に給紙できない場合に発生するエラーです。プリンターが紙を送ろうとしているものの、途中で止まったり、紙送りが正常に行われなかったりすると表示されます。
見た目では紙詰まりがない場合でも、給紙ローラーの汚れや摩耗、用紙のセット状態、内部部品の位置ずれなどが原因になることがあります。
例えば、用紙が5cmほど進んだところで止まる場合は、給紙開始までは正常ですが、その後の紙送り動作に問題が発生している可能性があります。
まず確認したい紙詰まりと異物のチェック方法
最初に確認したいのは、プリンター内部に小さな紙片や異物が残っていないかです。目立つ大きな紙詰まりだけでなく、破れた紙の一部がローラー付近に残っているだけでも給紙エラーの原因になります。
確認するときは、電源を切って電源コードを抜いた状態で、給紙口や排紙部分、内部の見える範囲をゆっくり確認します。
例えば、以前紙詰まりを起こしたことがある場合、数ミリ程度の紙片がローラーに引っかかっているだけでも正常に給紙できなくなることがあります。
給紙ローラーの汚れや滑りを改善する方法
給紙ローラーは紙を送り出す重要な部品ですが、長期間使用すると紙の粉やホコリが付着し、摩擦力が低下することがあります。その結果、ローラーが回転していても紙をうまく送れなくなる場合があります。
給紙ローラーのクリーニング機能を実行しても改善しない場合は、ローラー部分を目視で確認してみましょう。汚れている場合は、柔らかい布などで軽く清掃します。
ただし、ローラーを強くこすったり、無理に回転させたりすると部品を傷める可能性があるため注意が必要です。
用紙のセット方法や種類も確認する
給紙エラーはプリンター本体だけでなく、用紙側が原因になることもあります。紙が湿っていたり、枚数が多すぎたり、サイズ設定と実際の用紙が違ったりすると正常に送れない場合があります。
確認するポイントは以下の通りです。
- 対応している用紙サイズを使用しているか
- 用紙を入れすぎていないか
- 紙が反っていないか
- 用紙ガイドが適切な位置になっているか
例えば、用紙の端が少し曲がっているだけでも、ローラーが紙をまっすぐ送れず途中で停止することがあります。
給紙ローラーの位置ずれが疑われる場合
給紙トレイを確認した際にローラーがずれているように見える場合、紙送り機構の位置ずれが原因になっている可能性があります。
ただし、プリンター内部のローラーは機種によって多少動く構造になっているものもあり、見た目だけで異常と判断するのは難しい場合があります。
無理にローラーを押したり動かしたりすると、部品が破損して修理が必要になる可能性があります。そのため、明らかな外れや破損がない場合は、まず清掃や用紙確認など安全な対処から試すことがおすすめです。
パソコンやプリンターの再設定で改善することはあるのか
エラーE3は基本的には給紙関連のエラーですが、一時的な制御エラーで発生する場合もあります。その場合はプリンターの電源リセットで改善することがあります。
手順としては、プリンターの電源を切り、電源コードを抜いて数分待ってから再接続します。その後、再度電源を入れて印刷を試します。
また、複数の印刷ジョブが残っている場合は、パソコンやスマホ側の印刷待ちデータを削除してから試すことも有効です。
修理を検討する前に試したい最終チェック
購入から1年半程度であれば、使用頻度によってはまだ十分使える時期です。そのため、すぐに買い替えや修理を決める前に、以下の確認を行うとよいでしょう。
- 別の新品用紙で試す
- 給紙ローラー周辺を再確認する
- 電源リセットを行う
- プリンター設定からメンテナンスを実行する
これらを試しても毎回同じ位置で停止する場合は、給紙ローラーの摩耗や内部機構の故障が考えられます。その場合はメーカー修理や買い替えの検討が必要になります。
まとめ
Canon TS3730でエラーE3が表示され、用紙が少しだけ吸い込まれて止まる場合は、給紙部分に原因がある可能性が高いです。
紙詰まりが見つからなくても、給紙ローラーの汚れ、用紙の状態、内部の小さな異物などが原因になることがあります。まずは安全に確認できる範囲で清掃や用紙の交換を試してみましょう。
ローラーの位置ずれや内部部品の破損が疑われる場合は、無理に分解せず修理相談を利用することで、プリンターを長く使える可能性があります。


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